こんにちは! アイムデジタルラボの採用広報担当です。今回は、DX推進の役割で働いている社員2名へのインタビューです。アイムデジタルラボへ入社を決めた理由や現在の仕事内容、仕事のやりがいなどについて、話を聞きました。ぜひ最後までご覧ください!
大企業で歴史があるからこそ可能性がある
ーー まずは、お二人の自己紹介や転職理由、アイムデジタルラボに入社を決めた理由について教えてください
岡:新卒で商社に入社し、1年目は国内で国際貿易に携わり、2~4年目はメキシコで駐在を経験しました。影響力が大きい仕事にやりがいを感じていたものの、次第にアナログな社風に違和感を覚えるようになったんです。同時に今後はEC業界が更に盛り上がると感じていたので、商社で培った物流の知識や語学力を活かして、楽天に転職しました。その後、楽天で出会った人が立ち上げたベンチャー企業へ参画し、PMやECサイトの構築、ディレクション業務に従事。そこから、新たなサービスを立ち上げて独立したものの、会社の規模が大きくないと難しい局面に多々出会いました。そんな時に、エージェントからアイムデジタルラボの紹介を受けたんです。
アイムデジタルラボに入社を決めたのは、三越伊勢丹が持っている資産の大きさです。1人でやっている楽しさもありますが、アイムデジタルラボなら大企業のリソースを活かした新サービスの立ち上げができそうだと思いました。また、三越伊勢丹には単純な小売業という以上の企業ブランドがあり、そこに可能性を感じました。
長峯:幼少の頃から洋服が好きで、高校卒業後はアパレル販売員としてキャリアをスタートし、マネージャー、バイヤーへとステップアップしました。30代に入り、ファッション業界に特化したECシステムや写真撮影、WEB制作、倉庫管理システムなどアパレル事業を一括で支援する企業へ転職し、更にスキルを磨きました。
アイムデジタルラボのサイトで見かけた「小売りには、もっと可能性がある」というメッセージに強く共感したのが、転職を考えたきっかけです。三越伊勢丹の実店舗とオンラインを同時並行で利用できる買い物体験をはじめ、新しいサービスに取り組める点に魅力を感じました。また当時は、「百貨店業界は、今後厳しいのではないか?」という声が飛び交っていましたが、「そんなことはない、世間の声を変えたい」という反骨精神から、あえて逆境と言われる百貨店業界に飛び込みました。
ーー 現在、お二人はどのような業務に取り組んでいますか?
岡:オペレーション改善やDX推進の要件定義から、実際にサービスが動くまでの実装をワンストップで担当しています。例えば、ギフト領域で働くグループ会社の社員と二人三脚で、デジタルを駆使しながら、バックオペレーション改革を行っています。また、新規サービスの立ち上げにあたり、プロトタイピングや実証実験をサポートしたり、情報システム部とグループ会社の店舗運営部と共同して、DX推進に必要な上位レイヤーの整理も担当したりしています。
長峯:三越伊勢丹が運営しているデジタルベースの撮影スタジオ「ISETAN STUDIO」で、BtoB向けに撮影サービスの営業活動を推進しています。具体的には、新しい価値を創ろうとしている企業に向けて、営業の窓口を担い、他社と協働しながら営業ネットワークを広げて、事業の収益化の拡大を狙っているところです。
また高度な撮影を求められる場合もあるため、どのような要望にも対応できるよう、技術力の高いメンバーを選抜した特殊撮影チーム「Multi Color Lab_ISETAN」を立ち上げました。更に、三越伊勢丹の公式YouTube「GUIDE」では、動画の営業企画にも携わっていて、昨年3月キッチンスタジオを作るなど、対応できる幅が広がっていますね。
岡:目の前で取り組んでいる領域は違いますが、いろいろなコミュニケーションはしているので、そこから新しいアイデアが生まれることもあります。アイムデジタルラボには個性的なメンバーがいるので、各自の人脈や経験から、新たな取り組みができたら、事業の幅がより広がりそうですよね。
ーー どのようなメンバーと、どのように仕事を進めていますか?
岡:ギフトビジネスに従事している三越伊勢丹グループの社員と働く機会が多々あります。ギフトは百貨店の重要な機能なので、過去から蓄積されたビジネスの考え方や資産があります。そういったものを学びつつ、私の持っている観点をぶつけながら、どうあるべきかを議論しています。
長峯:アイムデジタルラボには、エンジニアやUX/UIデザイナーをはじめ、各分野のスペシャリストが集まっています。彼らには自分にない視点があるので、刺激になりますね。一方で、三越伊勢丹の現場に入り込んでもいるので、三越伊勢丹グループの社員の方々ともいろいろな話をします。
オープンでフラットな環境で自律的に成果を出す
ーー 仕事のやりがいについて、教えてください
岡:自分が担当した業務を通じて、「仕事が楽になった」「コストを削減する動きがしやすくなった」と言ってもらえるのは嬉しいですね。例えば、オペレーション改善や業務の効率化など、煩雑な業務を効率化できている感触はモチベーションにもつながります。
長峯:三越伊勢丹 デジタルベース ISETAN STUDIOの業務であれば、契約件数や売上額、また三越伊勢丹の公式YouTube「GUIDE」なら登録者数や再生回数など、努力や成果が全て数字に反映されるため、評価が分かりやすいですね。目標を作りやすいですし、目標を達成した後、メンバー同士で喜び合えるのもモチベーションの維持につながっています。
ただ数字だけにとらわれず、0から1を生み出す企画の仕事もやりがいが大きく、日々楽しみながら仕事に向き合っています。また誰かに感謝されたり、必要とされたりすると、「頑張って良かったな」と素直に思えます。
ーー 一方、どのような時に仕事の厳しさや難しさを感じますか?
岡:大きな会社だからこそ、新しいことに挑戦する際には、他の関連部署と協働するために調整が大変な場面もあり、デジタル分野に明るくない人に向けて、咀嚼しながら要点を話す難しさがあります。グループ会社の社員は、店頭業務を担当してきた人が圧倒的に多く、そもそも業務に対する前提条件が異なるので、誤解が生じないよう、時間をかけて、慎重かつ丁寧に説明しています。
長峯:歴史ある看板があるからこその、新たな取り組みにチャレンジする難しさは私も感じています。長年働く社員のバックグラウンドを想像し、バランスを見ながら調整していますね。想像力が求められるところです。
岡:調整のやり方を工夫しながら、業務を進めることが大切だと思います。アイムデジタルラボの社風は、とてもオープンなので、進め方もフラットに相談できます。社長は三越伊勢丹グループの執行役員を兼任していますが、必ず週1回は自由に話せる場を作っていて、そこで気軽に相談したり、意見ができたりするのも魅力ですね。
長峯:アイムデジタルラボだけでなく、グループ企業の方も含めて人間関係はとても良好です。入社した当初、あまりにも人間関係が良くて感動したほどです。物腰がやわらかい人が多くて、百貨店らしいホスピタリティが溢れているなと感じています。
ーー 最後に、アイムデジタルラボに転職を希望する候補者の方へ、メッセージをお願いします!
岡:「百貨」店というくらいなので、ビジネスの可能性はたくさんあります。ですから面接の段階から「私のスキルを活かして、◯◯ができると思います」という提案をしてほしいです。最終面接前までに、入社後に取り掛かる業務をイメージできていればベストですね。自分の意見を周囲に発信できる方が向いていると思うので、どんどん積極的にアプローチしてほしいです。
またオン/オフライン問わずフィールドが広く、様々な経歴の方が多様な活躍をできる場があります。現にアイムデジタルラボのビジネス職メンバーは、業務内容が全員異なります。ご自身の経験を踏まえつつ、実際の業務やオペレーションをきちんと想定した上で企画を立ち上げ、自走できるスペシャリストの方とお仕事をご一緒したいです。
長峯:私のポジションであれば、撮影ディレクションや営業経験がある方は活躍できます。また動画撮影や、調理撮影の分野に詳しい方も大歓迎です。三越伊勢丹は全国に実店舗があるため、こうした機能も活かしながらサービス戦略を企画できる方なら、即戦力として活躍できるのではないでしょうか。
また、アイムデジタルラボは、社員の自律性を尊重しています。リモートや出社は社員の意思で柔軟に決められるため、自由な働き方を求めている方にもぴったりです。
いかがでしたでしょうか。アイムデジタルラボでは、一人ひとりの経験やスキルに応じて、幅広く活躍の場を用意しています。ご興味のある方は、ぜひお気軽にご応募ください!