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DX基盤のつくりかた - Red Hat Forum 2021

2021年10月20日に開催されたRed Hat Forum 2021において「三越伊勢丹におけるDX向け基盤のつくり方」という講演をしました。資料は以下です。なお、動画はイベントページにて公開されています(ユーザー登録の上、ログインが必要です)。



三越伊勢丹ではDX推進と基幹システムのモダナイズを目的として「ビジネスプラットフォーム」と呼ばれるデータ基盤の整備を進めています。講演では三越伊勢丹におけるDXの取り組みを紹介しながら、そのために整備を進めているDX向け基盤を紹介しています。

DX向け基盤とは

DX向け基盤としてはアジャイル開発基盤であるDevOps基盤と、基幹システムへのデータハブとなるビジネスプラットフォームの2階層を整備しています。


DevOps基盤については、その名の通りDevOpsの実現を目的としており、そのためにAWSやAzureのPaaS基盤を活用しています。これによって開発スピードが4倍にしながら、保守体制を1/4にすることに成功しました。

一方、ビジネスプラットフォームは、DXサービスのために基幹システムのデータをAPIやイベントストリームとして提供する基盤です。

ビジネスプラットフォーム

ビジネスプラットフォームは、2020年度から内製エンジニアを中心にアジャイル開発で整備を進めています。さまざまデータを扱うことから、アーキテクチャパターンを整備し、それぞれの基幹システムやデータの特性に合わせて最適な連携を実現しています。


特に、最近になって力を入れているのがApache Kafkaを利用したイベントストリーミングによる非同期・リアルタイムでのデータ配信です。まだまだ、課題がある状況でありますが、部分的には成果をあげており、エンタープライズ分野でもイベントストリーミングの活用範囲が広まりつつあると感じています。


まとめ

IMDLでは接客をデジタルを組み合わせた「最高の顧客体験」を実現するためにデジタル化の推進とともに、それを支える基盤整備にも支援を行っています。

いかがでしたでしょうか?

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