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応募者の方へ 代表取締役社長からご挨拶

この度は、当社へのご入社をご検討いただき、誠にありがとうございます。SocialGood株式会社代表取締役社長の高岡壮一郎と申します。私達は、「買物をするだけで暗号資産が貯まる」SocialGood App(英語版)というアプリを米欧を中心に展開しています。

この記事では赤裸々に当社の実情(2023年9月末時点)を開示すると共に、(職種やポジションを問わず)どのような方が当社の仲間としてフィットするかを正直に開示することで、入社を希望してくださる方の意思決定のお役に立てれば大変幸いです。写真は当社のオフィスです(2022年末に新設しました)。
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ゴールは世界No.1、現在は創業期のスタートアップ

金も人もない、夢しかないスタートアップに入るということ

まず、会社の業種・業態、サービスの前に、会社のステージについて真っ先にお知らせをしたいと思います。私が新卒で入社したのは、三井物産という1876年(明治9年)に創業し、利益で1兆円稼ぐ大企業でした。そこでIT/金融に携わり、フィンテック分野の当社SocialGood株式会社を2018年に創業しています。

当社にも大企業出身のメンバーがおりますが、スタートアップと大企業は全く働き方やマインドが異なります。大企業は先人が一発当てた商売を、秩序よく維持拡大することに多くの人員が従事します。他方でスタートアップは創業者の志以外には何もないところから、そのビジョンに賛同する人がだんだん集まってきて、これから一発当てんとするところであり、当たるどころか、下手するとそのまま会社が朽ち果ててしまうリスクがあります。それでもなぜわざわざやるかといえば、もっと社会を良くしよう、自社のサービスで社会を変えようという志があるからです。

どちらが良いというわけではなく(三井物産も昔はスタートアップでした)、会社のステージが違うというわけでして、企業ステージの違いから、メンバー(社員や業務委託で当社に働いてくださる方)に求めることは大企業とスタートアップは大きく異なります。

   ・大企業の従業員の行動原理(過去成功したことを維持拡大)
     年功序列・国籍・性別での役割固定で秩序を維持
     リターン最大化よりも、失敗しないことを一番に求められる
     ライバルは社内。社内リソース(資金・賞賛・注目・人員)を奪い合いがち 

   ・スタートアップのメンバーの行動原理(試行錯誤して、これからの成功を目指す)
     仮説を立ててPDCAを回し、成功パターンを見つけた人が実力者として上にあがっていく
     (年齢・国籍・性別は不問)
     リターンの最大化をまず狙い、その枠内でリスク最小化を図る
     ライバルは、競合他社というよりも、社会の古いやり方や常識など、人間の固定観念そのもの 

このように会社のステージによって、会社で働く人に求められる行動原理は変わります。上記を見比べて、自分がどっちのステージで熱中できそうか、楽しめそうかを考えてみることで、現在のフェーズの当社にご自身がマッチするかどうかが分かるかも知れません。

日常生活の中で、ハラハラドキドキを味わうには、どこかに課金されてしまいます。ジェットコースターに乗るにしても、Netflixを見るにしても、冒険ゲームにはまるにしても、まずはお金を払う必要があります。当社に入社いただけると、ハラハラドキドキする体験、冒険を、なんとお金をもらってやることができてしまいます。そんな風に現実を解釈できる楽観的な人が、スタートアップには向いています。

「夢しかないスタートアップ、夢だけがない大企業」とはよく聞く話ではありますが、ここまでお読みいただいて、スタートアップという企業ステージが自分に向いていると思われた方は、次は、そんなスタートアップである当社がどこに行こうとしているのかをお聞きいただければと思います。

目指すゴールは、世界No.1 

創業者が現役で元気な会社としてユニクロ・ソフトバンク・楽天等が知られています。大企業ではあるものの、非常にスタートアップな雰囲気を感じさせる会社群です。洋服屋さん、PCソフトの卸、ECモールは当時多数あったと思いますが、その中でも、上記の会社の創業者たちは、創業初期から世界的な大企業を目指していたという風に言われています。

従業員がわずか数名だった創業初期から、自社は世界一になる!と豪語をしていた彼ら創業者たち。私たちは現在、成功した後の彼らを知っているからこそ、そのエピソードが美談のように思えたりするのですが、成功前の彼らをリアルタイムで見ていた人たちのほぼ全員が、クレイジーな社長だな・・と思っていたことでしょう。世の多くの社長たちも、イタい人と思われたくない人が多数ですから、世界一になるぞ!と豪語する人は少数です。

そんな中、私は、当社は世界的な大企業を目指すスタートアップです、とストレートに宣言しています。実際に、2018年に創業した時からグローバル向けのアプリ SocialGood Appを出すなどして、Day1から世界をターゲットにしてきました。東京オフィスから世界200カ国にサービスを提供していて(日本と中国は除く)、メンバーも日本人より外国籍の方が多い状況です。この分野では市場規模が小さい日本は一旦、後回しにして、まずは市場の大きな米欧東南アジアを中心に展開しており、DLは世界で240万を超えており、売上の多くが欧米です。

世界的な大企業を目指すと簡単に言いますが、スタートアップがそれを短期間に実現するには私は以下の3つが必要だと思っています。

1.世界70億人が欲しがる新しい商品を提供すること
2.物理的な制約を受けずに商品・サービスをグローバルに早期にスケールさせることができること
3.その巨大マーケットを独占できる技術や特許を自社がもっていること

​1)世界70億人が欲しがるものとは?

まず世界中の人が欲しがるものは何でしょうか。それは衣食住や医療・教育だったりしますが、個々の商品においては、買い手の趣味嗜好によってニーズが全く異なります。お米や牛肉を食べない国もありますし、嫌いなジャンルの洋服は、無料で貰ったとしても着たくないと感じる人も多いでしょう。

そのような観点から、私は「おカネを無料であげる」というサービスに着目をしました。日本ではあまりメジャーではないのですが、海外では5兆円規模の消費が、買物をするだけで現金がもらえる、といういわゆるキャッシュバックサービス経由で行われています(日本のポイント還元サービスと似たイメージです)

お金を無料であげると言われて断る人はそれほど多いとは思いません。もちろん、怪しい人が配るお金は貰うことに警戒感を持つでしょうけども、リスクがないと分かった場合には、全世界の人がお金を欲しがるだろうと私は考えています。

ユニコーンになった企業を調べた米国の書籍によると、ユニコーンになることに成功した企業は、お金が節約できるサービスか、時間を節約できるサービスを扱っていた事例が多かったとのことです。大きな需要を掴むことがユニコーン企業の条件ということになりますが、人間が欲しいモノとして一番大きなジャンルは、お金と時間ということかもしれません。

2)グローバルにスケールするには?

次に2番目の条件をみてみましょう。物理的な制約を受けないものとして、ゲームや音楽、ソフト等があります。これらは電子情報ですから、今や世界中の人が保有しているモバイルを通じて、日本発で世界に一気に普及させることができます。

では、お金はグローバルな商品でしょうか?日本では円、米国では$、ヨーロッパでは€であり、通貨は基本的にローカルなもので、それ自体が単独で国際的に流通するものではありません。現金の国際送金のコストは非常に高く、100円を送金するのに3000円がかかってしまう世界です。

そのような観点から、「お金をあげるサービス」をアップグレードするために「グローバルな暗号資産」を活用することに着目しました。ブロックチェーン上に構築されたグローバルなネットワークの上で、今や何千もの暗号資産が国際的にほぼ無コストで流通しており、かつ、世界中の通貨に交換されています。ローカルなお金をあげる代わりに「グローバルな暗号資産を無料であげる」というサービス、それがSocialGood Appです。

このアプリでは、SocialGood Appの提携先(Walmart やNike、ebay等、世界2万以上)で日常的な買物をするたびに、リワードとして当社が発行した暗号資産SocialGood(SG)が無料で貰えるというサービスです。当社はアプリを通じた買物金額に応じて、提携先から送客手数料(広告費)をもらいます。イメージとしては”グローバル版のTpoint”でしょうか。

ユーザーが無料で貰えたSGは、各国の暗号資産取引所で上場しており、例えば、1SG=100$といったように値段がついていますから、換金性のあるグローバル資産ということになります。現状、暗号資産を欲しい人が世界に3億人で、今後、その数が10倍になるとも言われていますから、無料で暗号資産SGをあげるサービスのターゲットは、市場拡大により、今後ますます増えていくものと思われます。

3)独自技術や特許

世界中の人が欲しがるものを提供できるとすると、当然、競合他社によって模倣されてしまい、最終的には個社が利益を全くあげれないレベルまで、新規参入を呼び込んでしまいます。それを防ぐ参入障壁として、独自技術や特許があります。

インターネットの黎明期である1990年代後半、まだ世界のネット人口が3億人程度だった時代。ネットで本を安く売れば、絶対売れると思った米国の起業家がいました。技術的には、ネットで本を安く売ることは誰でもできるため、発明家でもある彼はワンクリック特許というECの決済部分で特許を取ることで、ネット黎明期のEC市場を戦いました。結果としてアマゾンは世界最大の企業の1つとなりました。社長を退任する時のスピーチでは、ジェフ・ベゾスは発明の大事さを強調しています。

SocialGood株式会社は、暗号資産投資家がまだ世界で1.5億人程度しかいない時代に、暗号資産をポイント還元するビジネスモデル特許を国内外で取得することができました。現在は3億人を超えて、当時のインターネット普及率を上回るスピードで暗号資産人口は急増しているのですが、このような時代の黎明期だからこそ、特許を取得できるチャンスがあったといえます。

なお、日本は世界の暗号資産市場全体の1%程度のシェアしかないため、このような急激な市場の波を肌で感じることは少ないとは思いますが、政府がWeb3を成長戦略として打ち出したり、ドコモが6000億円の投資をこの分野に行うことを発表する等、欧米並みにこれから暗号資産市場の拡大が見込まれています。

私達のSocialGood Appは、世界中の人が買物をするだけで、暗号資産を貯まるサービスを提供することで、利用者世界No.1のグローバルサービスになることを目指しています。そして、このような計画に第三者が共感してくださり、ベンチャーキャピタルから14.2億円の資金を2022年に調達させて頂きました。米ナスダックへの上場を目指しています。

なぜ、SocialGoodApp事業をやるのか?

上記の通り、当社は世界的な大企業を目指す必要条件を満たしていると私は考えていますが、それだけでは不十分です。十分条件として必要なのは、優秀な人材に当社で働いていただくことです。

当社は社員向けのストックオプション制度があり、会社成功の暁にはメンバー皆でその果実を分け合える体制になっています。しかしながら、お金の繋がりだけで乗り切れるほど、スタートアップの冒険の旅は甘くありません。そこで採用においては、当社のミッションに共感頂けるかどうかを非常に重視しています。結局、何のために自分はここで働いているんだっけ?という、この問いに対する全社員の答えが企業ミッションであると私は位置付けています。

私達のミッションは
「世界最大のグローバルプラットフォームを創り、すべての人々を経済的に自由にする」です。

ここでは創業者である私が、なぜこの事業をやるに至ったのか、SocialGood株式会社のミッションとして、なぜこれを掲げているのか、その経緯をお話したいと思います。

大学生の頃にインドに旅行に出かけたときのことです。空港から降りると、いきなり手足がない子供たちが地面にいたのです。物乞いをしてるのです。より多く情けを感じてもらい、より多くのお金を稼げるようにと、親が我が子の手足を切断したのです。それを見て私は体中に衝撃を受けました。

自分は豊かな国で何不自由なく暮らしている大学生でした。同じ時代に生まれたのに、ただ生まれた場所が違っただけで、ここまでの境遇の差が生まれるのか。あまりに残酷で、理不尽ではないのか。その光景が目から離れません。思い出すだけで目に涙が貯まります。

私はこの問題の根幹は経済格差であると考え、少しでもその是正になるように、日本の技術力を輸出して発展途上国の経済発展に貢献しようと、三井物産という会社に入りました。その志望動機が通れば海外プラントの部署に行くはずだったのですが、人事配属ガチャの結果、私は金融・ITの部署に配属されることになりました。そこでいろいろな経験をさせて頂く中で、インターネット人口が世界で10億人に達した2005年のタイミングでネット分野で起業しました。実名制SNSを立ち上げたのですが、同時に立ち上がった米国のFacebookには全くかなわず、その会社はピボットして最終的には富裕層向けの投資助言会社になりました。

富裕層向け投資助言会社は、助言額累計が1000億円を超えるほどに成長しました。その中で改めて、気が付いたことがあります。富裕層はますます富裕層になる、ということです。私達が紹介した投資対象で、富裕層は平均年利10%以上の利益を出していました。単純計算で、10億円の資産を持つ人は、毎年1億円を稼げることになります。1億円を稼ぐのにどれほどの人員が動き、どれほどの時間がかかるのか、ビジネスマンならお分かりだと思いますが、しかし、資産家は私の会社のアドバイスを聞くだけで、楽々1億円を毎年稼ぐわけです。

他方で、世界中の多くの人は、1円も資産を持っていません。日々の労働で稼いだお金を消費に回しているだけです。経済的に豊かになるには資産形成をする必要があるのに、投資リテラシーがなくそれを怖いと感じるから、ずっと資産を持てません。毎日働いて稼いだ現金を企業に提供し、企業の株主を一方的に豊かにするばかりです。

そのような一般の人と、金融市場の恩恵を受けて日々資産を増やしている資産家との経済格差は広がる一方です。これは資本主義メカニズムに内包されている大きな社会的な課題と、ダボス会議でも指摘されています。

私は富裕層をより富裕にする仕事をさせてもらいながらも、本当は、もっと一般的な普通の人ほど、金融資産を手に入れて、今より豊かになって欲しいと思っていました。

そんな問題意識を持っていた私の前に、2017年にビットコインが現れました。その数年前からブロックチェーン技術を活用することで「消えない電子情報」というものが登場していて、それがビットコインとして通貨・資産のように人々に扱われていました。昔、貝殻やゴールドが経済価値の保存手段や移転手段として利用されてきたように、「消えない電子情報」が新しいおカネとして利用されるようになったのです。

ビットコインが人気になり、時価総額がどんどん向上していく様を見て、私は、ビットコインを買って投資で儲けようとは全く思いませんでした。そうではなくて、いうなればネット上の電子情報に過ぎないものを、世界中の数千万人以上もの人々が、通貨や資産と認識するようになったという人類の知覚の変化そのものに対して、時代の転換点を感じたのでした。

私にとってのビットコインの登場とは、単なる新しい投機手段の誕生ではなく、人間の認知の変化に伴う新しい時代の到来を意味していました。そして、自分もブロックチェーン上におカネを創ることで、そしてそれをグローバルに使える通貨・資産として世界中の人々に配ることで、世界の経済格差が縮小し、社会がより良くなるだろう、というミライがはっきりと目に見えたのでした。

「日常生活の中で消費をするだけで、世界中の誰もが資産を得ることができ、その資産が成長することで、誰もが経済的に自由になれる。そのようなエコシステムを創ることで、資本主義における経済格差の拡大という社会的問題を解決して、資本主義システムそのものをアップデートすることができる。そうすれば、高校生の時に見た、あのインドの子供たちのような立場の人たちを救うことができるのではないか。」

そのように考えた私は、この構想をSocialGoodプロジェクトと命名しました。やるからには、人生をかけて徹底的にやろう。世界規模のエコシステムを創り、1人でも多くの人が資産を持てるようにして、1人でも多くの人に豊かになってもらいたい。社会的インパクトを与えるために、SocialGoodプロジェクトの運営体を世界的な大企業にする必要がある。こうして、ブロックチェーン関連特許を申請すると同時に、2018年にSocialGood株式会社を立ち上げるに至ったのでした。ゼロからSocialGood(SG)という暗号資産をブロックチェーンネットワーク上に創り、これを世界中の取引所に資産として上場させ、WalmartやNikeといった世界中の大手ECと提携し、SocialGood Appを世界200カ国以上に展開するようになりました。

以上が創業の経緯です。大変ながながと語ってしまいましたが、これを短く一言でいえと言われれば、「社会を良くするために、必ず世界一の企業になる」ということです。
この想いに共感いただけると人と、私は一緒に働きたいと思っています。

2020年代にSocialGood社が誕生した後、人類の多くが経済的自由を手に入れることができた、と世界史の教科書に刻まれる可能性はゼロではありません。一緒に世界の歴史を創ってくれる仲間を募集しています。

長文をお読みいただき、ありがとうございました。少しでも興味をもっていただけましたら、以下からお気軽にご連絡ください。(エンジニア部門以外は)オンライン面談は初回から私が出させていただきます。

高岡壮一郎のFacebook https://www.facebook.com/SoichiroTakaoka
高岡壮一郎のLinkdin https://www.linkedin.com/in/soichiro/
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