NOVEL株式会社では、新しいメンバーを積極採用中です。
そこで前回の代表インタビューに引き続き、第二弾として当社のフルスタックエンジニア兼リードエンジニアを務める社員の秋月宏介さんにインタビューを実施しました!
代表・岡田との出会いや学生時代のハッカソン優勝、趣味でやっているサーバー構築など興味深いお話が聞けましたので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
▼前回の代表インタビューはこちら
【プロフィール】
NOVEL株式会社 フルスタックエンジニア兼リードエンジニア 秋月 宏介
エンジニア歴6年以上のフルスタックエンジニア。福岡大学・電気工学科を卒業後にエンジニアとして新卒入社したあと、地元へのUターンをきっかけにフリーランスへ転身。最初のプロジェクトで代表・岡田と出会い、現在はNOVEL株式会社でリードエンジニアとして活動中。
専門領域はAI技術を活用した製品開発と、クライアント向けの開発サービスの提供。主に使用する技術スタックはRuby on Railsであり、これを用いた開発がメインではあるが、プログラミング全般が得意。大学生時代にエイチーム主催のハッカソンにて優勝経験あり。
【代表・岡田との出会いと入社のきっかけ】
ー Q. 秋月さんは、どのような経緯でNOVEL株式会社に入社したんですか?
秋月:新卒で入社した会社を辞めたあと、地元の大分県に帰省し、フリーランスとして活動を始めました。まだ十分な開発実績もない中、オンラインで仕事を受注できるサービスを利用し、最初にM&Aマッチングサービスの開発プロジェクトを受注しました。そのプロジェクトの発注者が岡田だったんです。
「納品まで残り1ヶ月」
まだ経験が浅い私には非常に厳しい条件でしたが、納期までに何とか完成させ、その成果が評価されました。自分で受注した最初のプロジェクトだったからこそ、絶対に成果を出してやろうという気持ちが強かったと思います。
そのあとも何件か一緒にプロジェクトをこなし、岡田から「今まで会った人の中で一番プログラミングができる」と誉められ、2020年ごろ正社員としてオファーされました。
入社を決めた理由は、大分からフルリモートで参加することを承諾してくれたことと、結婚を控えていた状況に理解を示してくれたことです。
現在もフルリモート・フルフレックスで業務を進めています。
※2023年中に東京オフィスを開設予定のため、働き方については応相談となります。
【バーチャルオフィスを活用したNOVELでの働き方】
ー Q. リモートでどのようにコミュニケーションを取っているのか詳しく教えてください。
秋月:コミュニケーションの方法は、Slack、Google Meet、そしてバーチャルオフィスの『Gather』です。SlackやGoogle Meetは有名ですが、Gatherは聞いたことがない方もいるかもしれませんね。
Gatherは無料でも使えるバーチャルオフィスアプリで、各自デスクがあり、自分のアバターを動かすことで近くにいる人にすぐ話しかけることができます。
ZoomやGoogle Meetとの違いは、URLの発行や招待が不要でスムーズに打ち合わせができる点です。打ち合わせの心理的ハードルが下がるので、ちょっとした相談事や雑談がしやすくなるメリットがあります。
インターン生を含む弊社のメンバーは、出勤時にこのGatherへログインし、自分の作業に取り掛かっています。
【大学時代に株取引の自動化に挑戦〜ハッカソンでの優勝】
ー Q. 現在リードエンジニアを務める秋月さんですが、そもそもプログラミングをはじめたのはいつ頃からですか?
秋月:大学3年生のときですね。私は福岡大学の電気工学科に在籍していたんですが、その授業の中でC言語に触れる機会がありました。でも、プログラミングにのめり込んだきっかけは、授業ではなく趣味の影響が大きいです。
当時は学生であまりお金がなく、「プログラミングで何か稼ぐことはできないか」と思い、株取引の自動化を試みました。結論を言うと、株取引サービスではAPIが提供されていなかったので完成することはありませんでしたが、これをきっかけにVBA、Ruby、Pythonなど手当たり次第に触るようになりました。
ー Q. そのあとにハッカソンに出場することになったわけですね?
秋月:そうですね。株式会社エイチームという名古屋の企業があるんですが、優秀なエンジニア学生を発掘する目的でハッカソンを開催していました。たった1日でWebサービスの企画〜開発まで行うイベントで、優勝するとAmazonギフト券がもらえます。
このハッカソンで優勝することができたんですが、正直なにを作ったかは覚えていません・・・笑
【多数の開発経験を経て、ChatGPT開発へ】
ー Q. エンジニアの仕事をはじめてからは、どんな開発に携わっていたんですか?
秋月:入社前の開発経験でいうと、冒頭でお伝えした「M&Aマッチングサービス」や「タウンニュースのLINE配信システム」などです。入社後は弊社のホームページに掲載している受託開発案件のすべてと、自社サービスの「SAKUBUN」に携わりました。
ー Q. 開発で苦労した点や成果が出たエピソードなどはありますか?
秋月:M&Aマッチングサービスは、自分で受注した最初の案件なので思い入れがありますね。現在もこのサービスは存在していて、運営会社は上場も果たしています。
サービス名の通り、事業を売却したい人と買いたい人をマッチングするサービスなんですが、機密情報を公開することになるので、誰でも交渉できるわけではありません。売却したい側が特定の人にだけ独占交渉権を付与できるようになっているんです。この機能を開発するのに少し手こずりましたね。
地域情報サイトのLINE配信システムでは、LINEユーザーごとに関心のある記事を配信する仕組みを作り、公式アカウントの友達登録数が3万人以上になりました。
そして、自社サービスの「SAKUBUN」も2023年5月にリリースして、1ヶ月でユーザー数が数千名を突破し、今も毎月200%ぐらい伸びております。
ー Q. SAKUBUNの開発にはChatGPTが活用されていますが、AIに興味を持ったのは入社したあとですか?
秋月:本格的に興味を持ったのは入社したあとですね。最初は岡田がChatGPTの一つ前のモデル「Davinci(ダヴィンチ)」に興味を持ち、自分も触ってみて「めっちゃすごいな」って感動したんです。そこからSAKUBUNの開発に繋がっていきました。
もちろん入社前にもAIに触れたことはあったんですが、当時は今のChatGPTほど賢くなくて、英語の場合はうまくいくこともありましたが、日本語の場合はよく間違ったことを喋っていました。今はどんな入力に対しても、何らかの出力結果が得られるようになり、これはもっと調べて研究しないといけないと思いました。
ー Q. では、仕事以外でもよくChatGPTの研究をされているんですか?
秋月:そうですね。前は技術本も読んでいたんですけど、ChatGPTの場合は情報の速度が大事なので、主にネットニュースなどで流れてきたものの中から興味がある記事を読んで、実際に自分で触ってみることが多いです。ChatGPTと同じ仕組みを作れるMeta社のAI技術「LLaMa」を自分で構築することもありますね。
それ以外にもいろいろやっていて、例えば、Macに「Time Machine」っていうアプリがあるじゃないですか。自動でバックアップを取ってくれたり、バージョンを戻したりできるアプリなんですけど、あれを家庭用のパソコンで作ったことがあります。
あとは雷が落ちたときにサーバーを保護する「UPS(=無停電電源装置)」を自分で設置したりとか、そういうのを趣味としてやっています。
【求職者へのメッセージ】
ー Q. 最後に求職者へ向けてメッセージをお願いします。
秋月:代表の岡田は、本人のやりたいことをやらせてくれるタイプなので、「こんな開発手法を試したい」「こんなツールを使ってみたい」など意見は通りやすいと思います。もちろん、新しいことを試すのであれば、何か根拠や理由は必要ですが、断られることはあんまりないです。
まだ創業期の会社だからこそ、本人の希望次第で挑戦する機会がたくさん得られると思います。裁量を持って主体的に働きたい人やAIに興味がある人にとって良い環境なので、少しでも興味を持っていただけたら一度お話しましょう。
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■AIライティングサービス「SAKUBUN」※自社開発
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