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【シャープ】人材育成についてお話しします。

Photo by Trent Erwin on Unsplash

こんにちは。採用担当 工藤です。主にキャリア採用を担当しています。採用担当となって約7年になります。シャープについて、もっとみなさんに知っていただくために、これからシャープの魅力や社内制度などを発信していきたいと思っています。今回は、シャープの「人材育成」についてご紹介したいと思います!

シャープの人材育成のお話をさせていただく前に、人事制度について投稿した際にも掲載いたしました資料をもう一度ご紹介いたします。シャープの取り組みを知っていただく上で、重要なポイントになりますので、何度も繰り返し掲載させていただきます!

今回お話しする人材育成については、シャープの『人(HITO)を活かす経営』の取り組みの中の3つ目の「人材の成長を支援する仕組みの充実」になります。

新入社員でも起業家精神をもって提案できる社内環境

まず最近の取り組みとして「スタートアップ研修」についてご紹介します。

こちらの研修は、「新規事業提案」をおこなうコンペスタイルになっておりまして、新規事業創出、イノベーションに向けて取り組む、公募スタイルのチーム研修になります。当社が今後さらに発展していくためには全従業員が創造力や熱意・志・起業家精神を持って、新規事業創出やイノベーションに積極的に挑戦する風土づくりが大切だと考えていて、その実現に向けた取り組みとして実施しています。

具体的には22年夏頃から参加者を公募で集め、書類審査やプレゼン発表などを経て最終審査会を実施しました。初開催にもかかわらず、想像を大幅に超える300チーム以上の応募でスタートして、そして、そこから最終審査会には16チームがノミネートされ、さらにその中から3チームが、事業化が見込める優秀提案として表彰され、現在事業化に向けて取り組んでいるところです。

最終審査会にはなんと22年春に入社の新入社員も参加していました。シャープでは、年代に関係なく若い人でも声をあげて提案できるこうした機会があり、個々の成長支援にもつながっています。これからも若くて活気あふれる企業風土の醸成を目指した人事制度の改革をおこなっていくために、会社として全力をあげて取り組んでいっているところです。

2022年度参加者の声(23年度開催に向けた勧誘資料)

自身の経験とキャリアを売り込んで異動できる    社内公募制度

シャープでは「社内で新商品やサービスの開発、新市場の開拓、新規事業創出などに必要な人材を募集して、希望する社員が自らの意思で応募、異動できる社内公募制度」を導入しています。簡単にいうと「社内転職」ができる制度です。

通常、人事異動は主に会社主導で決まっていくことが多いのですが、社内公募制度は意欲がある人が自ら手を上げてやりたい仕事につけるという仕組みになっています。

この社内公募制度自体は、元々社内にあった制度なのですが、22年度下期からリニューアルして再開しています。プロセスとしては、まず職場からこういう事業をやりたいので、こういう人材、こういうスキル・経験を持った人材を募集したいという要望をうけ、社内のイントラネット上に応募テーマを公開します。そして、公開テーマをみて是非やってみたい!挑戦したい!と思ったら、その募集テーマに応募してその後、受け入れ先となる部門で書類審査や面接を経て、最終的に合格ということになれば異動が実現するという流れになります。

とはいうものの、無秩序に異動が繰り返されることがないよう、応募要件をいくつか設定しておりまして、募集テーマに対する適性を含め、現在の仕事で一定の成果を上げていることが条件になっています。

そして、一旦応募したら、現在所属している上司や部門長には一切公開されない状況で選考が進みます。仮に選考中に異動が実現できないとなった場合は、他の人に応募した事実を知られずにすみますし、異動が決定した場合は、上司や部門に対しては決定通知としてアナウンスされることになります。まさに、社内での転職活動です。

やはり応募したものの、結果どうなるかわからない中、合格するまでは職場に応募したことを知られたくないという心情を配慮して、合格が決まるまでは公開しないという選考プロセスとなっています。

学びたい、成長したい社員の要望に応えてさまざまな 育成施策を用意しています

シャープではグローバル人材の強化に向けて、社員に対する語学力の向上支援をおこなっています。たとえば、全社員を対象とした無料で受講できるEラーニング学習では語学力向上を含め、将来的な海外勤務を含めたいろんなチャンスを獲得したい人に対して学習支援をおこなっています。

また、社内研修としては役割に応じた階層別研修や、事業本部ごと、関係会社ごとに独自の研修を実施したり、その他では選抜形式/公募形式の各種研修を用意しています。一つの例としては、自己啓発学習の一環としておこなっている会社以外でも受講できるEラーニングの仕組みがあり、一般的なビジネスの基礎知識から会社の仕組みや、法務、労務、プレゼン、語学、MBA関連など・・自宅のパソコンやスマートフォンでも学習できる無料のコンテンツを数多く用意しています。

その他には自己啓発支援ということで、会社が定めたいくつかの資格に対して、資格を取得した社員に報奨金を支給する制度を設けています。

シャープではこうした社員の成長を支援するさまざまな育成施策を用意しています。



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