シャープのIT部門では、最先端技術の応用/チャット等コミュニケーションツール活用/新ワークスタイルに向けた環境づくりなど、常に新しいITを駆使したサービス提供を目指しています。
今回は異なる部署からIT部門を支える藤井、桑澤の二人がクロストークという形で魅力をお伝えします!
――志望動機や入社までの経緯を教えてください。
藤井:前職は大阪市内のIT企業で5年間ほど社内SEとして勤務していました。いわゆる何でも屋で、4年目に異動があって、データセンター部門で1年勤務。この経験が評価され、シャープに入社することができました。
桑澤:私は、大学時代に情報学科を専攻しており、IT業界を目指しました。CとJavaを学んでいたのでスキルを活かせる職場を探し、幅広く企業を見ていましたね。シャープに応募したのは、その中でもAIやIoTに関連した商品開発をしていることに魅力を感じたから。新しい分野の新しい技術を学びたいという思いを一番叶えられそうなのがシャープでした。
藤井:新しいことを学びたくてシャープに応募したのは、私も同じですね。
桑澤:今は社内SEのポジションですが、こちらでも新しい技術を学びながら働けるので、やりがいを持って働けています。
――入社前の想像と、入社後のギャップはありましたか?
桑澤:正直、大企業の社内SEだから、PCに向かって黙々と仕事をするのかな、と思っていました。ところが先輩方はみんなとても気さく。オフィスカジュアルでしたし、和気あいあいとしていて、社内の人間関係は想像以上に良かったです。
藤井:思っている以上に社内の雰囲気は明るいですよね。私も前職では黙々と働くタイプのSEでしたから、人と話しながら仕事ができることに、少し驚きました。
桑澤:わからないことを質問しやすい雰囲気にしてくれていますよね。あとはチャット文化が根付いていることも良かった。メールよりもワンテンポ早く要件が済みます。
藤井:大事なことは、みんなチャットで連絡を取り合うから管理もしやすい。電話で問い合わせが来ることはほとんどないので、仕事に集中できます。前職は電話主流でペーパーレス化も進んでなかったので、「シャープは効率的だな」と思います。
――お二人の仕事の内容を教えてください。
桑澤:私が所属しているERP推進部では、主に内製化に取り組んでいて、その中でも私が担当している海外の取引先データを登録するシステムの刷新では、これまでの、アウトソーシング契約先に開発の一連作業を委託する体制ではなく、内製での開発にチャレンジし、システムの導入まで完了させることができました。
藤井:DC推進部でも同じように内製化に取り組んでいます。2017年に堺にデータセンターを立ち上げ、その後外部データセンターに設置していた全社のサーバを堺データセンターへ移設、2022年度末には外部委託先から全サーバの運用を巻取りました。結果、今では堺データセタンターの基盤からサーバまで、SHARP社員が全ての運用管理を行っています。
桑澤:部署関係なく、IT部門が一丸となって業務の内製化に取り組んでいることが分かってもらえると思います。
――仕事をする上で心がけていることは何ですか?
藤井:シャープが掲げる『コスト競争力を身に付ける筋肉質な体制作り』に向けて仕事の効率化を心掛けています。例えば、データセンターのDXとして、データセンター全体の運用にかかる作業を効率化するために各種自動化を推進したり、品質向上やBCP対策としてバックアップサイトを活用したDRシステムの基盤導入など推進しています。
桑澤:効率化という意味では、私が主導となりワーキングスペースを固定席からフリーアドレスへ変更しました。理由としては、携わっているPJTによっては所属チーム以外の方とも密にコミュニケーションを取る必要があり、フリーアドレス化すればその時携わっているPJTメンバー毎に集まることができるので、業務効率向上につながるからです。
藤井:フリーアドレス化して約1年たちましたが、前と比べ社員同士のコミュニケーションが活発になっていますよね。
桑澤:私もそう感じます。業務効率向上したのはもちろん、周りの意見を聞きながら、レイアウトや購入する什器、ルール等を自ら提案して最終的に実現することができ、私自身の良い経験にもなりました。
――仕事の中で工夫しているポイントはどこでしょうか?
桑澤:新しいシステムを導入するときの説明に、かんたんな図を作っておくことにしています。口頭だけの説明だと、認識のズレが起きてしまいますから。「このシステムと連携しているので、こういう仕様になっています」というのを目で理解してもらうのに、すごく役立っています。海外拠点へのシステム導入にも携わることもありますので、今後は海外の方など、誰が見ても認識のずれが起こらず理解できるような説明を心掛けたいです。
藤井:私はサーバーのメンテナンス時に作業ミスが発生した場合に、リカバリーできるようにしています。以前、想定の動作をしなくなったことがあったので、そこから学び、作業前の状態に戻せるようにしました。
桑澤:もし何か問題が発生した場合は、上長に正しく報告する必要がありますし、定期面談でも振り返りがしやすいですよね。
――どんな人が活躍できると思いますか?
藤井:ITのプロフェッショナルである必要はなく、どちらかと言えば、何事にも興味が持てる人。自分で調べてどんどんやっていける人は成長しやすいんじゃないかと思います。
桑澤:私もそう思います。あと、コミュニケーション力がある人も成長しやすいかと。システム開発で、わらない分野があれば自分から人に聞くことができるのは強みになります。
藤井:そうですね!仕事自体は教えてもらえますが、それでも自分から動いてコミュニケーションを取れる方は、活躍しやすいと思います。
――最後に転職活動中の方にメッセージをお願いします!
藤井:風通しの良い会社なので、日頃からこれをやりたい、とアピールをしていれば、仕事を任せてもらえます。育成環境が手厚く、自分に合った場所に配置してもらえるので、安心してください。
桑澤:ITソリューション部門では社内システムの上流にも携われます。内製化が進んでいるので、いろんなプログラミング言語でシステムの開発を担当します。能力を伸ばしたい方にとっては大きなチャンスだと思いますよ!
藤井:チャンスは多いですよね!今後はグローバル化が進んでいくと聞きました。英語力を生かしたり、グローバルな規模で仕事をしたい人にとってもうってつけの環境が整っているのでグローバル規模のスケールの大きいプロジェクトに携わりたい方はぜひ応募してください!