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商品と世の中をつなぐ最前線。シャープ広報で活かせる”経験“とは!?


シャープ株式会社ではスマートホーム事業やカーボンニュートラル時代に向けたエネルギー関連事業、今後の成長が期待されるXR事業などの情報発信強化に加え、海外拠点の広報活動支援に向け、広報メンバーを拡充します。

広報は、事業本部が開発した商品を、世の中に最初に発信するポジション。新商品の誕⽣という、開発者の努⼒が報われる瞬間に貢献するからこそ、メディアにポジティブに取り上げられた時の喜びは⼤きく、やりがいがあります。

今回紹介するのは、広報グループの中にある商品広報チーム(社外広報)で活躍する2名の社員。いずれも他事業部からキャリアをスタートし、そこでの経験を携え広報の世界に。これまでの自身のキャリア、シャープ広報の魅力について語ってもらいました。

ーープロフィールと今日までのキャリアについて教えてください

柿澤:2011年の入社後に配属されたのは、BtoBの商材を扱っている部署。そこで2年半ほど働き、社内公募制度を活用して、2014年に広報部へ異動しました。

上野:柿澤さんと同じく、入社後は広報ではなく液晶事業部門の企画部で経験を積むことに。その後、若手の海外研修制度で海外研修(フィリピン)に2年行き、帰国後に広報への配属となりました。

柿澤:私達はどちらも、広報グループの中にある商品広報チーム(社外広報)で働いています。私は洗濯機、掃除機、エアコン、空気清浄機などの白物家電全般を担当しています。

上野:私も白物家電ですが、オーブンレンジや自動調理鍋などの調理家電、ドライヤー、冷蔵庫、家庭用電話機などを担当しています。

(写真左:柿澤 写真右:上野)

開発者の思いやストーリーを世の中に伝える仕事

ーー他事業部にいたからこそ分かる、広報の魅力や存在価値はいかがでしょうか?

上野:企画の業務をしていた頃は社外の方と直接コミュニケーションをとる機会は少なかったのですが、広報は、自分自身が窓口として外の世界とつながります。世間の声やメディアの方のご意見を社内にフィードバックする役割には、商品企画とは違った面白さがあります。私達が共有した情報が将来の商品やサービスの向上に繋がればいいなと思っています。

柿澤:確かにそうですね。他には、新製品を世の中に初めて発表できる立場であることも、商品広報の魅力だと思います。

上野:間違いありません!

柿澤:新製品発表の際は、企画担当者や開発者へのメディア取材を設定します。一つ一つの製品に全く違ったストーリーがあり、いつも関心しながら聞いています。様々な商品カテゴリーの開発者の思いに触れられるのも、シャープの広報ならではの特徴ですね。開発者の思いやストーリーがしっかりとメディアを通じて世の中に伝わることは、開発者にとっても喜びに繋がります。


ーー広報以外で経験したことは、業務に活かせると思いますか?

柿澤:広報に関連しない経験はないと言っても過言ではないですね。

上野:異なる職種から転職されてくる方も、その経験が無駄になることはないと思います。私自身、商品企画に在籍していたため、開発者の方々の苦労や商品へのこだわりに共感できることが多いです。その経験が企画や開発メンバーとのスムーズなコミュニケーションにも繋がっていると思います。

柿澤:理解が深いと、効果的な発表方法が浮かびやすいですよね!

上野:そう思います。シャープの新製品発表は、画一的な方法ではなく、毎回発表方法を模索するスタイルです。製品の特徴や性質、誕生秘話を元に協議を重ね、少しでも効果的に認知度を上げられる発表の仕方を考えます。だから、私にとっては商品企画で得た経験は多くのヒントを得られる武器になっています。

柿澤:同感です。営業企画にいた頃は、カタログ作成や資料作りを担当していたこともあり、人に情報を整理して分かりやすく伝えるスキルが身につきました。広報として働くにあたって、他の職種の経験は様々な点で活かすことができます。また、広報はマスメディアを通じて広く世の中に情報発信できるので、反響があったときの嬉しさも大きいです。


ーー思い出に残っている担当商品はありますか?

柿澤:私が思い浮かぶのは、コミュニケーションロボット『ロボホン』です。このロボットのパブリシティにイチから長く携われたことは、今でも良かったと思っています。当時、会話を楽しめる人型のロボットという商品は世界初で、ほかに比較する対象がありませんでした。試行錯誤を繰り返し、ロボホンをテレビやドラマ、その他さまざまなメディアに露出させることで、コミュニケーションロボットというカテゴリーが世間で認知されたときは嬉しかったです。余談ですが様々な撮影現場に立ち会えたことも、良い思い出です(笑)。

上野:私の場合はどれかというより全てが思い出になってしまっているので、1つに絞るのは難しいかもしれません。新製品発表の準備を進める中で商品への思い入れや開発の苦労などを理解するうちに、製品への思い入れが深くなってしまうタイプなんです。

シャープは色々なことを経験できるチャンスがある会社

ーーこれから入社される方へ応援メッセージをお願いします

柿澤:広報はメディア対応のために社内に取材依頼をしたり、制限時間が決められた中での素早い情報収集が求められたりすることが少なくありません。シャープはさまざまな部門があり、入社したときには誰に頼れば良いか、誰が何の情報を持っているか、本当にわからないと思います。私は在籍期間が長いため、そういった面で手厚くサポートできるので安心してください。

上野:社内の人間関係だけでなく、メディアとの関係構築など、他の職種にはない仕事もあります。またシャープの事業は多岐にわたるため、さまざまな商品を担当することになると思いますが、困ったことがあればいつでもアドバイスします。私は企画、海外研修、広報、という幅の広いキャリアを歩んできました。色々なことを経験できるチャンスがある会社なので、楽しみにしておいてください。


※記事内の部門名、役職名、内容はインタビュー当時ならびに掲載当時のものです。

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