【シャープのIT部門リーダーに聞く！第１弾】システム内製化、オフショア開発センター運営、グローバルプロジェクトの推進――。新たな動力源になるリーダー候補の条件

皆様はじめまして。シャープIT部門　採用担当の加藤です！

モノづくりとデジタルを融合した新しいビジネスモデルへの変革を推し進めているシャープ。そのIT部門として、DX推進を担っている部門長の関さんにITシステム開発の"今"についてお話してもらいました。

自らの推進力で全社システムを改革する一大プロジェクト

シャープが数年前から取り組んでいる大きな改革。それはITシステム開発業務をベンダー依存から脱却し、自ら社員が最新技術を学びITサービスを提供できるようになる、いわゆるシステム内製化を目指すプロジェクトです。ITソリューションはその担い手として経営層から強く期待を寄せている組織です。　社員が使用するシステム全てが内製の対象であり、大小さまざまなチームが、日々、シャープを新たなドットに塗り替えていっています。

数年前にスタートしたこの戦略の目指す姿は、グローバルな裾野を持つシャープにとっては、まだまだはるか先。現在の進捗度は足元の地盤固めが進んだもののまだまだこれからといった肌感です。ただ、データセンターを自社で構えクラウドサービスを提供するフェーズはほぼ完了しています。　全社システムの統合化も進めており、かなりの部分のシステムを自社内で運用できるようになってきました。　1つひとつのプロジェクトのスピード感は外部ベンダーに委託していた以前とは比べ物になりません。すでに数年先までやるべきことが見えている状況ですので、国内、海外ともに今後はさらに加速度的に改革を推進していきたい考えです。

シャープで自己実現を叶えたいかどうかが採用基準

システム内製化に伴い、ITソリューションではエンジニア、リーダークラスを積極的に採用し続けています。企画から開発、保守運用に至るまで、スキルに合わせたポジションと時間を掛けて成長できる環境を用意。どの社員も着実にキャリアを重ねられる体制にしています。

組織としては20代のエンジニアが50％に近い構成を締める若い体制というところまで来ました。　　会社が生まれ変わりをしていくなか、IT部門として一番欲しい人材は、若手を束ねるリーダー格を目指して頂ける方。　経験を発揮して、シャープという大きなフィールドで成果を出したいという意欲的な方と、ぜひ一度お会いしたいですね。

採用にあたっては、最初からリーダーとして組織を引っ張ることができる方も、SEの経験をシャープでさらに磨き、リーダーへの階段を上ろうとする方もさまざま歓迎しています。内製化プロジェクトを進めながら、シャープとして、IoTの世の中、DX化の世の中で何が出来るのかを問う事業貢献フェーズへとより移行します。その際は、世の中へ新たな価値を提供する組織のリーダーとなり、ビジネスの立ち上げ、スキームの構築など、存分にチャレンジしてほしいですね。

大手でありながらベンチャー気質

非常に大きな会社なので意外に思われることも多々あるのですが、実はシャープのITソリューションは、ベンチャー的な体質がすごく強い組織です。さまざまなプロジェクトがあちらこちらで産声を上げていますが、いずれも若い社員をチームの中心に据える体制を敷いています。チームの構成は数人程度～数十名規模まで多種多様です。ですから、勤続年数を重ねてチャンスを待つということではなく、経験の浅いうちから大きな裁量を持ってキャリアを歩めると思っていただいて構いません。技術が目まぐるしく更新されるITの世界で、新しい技術に挑戦することが大好きな人には、良い充実感が得られるはずです。

また、メーカであるシャープで働くというのは、一般的なITベンダーやコンサルファームで働くだけでは学べない、モノを作り、販売していくというビジネスも様々学ぶことができるというメリットがあります。　新たな技術に挑戦しながら、ビジネスという大きな枠組みをも学ぶことができるのです。

独自の育成戦略。“成長を待てる”組織

プロジェクトを社員それも若手に任せるからといって、「さぁ成果を！」という注文が難しいことは承知しています。だからこそITソリューションでは、「どう育てるか」に注力し、社員の個性に合わせた育成プログラムを組んでいます。プロジェクトの参画も、成長曲線に合わせた仕事の割当を行うことで、新たなことにチャレンジする精神的、時間的なスペースを生み、着実な成長を促します。そして管理職が一緒に業務を行いながら、シャープのやり方やプロジェクトの回し方を教えていきます。特に人間関係、チームワークを活かす方法はしっかり学んでいただければ。シャープのグローバル戦略の加速に合わせて英語力強化にも全社で取り組んでいます。1人に対して数年単位の時間がかかる教育方法ですが、受注ベースの仕事ではないからこそ、成長を待つことが可能なのです。

もちろん最初は多くの学ぶことを目の前にして、どのように進めるべきか迷う事もあるかもしれません。しかし当事者意識を常に持って、2年、3年後を見据えて頑張ってみてくださいと伝えたいですね。　シャープでキャリアを育んでいただき、長く活躍してもらいたいです。

仕込みが花開くタイミングは今！世界展開へのジャーニーを共に

これからのITソリューションは、さまざまな芽やつぼみが開花するフェーズに入ります。グローバルな規模でのプロジェクト、それも、国内の事業会社としては非常に珍しい自社のオフショア開発センターの運営が、2022年からスタートしています。今はまさに、若手を中心に、海を隔てた遠くの国にいる同僚と働く様々な課題、国内、海外のプロジェクトに取り組んでいるところ。これは今後IT部門における１つの成功モデルとして、日本社会に一石を投じることとなるでしょう。　成功のカギを握るのは人材ですから、シャープは何よりも人材を重要視し、投資します。だからこそのリーダー候補募集なのです。このスケール感にワクワクしながら、ぜひ積極的に我々のチームに参加して欲しいです。