私の在り方:女性の社会進出と経済的自立を支援する
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私は母が21歳の時、父がいない子として生をうけました。
手に職もなかった母は私を産む前日まで水商売をしていました。
母はその後二度、結婚しました。父親の違う妹もできました。
そして、二人の義父はそれぞれ不渡りをつかまされて倒産したり、
バブル崩壊の憂き目に遭い倒産・破産したりしました。
母はお人よしで、結婚相手の連帯保証人にその都度なっていました。
当然、母も莫大な借金を背負ったわけです。
そんな中、責任感の強かった母はお昼は生命保険のセールス、夜は水商売で働き必死で
借金を返しながら私と妹を育ててくれました。
そんな母も50歳で身体を壊し、水商売を引退し、アルバイトの生活を送っていました。
母は62歳の時、自宅で転倒しその夜、他界しました。
死後、慢性腎不全を患っていたこと、透析を拒否していたことを医師から聞かされました。
私たちには一切伝えてくれてなかったのです。
私は苦労している母をずっと見てきましたが、決して仲が良かったわけではありません。
とにかくファンキーな母でしたのでやることが無茶苦茶でした。
私達にもいろんな訓練を行ってくれました。ですのでやがて疎遠になっていました。
墓に衣は着せられぬ、と言うは本当ですね。もう、親孝行できないです。
いつも思います。もし、母が自分の手でお金を稼ぐ力があったら、絶対に水商売はしてなかったし、
男に経済的に依存するような生活もしてなかっただろうな、と思います。
私が女性を支援するのは母への恩返しでもあります。
誰に依存することもなく、しっかりと、どこへ行っても稼げる能力を全ての女性に持ってもらいたい、
と思っています。
私はボディワークを生業としているので教えられることと言えば
トレーニング、ピラティス、整体、疼痛治療、心理学、圧倒的なカウンセリングセールス
マーケティング、そして人としての在り方、生き方です。
でも、上記のスキルだけでも生活には困りません。
1人でもやっていける能力を持った仲間にもっと力を与えて、共に日本一のジムを作って行きたいと
思っています。
ビーホリックの管理職は女性です。トレーナーもほとんど女性です。
私が応援しているからです。