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APIの動作

こんにちは! 株式会社アルシエで教育に関するサポートをしている岸本です。

今回は「APIの動作」についてお伝えしていきます。

基本

API(アプリケーション プログラミング インターフェース)は、異なるソフトウェアシステム同士が通信できるようにする役割のようなものです。

これは、開発者がサービス、アプリケーション、またはプラットフォームと連携し、それぞれのメソッドやデータ構造を利用できるように定義します。

RESTful、SOAP、GraphQLなど、さまざまな形式のAPIが存在しますが、基本的な目的は同じです。

リクエストとレスポンス

API通信は、リクエストとレスポンスのやりとりです。

例えば、天気予報アプリを使用して天気情報を取得する場合、アプリは天気情報の取得に関するAPIリクエストを気象サービスに送信します。

気象サービス側のAPIは、このリクエストを処理し、要求された天気データを含む応答を返します。

エンドポイントとURL

APIは、特定の機能やリソースにアクセスするためのエンドポイントまたはURLを定義します。

例えば、気象サービスのAPIには、現在の天気、5日間の予報、過去の気象データを取得するための異なるエンドポイントが存在します。

HTTPメソッド

APIリクエストは、GET、POST、PUT、DELETEなどのHTTPメソッドを使用して行われます。

各メソッドは特定の目的を持ちます。

  • GET: データの取得に使用されます。
  • POST: 新しいデータをAPI上で作成するために使用されます。
  • PUT: 既存のデータを更新または変更するために使用されます。
  • DELETE: データを削除するために使用されます。

これらのメソッドを使用することで、APIに対して行いたいアクションを指示することができます。

データ形式

APIを介して交換されるデータは通常、JSON(JavaScript Object Notation)またはXML(Extensible Markup Language)などの構造化された形式で表現されます。

JSONはシンプルで理解しやすい形式であるため、多くの最新のAPIで標準的に採用されています。

認証

APIでは、セキュリティを確保するために認証が必要です。

これは、APIキー、トークン、その他の認証方法を使用します。

認証により、機密情報を保護する役割が果たされます。


におけるリクエストの数に制約をかけます。開発者は、これらの制限を遵守し、APIプロバイダーとの良好な関係を維持するために注意を払う必要があります。

エラー処理

APIはエラー処理にも対応しており、問題が発生した際に通知します。

エラー応答には、エラーコード、ステータスメッセージ、そして必要に応じて問題の詳細情報が含まれます。

エラー処理は、予期せぬ状況に適切に対処して、信頼性の高いアプリケーションを構築する上で非常に重要です。

Webサーバーの役割

APIは、Webサーバー上にホストされています。

APIリクエストが行われると、アプリケーションはAPIをホストしているサーバーにHTTPリクエストを送信します。

サーバーはこのリクエストを処理し、必要に応じてデータベースやサービスと連携し、アプリケーションに対する応答をします。

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