書評①：ビジネスは「速さ」が命！！

今回は私がビジネスをする上で大切にしている「速さ」について、ある具体的なエピソードをもとに書いていきたいと思います。

数年前に『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』というマイクロソフト出身の中島聡さんという方が書いた本を読みました。中島さんはWindows95を開発し「右クリック」「ダブルクリック」「ドラッグ&ドロップ」の設計をした方です。

時間効率化、仕事術について書かれた本で、ビルゲイツと一緒に働いた中島氏だから書ける面白い内容だなと思いました。

その仕事術には学ぶことが多いと思います！以下に書籍の一部を引用しながらエピソードとエッセンスを記載していきます！

Windows95は3分でリリースが決まった

中島さんのプレゼンを聞いたビルゲイツは、3分でリリースを決めたと書いてありました。

「仕事は7割でもいいからまず完成させるべき」とはよく言われると思います。Windows95が世に出されたときは何と3,500個のバグを知りながら出していたそうです！

「バグは後から修正できるだろう」という考えから、とにかく最短で、とりあえず世の中に出したそうです。

このスピードに対する意識の高さは、見習わなければならないと思いました…！

（ロゴが懐かしいですね…！）

仕事は２日以内に終わらせる

仕事の7割を速く終わらせるためには、早く手をつけ始め、かつ、ロケットスタートで2日で終わらせると決めてしまうことが大切だと書いてありました。

これにも「なるほど…」と思わされました。どんなに難しい仕事であっても「2日以内」に終わらせると決めれば「2日以内に終わらせるにはどうしたら良いか？」を考え始めると思います。

余裕を持った期限を設定するのではなく、とにかくスピード重視で自分で厳しめの期限を区切り、その期限内でなるべく完成度を高める仕事の進め方をすれば、圧倒的な短納期が実現するのでしょう。

まとめ

仕事の「完成度」と「速さ」は、どちらも最大化しようとするのは難しいです。

私の経験上は「速さ」を優先して間違ったことはほとんどありません。

Windows95の例に見る「後から直せばいいんでしょ。まずはリリースを優先させよう」という感覚が、答えなのだと思います。