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ビジネススキル⑥:因数分解のススメ

当社ではプログラミング未経験の皆様がエンジニアデビューを果たすだけでなく、ビジネスマンとして必要なスキル・素養を身につけていただき、現場で活躍していただけるようにサポートします。したがってプログラミングの勉強会だけではなく、コミュニケーションや経営、営業、マーケティング等の勉強会も開催しています。

今回のストーリーは「因数分解のススメ」についてです!

ビジネスにおける因数分解とは

因数分解というと中学や高校で習った計算式を思い浮かべる方も多いのではないかと思います。例えば81という数字は以下のように因数分解をすることができます。

81 = 9 × 9 = 3 × 3 × 3 × 3

ビジネスでも、大きな数字をより小さい数字に因数分解するように、大きな目標を達成するための構成要素に分解することができるというお話をしたいと思います。

営業マンの売上を例に考えてみます。売上を上げるためには、何が必要でしょうか?当然ですが、「お客様」は必要ですよね。そして「お客様」は「新規」「既存」にわけられると思います。

「新規」のお客様の開拓には「飛び込み訪問」「テレコール」「DM送付」「紹介」「Web」等の方法が考えられるでしょう。

「飛び込み訪問」「テレコール」「DM送付」「紹介」はこれ以上分解できなさそうですが(無理にやろうとすればできます)、「Web」は「HP更新」「SEO対策」「Youtube広告」「SNS運用」等まだまだ分解できそうです。

ここで伝えたいのは営業の因数分解の仕方ではないので、「既存」のお客様から売上を上げるための因数分解はしませんが、「売上」は以下のように因数分解できることがわかると思います。

売上 = 新規顧客へのアプローチ × 既存顧客へのアプローチ

   = (飛び込み訪問 × テレコール × DM送付 × 紹介 × Web)× 既存顧客へのアプローチ

これらの因数それぞれについて目標を設定して、日々、その小さな目標を達成していくことができれば、きっと目標を達成することができます。

小さな目標なら達成できる

上記の営業マンの例で言えば「売上1億円を達成しろ」と言われても、毎日何をすればよいのか想像がつきにくいと思います。

でも「毎日、飛び込み訪問を20件、テレコールを50件、DMを50通は送付して、既存のお客さんと話したときには必ず紹介を依頼するように。Webは終業時にPV数等のデータをExcelに入力すること」等と指示をされたら「何をすればよいのか?」がわかりますし「達成できたかどうか?」も判断がつきます。

このように大きな目標を日々の小さな目標に分解し、確実にクリアし続けることで、元の大きな目標を達成することができます。

日々続けられる無理のない数字を設定することや、毎日コツコツ続けることに注意すれば、かなり高い確率で大きな目標を達成できるはずです。

まとめ

上記では営業マンを例にとってお話しましたがエンジニアになっていく過程にも同じことが言えますし、すべてのビジネスに共通する本質の一つだと思っています。

正しい目標設定をして、毎日コツコツと達成していくことで必ずエンジニアになれるはずです。

大切なのは「正しい目標設定」と「毎日コツコツ続けること」です。

弊社に入社いただいた社員の皆さんは、勉強好きで毎日コツコツ続けることが得意な方ばかりです。一緒にエンジニアになることを目指していきましょう!

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