作家さんと読者のみなさまでつくる、新しい支援の形。被災地の方への応援イラストをGANMA！に掲載、発生した広告売上全額を義援金として寄付

平成30年9月6日に発生した北海道胆振東部地震により被災されたすべての皆様に心よりお見舞い申し上げます。

2018年9月12日より、コミックスマート株式会社が運営するGANMA！にて、チャリティー企画を開始いたしました。GANMA！作品を手がける総勢50名以上の作家のみなさまのご厚意により、無償で描き下ろしていただいた支援イラストをGANMA！内で掲載し、この企画で発生した広告売上の全額を日本赤十字社の窓口を通じて、被災地に義援金としてお渡しいたします。

被災地の一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

始まりは作家さんとの会話から

今回のチャリティー企画は、「今、苦しい思いをされている被災地の方を、自分の書いたイラストで少しでも勇気づけたい」という作家さんの言葉を受け、「やりましょう！」と、マンガ編集者がその思いを実現するため立ち上がり、すぐに、全社を巻き込む企画として実施が決定しました。

GANMA！ならではの企画

今回の企画は、GANMA！の広告モデルがベースとなっています。GANMA！では無料でマンガ作品が読め、読者がその間にある広告を見ることで収益を得ています。今回の企画も、このモデルを活用して、作家さんに書いていただいた被災地の方への応援イラストをGANMA！内で掲載し、そのイラストひとつひとつの間に広告を設置し、得られた広告収益を義援金として寄付する、といった仕組みとなっています。

当初は作家さん総勢50名以上に参加いただくまでの規模は想定していませんでしたが、企画会議の中で、コミックスマート社員のアイデアがアイデアを呼び、社内全体を巻き込む大きなプロジェクトになりました。一方で災害支援という非常に使命の大きい取り組みでもあるため、対外的な情報発信や表現は慎重に検討を重ねました。

◇企画ブレスト時のホワイトボード

なぜ、この企画が実現したのか？それはまさに、作家さん・読者・私たちコミックスマート社員それぞれの思いが重なったからに他なりません。マンガ家育成支援を掲げているコミックスマートだからこその作家さんとの距離感の近さや、コメントやお絵描き投稿など通じてGANMA！のマンガ作品を応援してくれている読者のみなさん、そしてスピード感もって実現に向けてチームプレーで走る社員。このチャリティ企画は作家さん・読者・社員の全員で取り組む、新しい支援のかたちになっています。

この取り組みを通じ、少しでも被災された皆様の力になれればと思っております。

◇集まったたくさんのコメント、Twitter投稿