組織だからできること。組織でないとできないこと。フリーランスから正社員というキャリアの選択 | 株式会社クリエイターズマッチ
鈴木 智2019年11月入社WEB制作会社で大型案件をメインにWEBディレクターを経験し、プロデューサーへ昇格。その後、フリーランスとして組織に属さない働き方をしていたところ、クリエイターズマッ...
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クリエイターズマッチは、フリーランスのデザイナーを中心としたクリエイターと協力し、インターネット広告を中心に企画・制作を行うクリエイティブ マネジメントカンパニーです。
私たちは、「クリエイターと、未来をかえる」をビジョンに掲げ、教育・制作・プロダクト事業の3分野のサービスを通して、世界中のクリエイターが最高のパフォーマンスを発揮できる世界の実現を目指しています。
今回は、Creative Division でプロモーション施策チーム(※)のディレクターとして活躍する鈴木さんにインタビューを実施。チームづくりにかける思いや、組織全体の取り組みについてお話を伺いました!
(※)プロモーション施策業務のことを、当社内では「構築業務」と呼称しております。
【プロフィール】
鈴木 智(すずき さとし):2019年11月入社。WEB制作会社で大型案件をメインにWEBディレクターを経験し、プロデューサーへ昇格。その後、フリーランスとして組織に属さない働き方をしていたところ、クリエイターズマッチと出会い入社。2022年にプロモーション施策チームを立ち上げ、現在はリーダーとして組織づくりに邁進している。
鈴木さんの以前のインタビュー記事はこちら:
はい、前職でプロモーション施策業務に従事していたこともあり、プロモーション施策チームの立ち上げにあたってぜひ携わらせてほしいと手を挙げました。
当社に入社後も、個人的にプロモーション施策業務に関わってきましたが、組織化を決めた理由は主に2つ。1つが、ビジネス視点で見たときに、当社の主力サービスであるバナーやLPだけでは解決できない企業課題があったからです。オウンドメディアやECサイトなどのプロモーション施策にも力を入れ、お客様をトータルでサポートしていこうという動きが生まれました。
そしてもう1つが、長年パートナーのみなさまと一緒にクリエイティブを作り上げるなかで、パートナーの方々が充分にスキルアップできていない状況があったからです。バナーやLP以外の新たな制作領域にチャレンジしていただける場を作りたいという思いも、プロモーション施策チームを立ち上げる理由となりました。
立ち上げて間もない組織のため、まずはチームとして機能させることが直近のミッションです。現状、プロモーション施策チームのメンバーは私のみの状況ですので、メンバーを拡充していくこと。そのために、採用やパートナー開拓に力を入れている最中です。
プロモーション施策の仕事は半年から1年に及ぶ長期的なプロジェクトがほとんどです。今は学習系、不動産、通販、ブランドサイトなどのプロジェクトが同時並行で動いていますが、同時にLP制作など短期的な広告制作業務にも取り組んでいる状況です。
ただし今後、組織化を進めていくなかで、よりプロモーション施策に集中できるような環境を作っていきたいと考えています。
自分のアイデアを表現し、影響力を発揮しつづけられる点が面白いと感じます。
LPやバナーなどの広告は、主に購買を促す目的でユーザーと接触するためのクリエイティブであり、世の中に公開される期間が短いという特徴があります。
一方でWebサイトは、少なくとも年単位で世の中に公開されます。たとえばコーポレートサイトやブランディングサイトなどは、長い期間その企業様の顔となって残っていくものです。
サイトを設計したり、デザインのアウトプットをコントロールしたりする過程で、自分の考えを表現できること。また、継続的にユーザーに影響を与えられることが、やりがいにつながっていますね。
「チームとして助け合う風土」がある組織です。
当社は扱っているサービスの都合上、量をたくさん作り、個人完結する仕事の進め方が主流となっています。ただ、プロモーション施策に関しては、1人ではできないことがたくさんあるんです。だからこそ、チームとして取り組む姿勢を大切にしていきたいですね。
また現状、当社では、限られた時間内で最大限のパフォーマンスをあげるために、黙々と業務に集中しているメンバーが多く見受けられます。かたや業務に追われすぎて仕事の楽しみを見いだせていない可能性もあるため、プロモーション施策チームはもう少しフランクな雰囲気にしてければ、と。コミュニケーションが活発に飛び交うような組織を目指していますね。
メンバーの市場価値を高められるようなサポートを行うことを意識しています。
特に若手のうちは、どうしても会社内での評価に目が向きがちです。メンバーには人生全体の長いキャリアアップを考え、自身の市場価値を上げるという意識を持ってほしいです。
特にディレクター職の場合は、お客様の評価こそが何よりもの指標になりますし、その評価は継続的に残るものです。言い換えれば、うまく会社の看板を利用しながら、自分を売り込むアプローチが大事だということです。だからこそ、私自身がマネジメントを行う際は、メンバーに対して、社内外問わず広い視点で動いてもらえるような工夫をしています。たとえば、お客様とのコミュニケーションの場や、他社のディレクターが集まるコミュニティの場を用意し、情報交換の機会を提供するなどです。
ディレクターになりたてのころ、代理店の方など社外の人たちと一緒に仕事をする機会が増え、そのコミュニケーション力や知識レベルの高さに圧倒されたんです。それまでは会社内でどうキャリアを築くかという視点で動いていたのですが、一歩外に出てみると同じディレクター職でも能力や考え方の差があることに気づき、市場の評価のほうが大切だという価値観を持つようになりました。
現在は経験者採用を中心に行っていますので、まずは現状どのようなスキルを持っていらっしゃるのか。そして、「コミュニケーション力」や「業務における動き方」を見ています。
コミュニケーション力については、会話のキャッチボールを通して、にじみ出る雰囲気や対話の心地よさなどを重視しています。
また業務における動き方に関しては、転職前の職場でディレクターとしてどういう動き方をしていたのか、社内外のメンバーとどう関わってきたのかなどをお聞きし、再現性がありそうかどうかを確認させていただいています。
「楽しく働きたい」と考えている人と一緒に仕事をしたいですね。自分の人生の1つのツールとして仕事があるという考え方や、仕事を通じて自分の夢を叶えたい、成長をしたいといった思いを持った方を求めています。まさに仕事以外の部分での信頼関係を結べるような方がいいですね。
また、即戦力として活躍していただくためには、ディレクション業務を5年以上経験し、代理店とバリバリ仕事をしてきた方。さまざまな制作業務に広く関わってきた方のほうが、より当社にマッチするかと考えています。
広告からプロモーション施策まで行っている制作会社は少ないため、幅広く経験値を高められる点が当社の強みだと思っています。
また、社内の制作リソースにとどまらず、全国のパートナーと一緒にクリエイティブを作れる点も当社ならではですね。プロジェクトごとに適したエンジニアやデザイナーをアサインしながら、自分が表現したい作品を作れるため、世の中にはないクリエイティブエージェンシーといえるのではないでしょうか。
実は今、当社は組織の転換期を迎えています。というのも、制作部隊も若手のメンバーが増え、世代交代が進み、現場からの発信が経営層に伝えやすくなってきたタイミングなんです。つまり、組織のあり方を見直す絶好の機会が訪れているということ。
そのようななかで、私が旗を振り、リーダー陣で話し合いながら、トップダウンの仕組みを変えていこうという動きを進めています。現場のメンバーが一人ひとり責任を持って発言し、ボトムアップで理想を追い求めていく組織を作るという目標のもとに、組織風土改革に取り組んでいる最中です。
私たちは、決められたことをやるというより、「自分たちが考えたことを実行していく」組織を目指しています。今まさに働きやすい環境づくりのために、現場からさまざまなアイデアを吸い上げ、会社に提案できる環境を整えているところです。今後入社される方もご自身の思いを発信していただければ、実現できる可能性を大いに秘めていると思います。
また業務の面では、お客様の課題を踏まえて最適なクリエイティブを提案できる強みを持った会社です。課題解決のためのアセットがたくさんあるので、フロント業務に取り組みやすい点も当社の特長です。
ぜひ私たちの仕事内容や考え方に興味をお持ちいただいた方は、面接でお話ししましょう!