【まえがき】
こんにちは。採用広報の酒井です。
夏の訪れによって、最近はすっかり暖かくなってきましたね!(むしろ暑い!(笑))
暖かくなってきたといっても、まだまだ寒暖差のある日が続いています。体調を崩さないように気を付けてくださいね!(*^^*)
さて、今日はクラッチの社員紹介シリーズです。
今回は、クラッチのクリエイティブチームという大きなセクションの中で、自社メディアサイト、LP(ランディングページ)、コーポレートサイト、広告バナーなどのデザインを手掛けるデザインチームを統括するリーダー、今(こん)さんの降臨です(パチパチパチ)。
今さんは大学卒業後のキャリアからフリーランスを経て、クラッチに入社されたキャリアがあります。そこで、その前職までのキャリアからクラッチに入社を決めた理由、そして今さんから見たクラッチの魅力まで熱く語ってもらいました(`・ω・´)キリッ
それではご覧ください!
デザインスキルはディレクション能力を身に付けるとさらに上がる
――今さんは大学を卒業してからデザイナーとして活躍されてきたんですか?
今:そうですね~。大学卒業後は専門学校に進み、大手出版社をメインクライアントに持つデザイン会社で8年間、デザイナーとして紙媒体のデザインをしていました。デザイン会社退職後は、EC事業に興味を持ち、小売業のECサイトの運用をしていました。
ECサイトでは実際のサイト作成やオペレーションなど多岐にわたる業務に関わることができて、デザイナーという職種でありながらWEBディレクターがするディレクションのスキルを身に付けたりマーケティングの重要性に気づけたなぁと思います。
――なんと、運用もやっていたんですね!ディレクションのスキルも覚えたことで何か変わったと思うことはありましたか?
今:ディレクションができるようになったらデザインのスキルも上がりましたね。デザイン会社時代でも色々なデザインの見せ方を学んでいたので自信がありましたが、デザイナーとしてさらにキャリアアップを目指すのであればディレクション能力も身に付けた方が良いと実感しましたね。
――ほう、それは何でですか?
今:単に技術職としてのデザインスキルは誰でも伸ばすことはできるんですが、ディレクションもできるようになると、自己管理だけでなくチーム全体で抱えている案件の動きやスケジュール調整などできるようになりますし、何より他の職種の考えていることを知ることでデザインのアイディアの引き出しが増えるので。
フリーランスじゃ荒稼ぎするストライカーになれない
――フリーランスでやっていこうと思ったのは何かきっかけがあったんですか?
今:きっかけはECサイトの事業方針が変わったこともあって、キャリア変更を考えるようになったって感じですかね。次の会社に転職するまでに、ちょっとフリーでデザインの仕事を受けて生計を立てつつ、コーディングスキルもレベルアップしようと考えていました。
――なるほど。実際にフリーでやってみてどうでしたか?
今:まぁ、シフト自由なのが楽でしたね(笑)。でも1カ月の売上もプライベートの時間も全て自分で管理しなきゃいけないのに苦労しました。近年では働き方の多様化などの動向もあってフリーに転身する人が多いですが、フリーランスに向いている人って意外と限られているのかな?って思いますね。
あとフリーで働くとなると、その時点の自分のノウハウが商品・サービスになるので、自分で営業しなきゃいけないし、コミュニケーション能力やスキルを自分で上げていかなきゃ継続してお仕事もらえないですし、稼ぎも少なくなるのが厳しいところかなと。
――おー!経験者は語りますね!
会社員は会社から約束された保障があるので収入アップとキャリアアップが望めますけど、フリーランスでメッシ(サッカー、アルゼンチン代表FW)みたいに年間百億円以上も稼げる世界No.1のストライカーなんてなれないですよ(笑)。
――ははは(笑)メッシ…(笑)。フリーランスで働くことの厳しさに直面してからどうしようと思われたんですか?
今:そうですね、このままフリーでやっていくかで揺れていましたね。
仮に最先端のデザインを求められる制作会社に転職したとしても、将来ずっとそのままで終わるのはつまらない。だから、前職で培ったマーケティングのノウハウやディレクション経験も活かせて、マネジメントも挑戦できて、なおかつデザインもできる会社が良いなと自分のキャリアを描くようになりました。
――すごい!明確な人生設計ですね!
今:実は、クラッチは派遣という形で働いていたんですけど、案件もたくさんあってスピードもクオリティも求められて活気ある会社だなぁって思っていたんですね。
それとクラッチは役職を持ってもチームのマネジメントをしながら現場の仕事ができるプレイングマネジメントを採用している会社であることに魅力を感じていました。
――なるほど!今さんのキャリアビジョンとマッチングしていたなんて運命的ですね!
今:そうそう。「このままうちに来ないか?」って会社側からもラブコールを受けていたので、改めて面接をさせていただいて入社いたしました(笑)。
フリーランスや自分で考えるのが好きな人はクラッチに向いていると思う
――正社員としてクラッチで働き始めてみてどうでしたか?
今:うーん、“自由”ですよね。
「自分これやりたいです!」
「こうしたほうが良いと思うのでこうしても良いですか?なぜなら…」
みたいに、自分から手を挙げてきちんと行動に移して結果を出す人が周りから注目されて役員からも評価されるんだなって思いました。
――たしかにクラッチのリーダー級以上の人たちはそんな人たちばっかりですね!
今:もちろん、どの部署のスタッフもチームをマネジメントするリーダーや上長には相談・報告はしないといけないですけどね(笑)。でもその自由さに比例してアイディアであったり責任感や行動力も求められます。
そういった点では、僕みたいにフリーランスの経験をしている人にとってはむしろ居心地の良い環境ではないかと思っています。個人事業主って自分で自分の人生を設計して切り開いていかなきゃいけないわけですからね。
――今さんみたいなフリーランスの経験がある人は、クラッチに入社したらどんな行動ができると思いますか?
今:フリーでやっている人って、仕事の依頼主から求められている期待値を超えていくということが普通と考えている人が多いと思うんです。自分の仕事としてここまでで良いけど、心配になって色々な仕事にコミットしているといった感じです。案外、この動きができる人って少ないので、あっという間にチームの中に入っていくことができるし活躍できると思いますよ。
――まさに今さんがクラッチに入社してすぐに実践してきたことですね!
今:ありがとうございます(照笑)。あ、それとクラッチでキャリアアップを図りたいなら、自分でスキルアップする努力だったり、考えることも求められます。
さらに出世欲のある人だったら、日頃から問題意識を持って業務に取り組むと良いです。もし何か改善したほうが良いなと思うことがあったら、
「それを解決するにはどうしたら良いのか?そのためには何が必要なのか?」
といったことを考えて、周りを巻き込んで結果にコミットできると他部署のリーダーや役員からもリーダーに向いていると評価されるでしょうね。リーダーってチームのベクトルを1つに向けさせて運用することが役割なので。
――今さんも入社してどんどん社内体制を改善してきましたよね!
今:そうですね、クラッチは自分の能力が発揮できる環境にあるなって思います。
とはいえ入社していきなり放り出されるわけではないですけどね(笑)。クラッチは中途入社であっても研修制度があって、未経験の人でもマネジメントクラスの上長が面倒を見る体制になっているので大丈夫かと思います。
――今さんはフリーランサーと会社員どちらも経験された結果、どちらが自分の成長に繋がるなと実感しましたか?
今:自分の思い描くビジョンと、それを叶えられる能力があって、そっちのほうが自分の性に合っていると思うのならフリーランスでやっていけば良いと思います。
でもさっきも言いましたが、フリーで働いていると、
「1人で仕事をするのは寂しい」
「コンスタントに稼げないことが不安」
「営業をしつづけることに疲れを感じる」「経理業務って意外とめんどくさい」
など色々な悩みが出てきます。実際にフリーになると自分の専門以外の能力も求められるんですよね。なので、いくら自分の専門スキルに自信を持っていても、他の能力を発揮できなかったら、やっぱり自分の思い描くキャリアを実現するのは難しいんじゃないですかね?
――なるほどです。本当に自分次第ということですね!
今:もし、現在フリーランスでやっているけど、
「もっと制作物を作ることに集中したい」
「このままフリーでいって良いのかな?」
とか思う人は、自分の力の使い方は間違えないでと思います。会社にいれば常に仕事がありますし、人との出会いがあります。
人生設計は、働き方より環境を変えるほうが大事
――人との出会い。
今:はい、人との出会いって案外とても大切です。どんな人と働くかで仕事の進め方や仕事の幅に大きな影響が出てきます。
もし今の働き方に少しでも違和感を覚える人がいれば、環境を変えてみると良いんじゃないかな?と思います。自分に不向きなことを嫌々するより、自分がしたいことをやれる環境が用意されているところに身を置くのがベストかなと。もちろん、与えられた環境をどう利用するかは自分次第ですが。
デザインの成果を数値で把握し、売れるデザインを作る
――最後に、今後のキャリアプランについてお聞かせください。
今:僕自身は色々なことに挑戦していきたいと思っています。普通にデザイナーとして働いていると、自分の作った作品に対する成果が見えにくいんですね。でも、その点クラッチに関しては社内で広告運用(リスティング)チームが日々運用結果の数値を追いかけています。
その運用結果のデータをクリエイティブチームでも知ることができる環境にあるので、ノウハウも溜まって自信が付いてくるのがフリーでは味わえないやりがいを感じますねぇ。
今後は、クリエイティブチームから独自に提案していきたいと思います。
――素晴らしいビジョンですね!今日はありがとうございました。
今:いえいえ、ありがとうございました。
【あとがき】
いかがでしたか?
ライフスタイルや働き方の多様化に伴ってフリーランスに憧れている人や、既に働いている人は多いと思います。
でも今さんがおっしゃっていたように、フリーランスで生計を立てていくことって、実はすごく難しいんですね。かつて今さんが抱えていたのと同じ悩みを持っている人も少なくないんじゃないかと思います。
そんな、
「働き方は自由に、でも成長したい!」
と欲張りなあなた!
現在、クラッチでは一緒にクラッチを盛り上げてくれる仲間を募集しています。
興味を持っていただけた人は、是非お気軽にご連絡くださいね✰