1
/
5

なにをやっているのか

2016年よりスタートした500 Startupsによるスタートアップ支援プログラム。
2017年からスタートしたクロスメディアイベント「078」。2018年は7万5千人を動員。
人口150万人都市の神戸市ですが、神戸市も人口減少のフェーズに入っており、特に高校大学卒業後に大都市圏に流出する傾向にあります。そんな中、若者に選ばれるまちを目指し、さまざまな取り組みを行っています。 ◆日本全国から参加できるスタートアップ支援プログラム『500 Kobe Accelerator( http://500kobe.com/ )』の開催や、GovTechの街を目指して、神戸をスタートアップの社会実験の場として提供し、社会や行政課題の解決とスタートアップの成長を目指す「Urban Innovation Kobe (http://urban-innovation-kobe.com/ )」、全国のクリエイターなどを集めた都市型フェス『078(ゼロ・ナナ・ハチ https://078kobe.jp/ )』の開催などがその一例です。 ◆そのほかにも、神戸の地産地食に取り組むファーマーズマーケットや、洋菓子、ファッション、ものづくりなどでも、若手のクリエイターが生まれています。 ・EAT LOCAL KOBE http://eatlocalkobe.org/ ・Kobe Live+Work http://kobeliveandwork.org/ ◆さらに、神戸が安心して暮らせるまちになるよう企業誘致に力を入れたり、健康政策でも糖尿病性腎症等の重症化予防のためのソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)の活用など先進的な取り組みを積極的に行っています。 ・神戸企業誘致サイト https://kobe-investment.jp/ ・ソーシャルインパクトボンドhttp://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2017/07/20170720040801.html ◆このような尖った取り組みを、首都圏にも発信しようと広報PRにも力を入れており、動画メディアを使ったプロモーションや、都内でスタートアップ関連のイベントを主催するなど、さまざまな施策に取り組んでいます。 ・STARTUP WITH KOBE 短編映像 https://youtu.be/eVTsoPuepBw ・STARTUP編 https://youtu.be/jFHCW-XFbDk ・MEDICAL CARE編 https://youtu.be/mcsgUBhm_VE ・SUPPORTER編 https://youtu.be/PONXqYoUv4c

なぜやるのか

◆神戸に挑戦者のエコシステムをつくりたい 若者がチャレンジできるまち、チャレンジする人を応援するまちにしたいと思っています。 テクノロジーやデータを活用する時代になり、Amazon、Twitter、Facebook、Uber、AirBnBといった、これまでになかった新たなビジネスが生まれました。これらは大企業ではなく、すべてスタートアップという、これまで存在しなかった市場に挑戦した若いIT起業家が開発しました。米国シリコンバレーなどイノベーションの先進地域では、成功した起業家が投資家となり、次世代の起業家を育て、それを取り巻く大企業や大学などとうまく連携する「確かなるエコシステム」が構築されています。 いま神戸にも、スタートアップやバイオサイエンスなどで挑戦する人たちが神戸に集まり、育ちつつあります。また神戸の強みは、こうしたテクノロジー以外の産業でも、挑戦する人が増えてきているところです。まだ小さいですが、この流れを大きな流れにしていきたいと思っています。 起業家をはじめとする優秀な若者がチャレンジするきっかけを神戸で手に入れ、世界に雄飛し活躍してほしい。すぐに神戸の地域経済に目に見える成果をもたらしませんが、中長期的にあるいは日本全体には不可欠な取組みです。 神戸でサポートを受けたスタートアップたちは、口々にこういいます。 「神戸は懐の深いまちですね。」 私たちは、挑戦する人が雄飛するエコシステムを目指しながらも、安心できるまちづくりをしていく、「懐の深いまち」を目指しているのかもしれません。

どうやっているのか

神戸市の所属部署は、スタートアップ支援を行っている新産業創造担当になりますが、発信する内容によって、様々な部署と横断的にかかわって頂くことになります。 ◆神戸市新産業創造担当のメンバー (4月 新産業課に組織変更予定)  多名部重則(ディレクター)  吉永 隆之(プロジェクトマネージャー・イノベーション専門官)  中沢  久(プロジェクトマネージャー・イノベーション専門官)  三嶋 潤平(プロジェクトマネージャー)  前田 知子(スタッフ)  幸野 七海(スタッフ) ◆その他連携する部署(一部) ・広報課  戦略的広報を掲げ、神戸ではPRプランナー(非常勤)を新たに採用する予定です。緊密な連携が期待されます。 ・都市プロモーション担当(4月より 東京事務所内に組織異動)  移住促進をメインに主に首都圏に向かって神戸をPRしています。 ・企業立地課  神戸に本社や事業所を開設してもらうための営業部隊です。 など ForbesJAPANのオフィシャルコラムニストでもある多名部が毎月、コラム記事を執筆しています。この職場の取組みなど神戸の尖ったシーンを発信しています! https://forbesjapan.com/author/detail/896