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"チーター"とよばれた男。北信越を駆け抜け回り支社を立ち上げる大平瑞木の挑戦

★インタビュイーのご紹介★
大平瑞木東日本グループ コンサルタント(北信越支社長)
学生時代はラガーマンとして活躍をし、新卒で大手保険会社に入社。岡山・金沢エリアで勤務をして、成績は全国トップクラスの営業マンとして活躍。2017年3月に株式会社サーキュレーションへジョイン。北信越マーケットの開拓に駆け回る姿からついたあだ名は"チーター”。2019年2月度全社MVP獲得。2019年5月度より北信越支社の支社長へ就任予定。

22歳初めての地方暮らし、気付いた根深い課題

-大平さん、2019年2月度MVP受賞おめでとうございます!まずは大平さんのこれまでのキャリアについて簡単に教えてください!

チーター:前職は大手の保険会社に入り、キャリアの大半は岡山県で過ごし、その後金沢へ転勤となって9ヶ月、合計6年9ヶ月働いていました。主な仕事内容は自動車保険の代理店営業で、そこでは競合他社と決められたパイを奪い合うという陣取り合戦ゲームをしているようでした。生まれながらに営業マン気質なところがあり、競合他社を締め出して、とにかく会社の中でどう目立つか、決められたエリアの中で大平という城をどれだけ築けるかということを楽しんでいました。

-The営業マンですね。そこから転職を考えたきっかけは何だったんですか?

チーター:小さい頃から人の挑戦を後押しできるような仕事がしたいという漠然とした想いがあり、保険業界に就職したきっかけも、保険があるから安心してどんな挑戦もできるのではないかと考えたからでした。ただ実際に入ってみると仕事は楽しいけど、本当に人の役に立っているのか、何のために陣取り合戦ゲームをしているのかわからなくなることがありました。30歳を手前にして、社内に全国何千人と営業マンがいる中で、毎年トップ10に入るくらい数字も上げていましたし、やり残したことはないなと感じました。そんな中で大手保険会社という全てが整っている環境で漫然と仕事をするよりも、自分の意思でスピード感を持って仕事をしていきたいという気持ちが強くなったのが一番最初のきっかけでした。

-そこからサーキュレーションへ転職しようと思った理由は何ですか?

チーター:私自身はもともと社会人になるまでは東京周辺の大都市圏で暮らしていました。たまたま新卒で初めて岡山という地方都市で仕事をすることになり、そこで出会ったディーラーの社長や従業員の人にすごくお世話になり、保険という形のない商材の中で大平という人を好きになってもらうために努力をして、家族のように面倒見てもらったことはすごく感謝しています。関係性が深まれば深まるほど目先の保険うんぬんの話ではなく、本当に困っている経営の課題を愚痴のように若造の私に話す日々に変わっていきました。

でもその悩みを解決できる商材は保険会社も私自身も持っていないことに、すごくもどかしさを感じました。できることといえば、同じ悩みを抱えた経営者を集めて、保険会社経由で専門家にセミナーを開催してもらうことくらいで、それでは本質的な解決にはならないことを痛感しました。困り果てたけれど、情報も東京に比べて全然入ってこないし頼れる会社もなくて、どうしたらいいか全然わからないなって思った時に、それを解決できる会社に転職をしなければいけないなという使命感に駆られました。



キャリアは自分で切り開いていくもの

-その悩みを解決できるのがサーキュレーションだったということですね!

チーター:そうですね。保険会社だと組織の深い課題には手をのばすことがなかなか難しかったところから、サーキュレーションのサービスでは、優秀な人材をシェアリングすることによって、地方の中小企業の悩みを解決できる、そんなすごいサービスが世の中にあることに当時深い感銘を受けたのを覚えています。まさに求めていた本質的な課題解決ができるなと一目惚れ状態でした。

-これこそが求めていたサービスだと電流が走る感じですね!

チーター:ちょうど私生活の方でも、結婚をしたいと思っていたんですが、保険会社にいる以上は転勤もあるし、キャリアも会社次第になってしまうなと感じて、それだと個人的になかなか結婚の踏ん切りがつかないところもありました。よく大手企業にいるって話をすると将来安定だねって言われることもありますが、これからの時代は、自分の人生は自分で切り開いていくものだと思っていたので、会社任せにしたくなかったんです。

お世話になった岡山や金沢の経営者の役にも立てるサービスを届けたい、また自分自身のキャリアは自分自身で切り開くために手を挙げたら挑戦できる環境で仕事をしたい、という二兎を追う想いに応えてくれる会社がサーキュレーションでした。

-素敵なキャリアの選び方ですね。サーキュレーションに入って結果が出ない日々もあったと思いますが、それでも愚直に走り続けている姿を見てきました。そこまで愚直に頑張れる原動力はなんですか?

チーター:入社以来、一つのミッションとして北信越支社の立ち上げを担ってきました。でも個人的には、北信越支社立ち上げが目標ではなくて、あくまでも通過点だと思っています。支社を立てるというのは手段であって、その先に待っているお客様や専門家と創る仕事こそがやりがいだと思っています。また北信越だけではなくゆくゆくは奥さんの地元であり、私自身も一番お世話になった中国地方にも恩返しをしたいと思っているので、ここで立ち止まってはいられないという気持ちが一番の原動力となっています。

-大平さんのその想いにはいつも勇気づけられます。とはいえ支社を立ち上げる過程の中で辛いことや苦しいことも多いと思いますがいかがでしょうか?

チーター:ほとんど社内にいないので、たまに帰社して誰かと話していると「移動が多くて大変だね」とか言われることも多いですが、それは本当に小さなことですし、むしろその先に待っているお客様のことを思うとワクワクするくらいです。本当に辛いことは、目の前のお客様を変えられなかったり、自分がやりたいと思ったことが自分の能力不足でできなかったりすることです。辛いというよりは悔しさに近いですね。

-本当に大平さんはまっすぐな人だなと思います。改めてになりますが、MVP獲得したことで心境の変化や感じることはありましたか?

チーター:けじめをつけられたという意味では心境的に変わったと思います。嬉しいという感情よりはMVP取らずに支社長になるっていうのはあり得ないと思っていたのでホッとしている感情に近いです。そういう意味では社内外に対してカッコつけられたかなとスッキリしています。これで心置きなく支社を立ち上げることができるなと思いますし、支社長として示しをつけれらたかなと。


MVP獲得時には東日本グループとアライアンス推進室、Execoも含めて全員が涙を流して喜んだ

支社立ち上げという最高の成長環境

-ある意味スタートラインに立ったという心境ですかね。ここから少し北信越支社立ち上げについてお話をお伺いしたいのですが、ここまでの立ち上げ準備の中で印象に残っている出来事はありますか?

チーター:やはり北信越で一番最初にお付き合いさせて頂いたお客様は印象的に残っています。北信越で実績もなく、正直どこの馬の骨かもわからない会社と、一緒にプロジェクトをやると意思決定頂き、その話を他の企業様でもしていいよと言ってくださったからこそ、ここまで来ることができました。


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でも本当に印象深いというか嬉しいのは、今まで会社として外部人材やコンサルを利用したことない企業様が、サーキュレーションのサービスを聞いただけでその魅力に気づいてくれて、うちだけじゃなくて他の会社も含めて活用しようとしてくれることです。本当に知らなかっただけで、知っただけでむしろ積極的に活用してオープンイノベーションを起こそうとすることに一番価値があると感じています。

-まさに大平さんが前職の時に抱えていたモヤモヤを解決している瞬間ですね!そんな北信越支社を立ち上げる魅力ってどんなところにありますか?

チーター:「プロシェアリング」というサービス自体が無限の可能性を秘めています。単純に人を紹介するわけではなく、企業様の課題に寄り添いながら自分の能力次第でどんな価値だって提供できます。経営者やプロフェッショナル人材の皆様と日々お仕事をさせて頂く中で、スキルアップや新たな知識の習得はもちろん、人間的にも大きく成長できます。そこに新規支社立ち上げというすごく難しくて大変だけど、やりがいしかない経験をすること自体が稀有なものだと思っています。

またこれまでサーキュレーションが支社を出してきた関西や東海や九州と比べ、誤解なく言うと北信越はビジネスとして色がない分、支社を立ち上げることに対して厳しい環境でもあり、けれど本当の地方創生はここからスタートするといっても過言ではないです。他の会社をみても東名阪、福岡には拠点があるけれど、北信越に拠点がある会社は多くなくて、でもイノベーションを求めているお客様はたくさんいます。

-新規支社立ち上げというなかなか経験できないものと北信越というマーケットの厳しさややりがいが、個人をすごく強くしてくれそうですね。

チーター:まさにそうです。北信越マーケットは、まだまだベンチャー企業も少ないエリアで、コンサル・人材系の企業もほとんど進出していないので、サーキュレーションがファーストペンギンになれます。企業様はもちろんのこと、提携している地方銀行様にもプロシェアリングを必要としてもらえるのは、何よりもやりがいがあります。裏を返せばサーキュレーションが行かなければ、一生雇用という選択肢しか持てないのは、緊張感も高いですし、早くこのサービスを多くのお客様に届けなければいけないという使命感すら感じています。

-そんな北信越支社立ち上げる中で、大平さんが一緒に働きたい人ってどんな人ですか?

チーター:私自身が、超がつくほど猪突猛進な性格で、それ故にチーターというあだ名もつけられたくらいです(笑)その分、一緒に戦ってくれる仲間には全力で向き合いますし、全力でサポートをします。ハマったら視野が狭くなりがちな性格ですが、今の新規支社立ち上げフェーズでは、目の前のことに夢中になれる人やなりたい人、誤解を恐れず言うとバカになれる人と一緒に働きたいと思っています。他のことがどうでも良くなるくらい熱狂できる環境はすでに整えているので、開拓者精神溢れる人に来てもらえれば最高な経験ができることは保証します!


今年の全社冬合宿のお笑い大会で彼のみせた伝説のチータージャンプは後世に語れる思い出の1ページ

強いて言うなら、何らかしら地方に縁がある人がいいなと思います。やっぱり縁がないと受け入れてもらえない地方の中小企業様は少なくないですし、そこで生まれたとか仕事した経験があるとか、親戚がいるとかだけでも縁があることだけで、すごく信頼してもらえるのも現実なので。

-熱いですね!大平さんと同じチームにいるだけで元気になれます!最後にこれから一緒に働く未来の仲間へ一言メッセージをください!

チーター:日々いろんな場所に行きますし、いろんなお客様に出会います。もちろんそれが大変なこともありますが、私自身はそこも全部ひっくるめて楽しんでいきたいと思っています。重ねてになりますが、成長できる環境、熱狂できる素地は整っています!新規支社立ち上げという経験を通じて圧倒的に成長したい、少しでも地方創生に興味がある、現状の仕事に対してなにかモヤモヤしている、そんな人はぜひ一度お話をしましょう!

-北信越の未来は大平さんとこれを読んでくれた未来の仲間にかかっていますね!本日はありがとうございました。


経営コンサルタント(地方創生)
地方創生コンサルタント@金沢の地から、本気で地方を変えたいんです!!
【サーキュレーションは、『オープンイノベーションコンサルティング』を行っている会社です。】 <オープンイノベーションコンサルティングとは?> 元上場企業の役員やメガベンチャーの成長期を創り上げたトップマネジメントといった豊富な経験・知見をもつ“プロフェッショナル人材”を、“雇用”という形ではなく“プロジェクト単位”で活用し、企業にとって低リスク・低コストで経営課題を解決していくという新しい形のコンサルティングサービスです。 このように有識者の経験・知見がより循環する社会になることで、労働力不足の解消や地域活性化に繋がるとも考えています。一方、働く個人にとっても、雇用という形で一社でしか経験を積めなかった時代から、同時に複数社で経験を積める時代へ移り変わることで、より自身の成長や自己実現のしやすい環境になると考えています。 「世界中の経験・知見が循環する社会の創造」というビジョン達成を目指して、新規事業・サービスを積極的に展開しています! <プロフェッショナル人材とは?> 30〜60代の採用市場に多く存在しない、高いスキル・貴重な職能を有した経験豊富な人材のこと。 例えば元東証1部上場企業社長、元大手SNS運営企業CEO、元大手検索サイト最年少マネージャー、元有名カフェ運営起業CEO、大型のIPOを実現したCFOなど、サーキュレーションにご登録いただいているのは高い専門性を持った方々ばかりです。約10,000人の経験と知見を活用できるため、あらゆる課題に対応することが可能です。 創業以来5年で、既に800社、2,000件以上のプロジェクトを実現し、企業の様々な経営課題を解決し、より企業が成長していけるように、それにより日本が元気になるお手伝いをしています。
株式会社サーキュレーション


■■■■インタビュアー紹介■■■■
茅野秀平
株式会社サーキュレーション 東日本グループ コンサルタント
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