CINRA, Inc.では、メディア「CINRA」運営をはじめ、コーポレートサイトやオウンドメディアの制作、広告クリエイティブやイベントの企画・制作、ブランドコミュニケーション支援、求人サービスなど多岐にわたる事業を展開しています。様々な職種のメンバーが集い、学び合う機会はもちろんのこと、時に業界を横断して同じ職種同士が学び合う機会を持つことで、視野を広げ、刺激し合う取り組みを行っています。この記事では、先日コンセントさま、MULTiPLEさまとともに、Webディレクター勉強会を開催した様子をご紹介します。
社内に閉じず、視野を広げることで学びや理解を深める機会づくり
「Webディレクター」という職種はスコープが曖昧で、仕事のスタイルも千差万別になりがちです。社内だけでは多様性を担保しづらく、業界を横断し、様々なWebディレクターとともに悩みや課題を共有し、解決策を探るような機会を持つ必要があると考えられています。同じ職種ではあるものの、違う環境で業務にあたる方々からのお話しをお聞きすることで、その違いを知るだけでなく、改めて自社の特徴をつかむことが出来るのではと思い、勉強会を企画しました。
そもそも「Webディレクター」とは?と改めて向き合う二日間
今回、二日間に分けて開催しました。一日目に発散したことを二日目に収束するワークショップ形式を取り入れています。まず、改めて「Webディレクターとは?」という問いに向き合い、その定義を見直すなどして、自分自身が探求したい領域を確かめました。そして、同じグループになった方々を中心として、お互いを知り、改めて職種に対する理解を深められたことで、下記4つの領域を探求していきたいという参加者それぞれの想いが浮かび上がってきました。
1)情報設計
2)プランニング
3)チームマネジメント
4)制作ディレクション
二日目はこの4つの領域ごとに分けたグループで議論することにしました。そして、Webディレクターの学びの場を自ら企画し、その場で学ぶ内容とともに発表をするというワークショップです。
「うまい情報の見せ方を論理的に教えて!会」、「超大規模公示案件の課題洗い出し100本ノック会」、「クリティカルなコミュニケーションを称える!褒める会」、「他分野の制作物のディレクションを学ぶ会」などなど……参加者それぞれ興味のある探求事項をもとに振り分け、グループワークを行ったことから、各自の興味関心をより深められる機会となりました。
刺激し合うことで得られた「自分だけではない」という気づきや安心感
二日間全体を通して、活発な議論が繰り広げられました。具体例を交えながら意見交換が行われ「こういうときに他社はこのようにしているのか!」という気づきも多かったとの声も。
(参加者の声、一部抜粋)
・抱えている課題や悩みを共有出来て気付きが多かった
・自分だけの問題でもなさそうだ!という発見があり、ちょっと安心できた
・ディレクターを再定義することにより、広義な意味でのディレクターの可能性を再発見することができました
・同じ業種をしている方と時間をかけて交流する機会はあまりなかったので、業務への姿勢やマインドなど、とても勉強になりました。
・「ウェブディレクターっていっぱいいるんだよなあ、みんな個々に取り組んでいるんだよなあ...」と思える機会をいただけてよかったです。
それぞれ自社に持ち帰り、関わるプロジェクトにおいて、この学びを生かしています。今後も垣根を超え、刺激し合うことができる場づくりができたらと考えています。
この場をお借りして改めて、コンセントさま、MULTiPLEさま、貴重な機会をありがとうございました。