なにをやっているのか
私たちは女性の靴の問題を解決するべく、日々研究を行なっています。
現在の実際の業務はハイヒール専門のフィッティングサロン。
社長の松本が施術者として、サロンで一対一で日々お客様とその足に向き合っています。
このサロンは実は私たちの、実験室。
もちろん、お客様への満足は当たり前ですが、満足いく結果を出すために
施術の内容もどんどんグレードアップし、都度情報を確実に蓄積してきました。
ここ数年間のサロン業務を経て、一つの答えが見えてきた為
次の段階に移るべく、新しい事業をスタートさせます。
サロン業務は対面サービスですが、次のプロダクトはwebサービス。
実は当社、元々はIT系スタートアップ企業としてスタートしています。
2015年のKDDI様主催のインキュベーションプログラム
『KDDIムゲンラボ』の8期最優秀賞を頂いた会社です。
https://jp.techcrunch.com/2015/07/14/kddi-mugen-labo/
私たちの理想を実現するためにはまだまだ色んな物が足りなかった為、この数年間沈黙を守ってきました。
でもやっと、次の段階に進む準備が整ったためにエンジニアの方を求めています。
なぜやるのか
靴は毎日履くものであり、靴に入れている足は体の土台。
単にキツイ、ユルイだけの問題ではなく、
自分の足の形や動きに対してぴったりフィットした靴を選べないでいると
足はどんどん変形や歪みを引き起こします。
特に女性のヒールパンプスは、
元々無理な形状をしているので体への負担は他の靴よりもずっと大きい。
それを知らずに合わない靴を履き続けると歪みは全身に広がり、
肩こりや腰痛・頭痛・婦人系疾患など靴以外の症状を引き起こすこともあります。
とはいえ、若い女性たちにヒールを履くなというのも
また無理があるのです。
「女はヒールが当たり前」という職場の無言の圧力、
キレイになりたいという女性自らの気持ちも無視できません。
ヒールを履きたい。
でも体への負担は最小限に止めること。
それには、できるだけ足にフィットした靴を選ぶことが重要です。
私たちのやろうとしている事は、
大切な体の土台となる足を守りながら
女性としての自尊心や、職場での生き易さを守る事です。
それを多くの人たちに届けるためにはサロンでの対面サービスでは限界があります。
多くの人に届けるためにはITのチカラを使っていく必要があります。
どうやっているのか
私たちにはサロンとして使っているオフィスはありますが、
エンジニアやマーケター用のオフィスはありません。
当社では、皆が完全にリモートで作業を行なっています。
週一回、都合のいい場所で対面・またはオンラインミーティングでコミュニケーションを取っています。
私たちの取り組んでいる問題は、
解決するのが非常に難しい問題です。
なぜなら「人間の体」という、非常に個体差が激しく、
動き、曲がり、伸縮し、環境の変化で様々に変化するものが相手だからです。
世界中に同じ問題に取り組んでいるスタートアップはたくさんいます。
日本の大手企業も徐々に参入を初めていますが、
まだ解決できた会社は存在しないのです。
私たちもまだ解決はできていません。
でも、道筋は見えています。
それは靴の業界に13年在籍し、その後シューフィッターとして膨大な人の足を診てきた代表の松本と、
様々な技術を片っ端から学んできた筋金入りのエンジニアの末広とが考えているからできる事だと思っています。
この非常に難解な人間の体を相手にした問題は、
一気にゴールを目指す事はできません。
段階的にプロダクトを開発していまきます。
その方法を一つずつ仮説を立てては検証していく。
地道ではあるけれど、一つ一つの課題を解決していくプロセスを面白がれる人には、こんな面白い環境はないと思います。
なにせ、代表の松本は面白すぎてこの事業がやめられないのですから。
今回のプロダクトは、当社として第二弾に当たる製品。
その開発に携わってくれる、謎を解き明かすことが面白いと感じれるエンジニアを求めています。