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CI&TのCulture① “るつぼ”な会社を目指しています

こんにちは。
CI&T人事担当です。

すっかり春も深まり、新緑の香り濃く漂う季節になりました。
私は新緑の香りも大好きですが、この季節、道を歩いていてふっと香ってくるジャスミンの香りが大好きです。自分の鼻がその香りの粒子の一粒でも捕らえようものならその姿を必ず突き止めてくんくん、と嗅がずにはいられません。
一つ一つはあんなに小さく、白くて可憐な花なのに、発する香りは人を酔わせるほど濃厚です。
CI&T Japanも今は小さな所帯ですが、人を惹きつけ魅了するパワーはジャスミンに負けないと思っています!

[Diversity and Inclusion as Global]

さて、CI&Tの人事部では今年、全社規模(グローバル)で「Diversity and Inclusion」が大きなテーマです。
Diversity and Inclusionとは、日本語に訳せば多様性と包含、と言ったところでしょうか。
グローバル企業として様々な人種や国、文化を背景に持つ社員を抱えるCI&Tにとって、組織としても、そして社員同士も、多様性を認め多くの違いを受け入れていくことは、企業としてその目的を叶えていく上で最も大切なミッションの一つです。
特に、CI&Tの社名が表す「Collaborate, Innovate and Transform」は正にDiversity and Inclusionがなければ成しえない、とさえ言えます。


[Diversity and Inclusion ???]

ただ、このDiversityという言葉、日本人にはあまり馴染みがないと言いますか、あまりピンとこない言葉ですよね。
ダイバーシティとか、多様性、という言葉はここ20年程あちこちで言われていますが、我々日本人には未だ縁遠いような感覚を持っておられる方が多いように思います。

多様性が大事だ、という感覚も、もしかしたら日本人にとってはピンとこないのかもしれません。
最近、特に首都圏ではずいぶんと外国人の姿も増えましたし、違いを受け入れていこう、というメッセージも増えてきましたが、それでもまだまだ人々の感覚として、自分の周囲に見た目や文化、宗教や思想、価値観の違う存在を見たり感じたりする機会はあまりなく、多様性について意識する機会が少ないかもしれません。

それでも、よくよく周囲を見渡せば、隣りにいる同じ日本人であっても、実は様々です。
職場環境だけを見てみても、男性もいれば女性もおり、見えにくい存在ですがLGBTの存在もありますし、様々にハンデを抱えた人もいれば、独身もいれば既婚者もおり、共働きもあれば専業主婦も、主夫もいて、シングルマザーもシングルファーザーも、無宗教の人もいれば仏教徒もキリスト教徒もいるはずです。
ただ、日本では少数派はごく少数で、社会の制度や設備も含めてほとんどの基準が多数派を主流とした作りになっているためその存在は見えにくいのではないかと感じます。そんな中で「多様性を大事にし、受け入れて」と言われても…という戸惑いを感じるのではないでしょうか。


[Why Diversity and Inclusion?]

多様性を大事にする、とはどういうことでしょうか。
そもそも、多様性って大事にすべきことでしょうか。
なぜ、大事にすべきなのでしょう。
大事にしたところでどんなメリットがあるのでしょうか。

今年のテーマ、「Diversity and Inclusion」は、これらを社員一人一人が考え、それを皆で共有し、実践していくためのものです。
そのために、全社的なキャンペーンも行われる予定で、日本において担当する私もとても楽しみながら準備に携わっています。
図らずも、日本ではこの4月1日から改正入管法が施行され、今後5年間でおよそ35万人もの外国人を受け入れていく計画です。今、日本でこのテーマで考え、互いに考えを出し合っていくのは良い機会だと思いますので、今後もこちらでCI&Tの「Diversity and Inclusion」への取り組みとキャンペーンについてご紹介していきたいと思います。


[CI&T as a Melting Pot !?]

今回、このフィードを書くにあたり、私なりに「Diversity and Inclusion」について少し考えてみました。

そして思いついたのは「るつぼ」。

「るつぼ」ってご存知ですか?
今更ですが、、、るつぼ、は、坩堝、と書きます。辞書を引くと、


化学実験などで、物質を溶解し、
または焙焼する場合に用いる耐熱性容器(スーパー大辞林)

とありました。様々な種類の金属をこの中で溶かし、混合します。

多種多様なタレントがそれぞれの持つ情熱で熱くたぎり、溶け合い、融合した合金。
それは、強度がありながらも柔軟で伝導率も高い、新時代の超合金かもしれません。
CI&TのDiversity and Inclusionを考えたときに思い浮かんだイメージです。
それぞれの特性を生かしながら融合して新しい超合金となり、それがInnovationを起こす。うーん、かっこいい。
CI&Tは企業として、これからも様々な特性や個性を持つ社員を受け入れ、熱く熱し、Innovationを起こすようなものを作り上げる「るつぼ」であれたらいいなぁ、と思っています。

あなたもこの、人種と才能と個性と興奮の「るつぼ」へぜひ!

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