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ハレの日@CI&T_国際女性デー

花束を抱えた女性が並んでいると見目美しく華やかですねぇ。
去る3月8日は国際女性デー(International Women's Day)ということで、CI&Tでも女性社員にミモザの花束が贈られ、皆でお祝いしました。

この日は世界中で祝われ、様々な場所、場面、メディアで多様なイベントや企画が行われる日ですが、あまり日本では知られておらず大きな動きもないように思います。恥ずかしながら私も社内で一番若い女性社員からその成り立ちから教わって国際女性デーを知りました。
彼女から
「ダメだよ、こういう大事なことは知らないと」
と言われましたが、本当にその通りだと思います。
CI&Tの本社や海外支社でも様々な形で催しがあり、同時に、
「職場における女性の活躍や存在が私たちの職場環境やビジネスにどのような影響を与えているかを考え、話し合い、認識しよう」
というテーマが根底にあり、皆がそれぞれ、少なからずこのテーマについて考える一日となっています。

CI&T Japanでは、前述のとおり企画すべき総務人事担当者がこの日について知るのが遅かったため、準備期間もなく海外と比べるとずいぶんとささやかなお祝いになりましたが、就業後に男性社員たちから花束とカードが贈られ、女性社員だけでお茶会を開きました。
CI&Tは仕事もランチも遊びも男女で分かれることがないので、女性だけで集まってお茶とワインとお菓子でお喋りするのは新鮮で、楽しい時間でした。
そしてやはり楽しいお喋りの中でも、女性が働くことや、職場にいる女性たちの影響力、職場の女性同士のあれこれなどが話題に。ざっくばらんな会話の中にも、その後数日たった今でももっと思索を深めたいと思う話題がいくつもあり、この場を借りて少し書いてみたいと思います。

CI&Tにおける女性社員の割合は高くありません。割合としては1/3程です。IT企業にしては多い方でしょうか。しかしCI&Tではポジションや職務に男女の垣根はなく、どの部署にも役職にも男女どちらもいますし、業務内容にも負う責任にも男女の差や区別はありません。

数の上では男性が優勢な環境にあって、女性社員が女性であることの良い部分を発揮して、職場やビジネスに貢献するにはどうしたらよいのでしょうか。
CI&Tの女性たちは、男性の数が多いからと言って女性性が薄いわけでもなく、大人しく三歩下がって歩く(!)わけでもなく、明るくて芯が強く、お洒落でチャーミング。彼女たちの笑顔や笑い声、気軽な声掛けや気配りや整理整頓・清潔・掃除への感度の高さが、男性ばかりだと滞りがちになるコミュニケーションの天然潤滑油になったり、置きっぱなしのゴミや使い終わったカップへの警笛となったり、ダークになりがちな事務所内に色彩が生まれます。
ほら、もう一度このフィードの写真を見てくださいね、華やかでしょう?
(窓に映った男性社員がみな笑顔なのに注目!)

一つの事柄にもメリットとデメリット、二つの側面がありますが、CI&Tの事務所内における女性の存在にはデメリットの側面は見当たりませんでした。
何故だろう、としばらく考えましたが、それはやはり、男性が多いからと言って男性の都合だけに合わせる必要がなく、女性としてその存在を認められ大切にされているからではないかと思います。
体力的に女性にとって負担になることは男性社員が助けてくれますし、カップの置き忘れを毎日のように指摘しても有難がられこそすれ嫌がられることはありませんし、素敵な格好をしていれば「いいね!」と言い合います。
気負わず臆せず、ごく自然に、「女性」でいられるのです。

でも、それは「女性社員」に限ったことではないはずです。
女性だろうが男性だろうが、若くても年上でも、どんな立場でも、負担や困難なことには助けを得られ、何か意見を言った時に聞いてもらえ、いいことがあれば「いいね、よかったね」と受け入れられる。
そんな環境で、人が何かに遠慮したり臆したりせず、その人がごく自然にいられれば、その存在はメリットでしかない、ということではないでしょうか。
そしてそれは、その人の能力や魅力を最大限に発揮し活かせる、ということです。その人を取り巻く社会や企業にとってはこれ以上のメリット・価値はない、最大の貢献ではないでしょうか?

かと言って実際には実現が難しいことかもしれませんが、「財産は人、社員です」を言葉だけでなく実際に取り組みやシステムとして実行しているCI&Tにとって、これはまさに理想ではないかと思います。そして、その理想が日本のこの小さな事務所に実現しているのを国際女性デーに見た思いです。

もう一度、この写真の女性社員たちと、窓に映る笑顔の男性社員たちを見てください。
人と人との関係は鏡、とはよく言ったものですが、本当にその通りだとわかる一枚だと思いませんか。
これがCI&Tの理想の一つであり、その小さな実現がここにあります。
あなたも、CI&Tの理想とその実現の輪の中に入ってきませんか。

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