なにをやっているのか
創業から63年、日本の社会環境の変化に沿って業務内容を多様に展開している中外テクノスは、広島を拠点として長年の経験を活かし、全国各地で検査業務を行っている企業です。
戦後間もなくして、社員5名、リアカー1台から始まった当社も、現在では本社ビルを始め、4棟の社屋を広島に構え、全国各地に支店や営業所を置く従業員1000名の企業へと成長しました。
創業当初の業務は、医療用のX線発生器の修理・メンテナンス・改造。その後、工業用に事業を拡げ、非破壊検査を開始しました。昭和40年代に入り、時代は「公害問題」が叫ばれる世の中となり、プラント施設の公害検査サービスに着手することで、調査・対策が求められる時代にも対応していきました。
現在では、当初のX線事業で培った知識・技術を活かし、X線検査装置やシステムを製造・販売しているだけでなく、ソフトウェア(CAE)を用いた解析業務も取り入れ、大手クライアントから「中外テクノスなら・・・・」と信頼をいただいています!
このように、時代の流れに沿って業務を拡大し多様な分野でサービスを提供している中外テクノスですが、日本の最重要課題にも果敢に取り組んでいます。
それは、「廃炉事業への取り組み」です。
これまで、原発の健全性維持のための検査・補修装置開発に、20年に渡って取り組んできた経験を活かし、廃炉事業に挑戦することとなりました。
2016年5月に1/1スケールの原子炉模型を備える新拠点を設立し、高レベル放射線下でも作業が可能な、独自性の非常に高い遠隔操作ロボット、検査装置、放射能拡散防止装置の開発に取り組んでいます。
今後は、廃炉向け装置の開発だけでなく、試験、訓練も行う計画です。
まだ全国的な知名度が高い企業ではないかもしれませんが、廃炉事業開始後、今では多くのメディアからも注目される企業になってきています!!!
なぜやるのか
~日本が直面している国難に立ち向かう!~
これを当社の使命ととらえ業務にあたり、未来の子供たちに安全な環境を残していくため、前人未踏の開発に、「誇り」と「志」を持って取り組みます。
どうやっているのか
1/1スケールの原子炉模擬設備にて、実証試験を実施します。
2016年5月竣工 電機システム開発センター
前例のない開発に取り組む職場。国難に立ち向かう業務をしている社員は大きなプレッシャーの中でさぞストレスを抱えているのだろう・・・。
いえ、決してそんなことはありません!:)
プライベートを有効に使って個人の趣味を存分に楽しんだりと、忙しい中でもオンとオフをうまくコントロールして、前人未踏の業務に生き生きと取り組んでいます。
粘り強く、エネルギッシュで、個性のある明るい人が働く、、、そんな職場です。