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MVP受賞者に、仕事への向き合い方からモチベーションまでぜんぶ聞いてみた

こんにちは!HR推進室です。

もう年末ですね。会社で評価や表彰イベントがある、という方も多いのではないでしょうか。

ちょびリッチでは半年に一度、会社や事業に大きく貢献した社員を称える「MVP賞」の表彰があります。

成果に繋げることのできる人は、普段どんな考えや意識を持って働いているのでしょうか?

今回は過去MVP受賞者に、「仕事に対する向き合い方」をテーマにインタビューをしました♪

今年一年、自分がどんな風に働いたか、来年からどんな風に働こうか・・・今はそんなことを考えるのにぴったりな時期だと思います。ヒントになる考え方をたくさん教えて頂きましたので、是非参考にしてみてください!

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(左)林さん:14期上期受賞者 管理本部 総務
(右)伊部さん:15期下期受賞者 メディア事業本部 CS推進部 制作チームマネージャー


Q1.早速ですが、MVPを獲った時はどんなお気持ちでしたか?

林さん:率直に嬉しかったです!MVP賞を受賞した当時は、会社の基盤作りという側面から難易度が高い業務や、社内で誰も経験してきていない業務を任されていた時期でした。その中で結果を残せたという自覚があったので、MVP賞を頂いたことで自分の頑張りを社内でちゃんと見ていてくれた、評価をしてくれた、ということが分かり、報われた気がしました。

伊部さん:そうですね、MVPをいただいたことはすごく嬉しかったですが、会社の利益に貢献するために色々と挑戦していたので、それほど驚きはしなかったです(笑)。MVPを頂いたことで皆さんに認めてもらえたという実感が出て、やってよかった!という気持ちになりました。もちろん貰って当然とは思っていませんが、貰えるだけのことは頑張ったという自負がありました。

―お二人とも、結果を残せたという実感をお持ちなんですね!


Q2.大変な業務もあったと思いますが、頑張ることができたのはなぜでしたか?

伊部さん:前職とやることも方向性も違う業界に転職したのが一番大きな理由かなって思います。これまで触ったことのないジャンルだからこそ、常に新しいことをやるという気持ちになりやすかった。走り続けやすい環境に来た、というのは大きかったと思います。

林さん:仕事において、結構負けず嫌いなんです(笑)。できませんと言いたくないし、難易度の高い仕事を任されたときに「やっぱり林さんには無理だよね、他の人にお願いするね」と言われたくなくて。
任された仕事に関しては、自分が納得できるまでやりたいという気持ちが昔からありました。会社の為に仕事をするのは大前提だけど、難しいことを乗り越えた自分を認めたいという気持ちも強かったので、頑張れたのかなと思います。

Q3.困難の中で、どんなときにご自分の成長を実感しましたか?

伊部さん:そうだなあ・・・成長というよりかは、今まで積み重ねてきた、点でしかなかったものが繋がったという感じが強かったです!特にMVPを頂いた年は。
例えば当時インスタでやった「ともだちが少ないのでフォロワーになって下さいキャンペーン」。ネガティブ風に見せつつ笑いを誘って、ユーザーさんに参加してもらうための敷居を下げる、というのはアニメ業界で培ったことでしたし、医療機器業界で学んだきちんと押さえるべきところは押さえる、というのも活かせました。なので成長したというよりは、今まで吸収してきたことを発揮できたな、という感じでした。

林さん:ちょびリッチに入社する前の約9年間は営業部署で働いていて、ちょびリッチで初めて管理部の業務を経験しました。だから社会人経験はあるけど、業務に関する知識経験が全くない分野に飛び込んだ状態でした。その中で自分に何ができるのか考えた時、初心に戻って色んなことを吸収していきたい!と思いました。
それと、伊部さんと同じでこれまでの2社の経験がどこかで今の仕事に活きているということを実感したので、今やってることも、いつかどこかで活きるという自信になって。無駄なことは無いからなんでもやってみよう、と思えるようになったことが成長だと感じました!

―お聞きしていて、どんな経験も自分のものにしてやろう!という気合を強く感じます!


Q4.MVPを受賞された際、お二人とも「責任感の強さ」や「業務を自分事として捉えている」点を評価されていましたが、普段から意識されていることですか?

伊部さん:色々な責任があると思いますが、わたしは責任の取り方って、必ず成果を出すことだと思っています。意識しているというよりは、やると決めたことはやり切る、と決めているだけです!逆にやらないと決めたことはやりません。それから、その選択の責任は自分でしか負うことができないと考えるようにしています。
わたしは結構いろんな人の仕事を巻き取りがちで、手を出すタイプなんだけど、恐らくそこを「自分事として捉えている」という風に評価してもらったんだと思います。
根本にあるのは、絶対いいものをユーザーに提供したいという気持ち。ユーザーがいいものを使っている、って気持ちになるようにしたい。自分が関わっているものがすべて。

―そこが軸なんですか?

伊部さん:軸ですね。ずっと。アニメ業界にいた時も、作り手が何を提供するかよく考えているかどうかが、見る人の感情を動かすかに絶対関わっていると思ってた。根本的に、人のためになりたいという気持ちを強く持っているのは大きいのかなと思う。

林さん:わたしは責任感を持って自分事として捉えようとは強く意識してなくて、性格なのかな?という部分が大きいです。会社には総務がわたし一人しかいないから、誰でもできる仕事であっても、わたしの仕事だと思い引き受けることが多い。そこが自分事として捉えている、という風に見てもらえているのかな。
前職では営業部署で働いていたから、管理部側に回ってからは事業部に負担をかけたくないという気持ちが強くあって。売り上げは一円も上げられないけど、その分環境づくりは任せてくれ!という気持ちは、ちょびリッチに来て初めて芽生えた気持ちですね。
あと、これはちょっとネガティブかもしれないけど、「これって総務の仕事じゃないの?」「なんでやってないの?」って言われるのが本当に嫌い(笑)!「誰かが言う前にやる」ことを、いつも凄く考えてる。

―動けるのは、色々なことを常に考えているからなんですね。

林さん:そう。とにかく考えてる!人のせいにしてやらなかったことで自分が文句を言われるのってすごく悔しい(笑)。そういう経験を何度もしているから、先回りして考える癖がついた。マイナスをプラスに転じました!(笑)

―マイナスをマイナスのまま置いておかないってことですね!


Q5.ご自身が成長するために、普段から心がけていることはありますか?

林さん:スピード感です!これは前職の「仕事の心得」みたいな訓示の一つだったんだけど、今も意識しています。
スピード感と言っても、意味は二つあって、一つは着手するまでのスピード。二つ目は、実際に対応している期間。わたしは特に着手するまでのスピードを意識してます。そうすると、「あの人に頼めば早く対応してくれる」って思われるし、その積み重ねが信用・信頼に繋がるからね。

―普段から対応が早いのはそれを意識されてるからなんですね。

林さん:100%の対応をしようとすると時間がかかるんだけど、10%でも30%でもいいから、ファーストアクションを早くすることが大事かなと。例えば何か新しい業務を任された時、分からないからと言って期日ギリギリになっていきなり全部を対応しようとしても、絶対に期日に間に合わないし、間に合ったとしてもやっつけ感が出ると思うのよね。だから、まずはゴールを明確にイメージして、「何が足りないのか?何をすればいいのか?」というのを、ひたすら洗い出す時間をすぐに作るようにしてる!
あと、普段から心掛けていることでいうと、自分のやり方にこだわらずまずは基礎を固めること、準備をしっかりすることが凄く大事だと思います。

伊部さん:わたしは、判断力・決断力と、そのスピードとプロセスは意識しています。何かを決断するのに、どれくらいの時間、何を考えていたかといった感じですね。

―それって意識して身に着けられるものなんですか?人に教わったり本を読んだりして学ばれたんでしょうか。

伊部さん:本を読んだり、実際にやってみることで、自分に必要なフレームワークを開発したりしています。事業部の上長が作成した考え方のフレームワークがあるんですが、それを自分なりに別の形にして考えるプロセスを整理する練習をしたりとか。
あとは、課題意識!課題と目的を強く意識しています。わたしは必要な人のところに必要なものを届けられたとき、初めてお金になると思ってて、そういう行動ができてるかは意識しています。自分が今身一つで転職市場に乗り込んだとき、どれくらいの価値があるのか考えるようになったのはすごく大きいです。
何も解決しないことにお金や自分の時間をかけるのは無駄なので、自分が動くことで何が解決するのかを考えると人生が豊かになると思う!

―それが「仕事ができる」ということなのかなと思いました。今何が必要なのか自分で考え、行動に移せるお二人だからMVPを獲れたのかな、と思います!

林さん・伊部さん:いえーい!(照)


Q6.仕事に対するモチベーションはどこにありますか?

伊部さん:たぶん、根本的には恥ずかしい思いをする自分を見たくない、やれなかった自分を見たくない、という思いがあるんじゃないかなぁ(笑)。スタートは林さんの、「指摘されたくない」に似てるかも。すごく自分中心的なところからスタートしてますが、ある意味そういった部分の承認欲求が満たされて自己肯定感が成熟したところで、ようやく誰かの力になりたいという思いが芽生えるんじゃないかなって最近は思います。楽しく仕事をしていくには、自分の承認欲求や自己肯定感がどのレベルにあるのかは考えてみるといいかもしれないです。

―お二人はそことストイックに向き合っていらっしゃるように感じます。個人的に、認められたい、役に立ちたい気持ちがありながらも、自分にはできそうにない、逃げたいとよく思うんですけど(笑)、お二人はそう思ったときにどうやって乗り越えていますか?

伊部さん:わたしは逃げたい欲求に対して逃げればいいじゃんと思うタイプ。たくさん逃げて来たし・・・(笑)。でも逃げるという選択肢をとった時に、逃げた結果を受け止めるのは自分しかいないということを常に心にとめています。そう思うと、やりたくないことも、自分のやりたいことの実現に繋がってることが多い

―絶対に全部やらなきゃいけないと思うとしんどいですもんね。

伊部さん:そう。そういう部分では、その気持ちに同感してくれる友達がいたことが、わたしにとって凄く大事でした。わたしは最初の会社に同期がたくさんいて今も仲いいんだけど、ぶち当たった時に愚痴を言えて、「それはやりなよ」「それはやらなくていいんじゃない?」と言ってくれる。だめな自分をさらけ出せる相手は作っておいたほうがいい。選択と責任でいっぱいになっちゃって、もたないから。

林さん:私もいつも逃げたい気持ちは持っているよ(笑)。どんな業務を任されるか分からないし、色々考えすぎてすぐ不安になる。けど、きっと誰しも「逃げたい」と思う時はあると思うし、どうしても無理な時は逃げてもいいと思う。ただ、勇気を出して立ち向かう人がいたら、全力でその人を応援したいと思う!私も逃げた経験もあるけど、逃げずに戦った経験があって、その経験のおかげで強くなれた部分もあると思うからね。

伊部さん:いいね!かっこいい。

林さん:逃げたいと思うということは、ハードルが高い仕事なんだと思う。でも会社としてはチャンスを与えてくれているわけで、そこに立ち向かった結果が失敗だったとしても、まさか会社がつぶれるようなことは若手に振らないだろう、と。(笑)じゃあやってみたらいいじゃんと思う!多分失敗しても成功しても楽しいんだよね。
わたしも1年目の営業でクライアント数が少なかった時、休眠リスト(担当がついていない顧客リスト)を引っ張り出して電話をしたことがあって、その姿勢を当時の上司は評価してくれた。そこから何万という成果は出なかったけど、失敗だったのかと言われたら多分失敗じゃない。だからすぐに結果に結びつかなかったとしても、逃げずに立ち向かったことは必ず自分の為になると思う。

―自分から仕事を見つけて、挑戦されたんですね。

林さん:若いうちは、パワハラとかの受けちゃいけないダメージ以外は逃げないでほしいな。単純にやったことが無くて怖いからやりたくない、なんて言っている後輩がいたら、「別に失敗しても寿命が縮む訳じゃないんだから大丈夫!何かあったら助けるからやってみよう!」って声を掛けたいし、そういう場面も何回もあった。失敗したら誰だって落ち込むけど、意外と後々良いネタになるし、勲章にもなる!

伊部さん:死ぬこと以外はかすり傷だよね。

―まずはやってみることが大事なんですね!

Q7.最後に、今後のビジョンを教えて下さい。

伊部さん:新しいことがやりたい!もっと色々なものを作ることができるチームにして、今までやってこなかったことをどんどん実現していきたいです。うちのリソースを活かして何ができるのか考え続けていかないといけないと思う。

林さん:わたしは自分の知見をもっと広げたい!今は総務・労務を中心に担当させてもらっているけど、昔から幅広い業務をやることが多くて。何でも分かる人になって、最終的には頼られたい(笑)!あとは、教えたがりだから、チームや部下、後輩を持ちたいな。これからもどんな業務を任されるか分からないけど、だからこそ幅広い仕事をするチャンスがあると思う。

ーお二人とも一貫して、新しいことをやりたい、もっとできるようになりたい、という前向きな姿勢をお持ちなんですね。
どんな経験からも学びを得ようとする姿勢と、何をしたら良いか自分の頭で考え続けられる部分を見習って、わたしも頑張りたいなと思います。
お二人ともありがとうございました!

                       ・・・

ちょびリッチのバリューにもある「自ら考え、やり切る」「成長を楽しむ」を体現しているお二人。

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