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【社員インタビュー】より良い教育を届けるきっかけに・20年新卒

こんにちは☀
チエル採用担当の竹迫です。

本日からチエル社員インタビューをお届けいたします!
第一回目の今回は20卒入社2年目の開発エンジニア・Nさんにインタビュー。
学生時代は教員を目指していた彼がチエルのエンジニアになったきっかけや、取り組んでいる業務内容などを語ってもらいました。

▽プロフィール
2020年卒。新卒入社。学習支援システム企画開発部に配属、「InterCLASS Filtering Service」「計算検定」や新規サービスの製品開発に携わる。

▼はじめにチエル開発エンジニアの仕事内容を教えて下さい。

ーーーまず私たちの会社では、学校でパソコンなどのICT機器を使った授業をする助けとなるようなソフトウェアや、安全にインターネットを使うためのシステム、算数や英語の問題がブラウザ上で練習できるサービスなどを作っています。
より細かく開発エンジニアの仕事を見ていくと、どういう製品が良いかを考える「企画」から、その製品をどう作るかを決める「設計」、実際にプログラムを書いて製品を作る「実装」、製品を売る前に不具合を見つけて直す「テスト」、製品を売った後の「サポート」など、開発エンジニアの仕事は多岐に渡ります。時には営業の社員と一緒にお客様へ製品を提案しに行くこともあります。

▼入社1年目はどのような業務を?

ーーー1年目には、算数ドリル(計算問題)をPC上で練習できる教材のアップデート開発に携わりました。2020年度に学習指導要領が改訂され、算数の単元・目当て・学習内容が大きく変わりました。教職員の方々がこの変更に対応できるよう、私たちはデジタル教材の収録問題を作り直す(アップデートする)必要があったのです。
このアップデートの内容に新たな問題形式を追加するため、画面と仕組みを設計しました。さらに、ユーザーの意見をもとに画面デザインにも変更を加え、児童生徒がより使いやすくなるように改善したりしています。

▼入社から1年半が経った現在はどのような業務に?

ーーー現在は「先生の授業づくりを手助けするサービス」を開発しています。
学校のICT化が進められ、この数年の間で小学校・中学校では児童生徒が一人一台Chromebook などの端末を使うようになりました。同じように、先生方も端末を使って授業をするようになりました。私の会社では、端末を使った授業がスムーズにできるように手助けするサービスを作っています。

このサービスを作っていく上で、誰でも使いやすいような画面デザインを考えて設計したり、既存のツールをより便利にするシステムを組んだりしています。また、この製品に限らず開発をする上で必ず意識すべきことですが、他人がシステムに勝手にアクセスできないようにするなど、セキュリティ面にも最新の注意を払っています。


▼チエルでの仕事のやりがいや魅力を教えて下さい。

ーーー全国の児童生徒に良質な授業環境を届けていると感じられる社会貢献度の高さが一番の魅力です。実際の現場の先生になると、自分の教育・授業を届けられるのはクラスの40人の生徒たち、広く全校生徒と考えても数百人に留まります。この仕事では児童生徒に直接教えるということはできませんが、製品を使ってくれている学校や先生方を通じて、その先にいる何万人という全国の子どもたちに、より良い教育を届けるきっかけになれていると実感できます。

当社は自分たちの会社で製品を作っている、所謂「自社開発メーカー」です。
だからこそ、製品を作る中で自分たちの持てる裁量は大きくなります。もちろんその分責任も重くなりますが、自分のアイデアを形にしたり製品に反映させるなどの、自分のやりたいことができる楽しさの方が何倍も大きく感じられます。これも製品をつくる立場の開発エンジニアだからこそ感じられる魅力の一つです。
また、より高い技術スキルを身につけることは、より良い製品を作ることに繋がるので、常にモチベーション高く製品の改良やスキルアップの勉強に取り組めます。自分の持っている技術・スキルで製品の質を高められたときには、特に大きなやりがいと達成感を感じます。

▼もともとエンジニア職志望だったのですか?

ーーー実は学生のころは先生を目指す気持ちの方が強かったです。
ただ、大学進学の段階では、教員一本に道を絞ってしまうのではなく、他にも専門性のあることを学びながら教員免許を取ろうと思いました。いくつか興味のあった分野の中から情報系の学部を選択。教職課程を進めながら、大学で情報系の分野を専門的に学んできました。

やがて実際に教職課程や教育実習を経験するなかで、学校現場のICT化整備の遅れや先生の業務の大変さを目の当たりにしました。4年生になって具体的に先生の道を考えたときには、まだまだ教育現場には変わらなければいけないことがあると感じるようになりました。

自分の持つ情報系の専門スキルと、教育現場を良くしたい・より良い教育を子どもたちに届けたいという思いを一番実現できる形を模索し、たどり着いたのが教育ITの開発エンジニアでした。

▼その中でチエルを選んだ決め手を教えて下さい。

ーーー就活の段階で、ITの力を使って教育に貢献できる会社に就職できないならば、大学院に進学して、より情報の道を極めていく選択肢がありました。
その前提でIT×教育の分野に絞って会社選びをしていく中で自分のやりたいことと、会社のやっていることが一番近く、チエルでならばやりがいを持って仕事ができそうだと感じたのでチエルを選びました。

▼今後チャレンジしてみたいことはありますか?

ーーーITの分野では日々新しい技術が出てきたり、既存の技術にも改良が加えられたりしています。その結果、今自分が持っている技術・スキルもいつの間にか古いものになってしまっていることがあります。
正直自分の性格として最新のものだけを追うタイプではないですが、ITの分野の最新には遅れずキャッチアップしていきたいです。そうやって新しい技術を身につけることがより良い製品づくりに繋がればいいと思っています。
技術の広がりもスピードもすごく、追随することは簡単なことではないですが、チャレンジしていく必要はありますし、現にチャレンジしているところでもあります。

▼最後に、これから仲間になる皆さんへメッセージをお願いします!

ーーー教育×ITの取り組みはまだまだ可能性がある分野だと思っています。
しかし、学校にいる”人間の”先生だからこそできることも数多くあり、ただ教育の全てをデジタル化すればよいというわけではありません。
「先生のために」ということを考えながら、学校教育のデジタル化という課題にぶつかっていけるような方と、是非一緒に仕事をしたいと思っています!
教育に強い思いのある方、理念に共感いただける熱意のある方をお待ちしています!

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