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【広報×IR対談】「そもそも広報とかIRって、普段何やってるの?」におこたえして、お仕事インタビューしました! #CeresPRFriday

こんにちは!セレス広報担当です。

セレス広報がセレスの「リアル」をお届けする #CeresPRFriday

今回は、年始めの新春企画🎍として広報IRの対談をお送りします!


業界最大級のポイントサイト「モッピー」を運営するセレスでは、昨年2023年だけでも多数のメディアに紹介され、ますます注目を集めています。そんなセレスと社会の“架け橋”として日々、奮闘する広報とIRのお仕事について、年始めの抱負とともにお話しいただきました!


入社理由を教えてください。

――「累計1,100万人の会員登録数を誇るサービスは、社会的意義が大きい」


Sさん:私はセレスが6社目の会社になるんですが、もともと日系と外資系の証券会社でアナリストに従事していました。アナリストとは、上場企業を調査分析して「この会社は業績がこうで、今後こうなるだろうから“買い”」とか「今後こうなるから“売り”」という見立てをレポートにまとめて機関投資家にお話しするのが主な仕事です。


アナリストとして長く企業調査をしていくなかで、次第に事業会社の仕事に魅力を感じるようになり、外食産業の事業会社のIRとして転職しました。セレスはIRとしては2社目になります。IRは、アナリスト時代とは真逆の立場になるのですが、セレスは、ポイントサイトの運営からD2C事業や金融、暗号資産交換業まで多角的に事業を展開しているので、仕事をしていてとても楽しいですね。


Hさん:私はセレスに広報として入社して1年強になります。経歴としては、新卒で入社したPR代理店会社で化粧品会社を担当しながら3年間PRの基礎を学びました。その後2社目では、求人情報メディアを運営する事業会社に転職しキャンペーンやテレビCMのマーケティング業務に従事しました。2年ほど働いて、「やっぱり、広報がやりたい」という気持ちが強くなり、広報の立ち上げから参画できるエンジニア系の人材会社に転職しました。ここでは、メディアアプローチに加えて、コミュニティーの運営、社内報やオウンドメディアの運営などさまざまな経験をさせていただきました。


一方で、メディアへのアプローチ先はBtoBの狭い範囲に限られていました。そこで「B2Cの事業会社であれば、もっと間口を広げられるのでは」と思い、転職活動をしてセレスに出合いました。


セレスの事業内容


Sさん:セレスは単一事業企業と違っていろいろな事業を展開しているから、広報でもアプローチ先がいろいろあって面白いんじゃないですか?ちょっと分かりにくい部分はあるけど、そこを分かりやすく魅力を伝えるのが面白いかなとIR的には思ってます。


Hさん:そうですね、そこは広報でも伝えがいがありますね。それにセレスが運営する国内最大級のポイントサイトメディア「モッピー」は累計1,100万人のユーザー数を抱えています。この規模からみても、「世の中に必要とされているサービス」であると同時に、社会的意義も大きいことが分かります。それはメディアへアプローチする価値があるということですし、世の中のみなさまへも認知していただくだけの価値があるということでもあります。


Sさん:確かに、そこのところはIRでもやりがいを感じるところですね。


Hさん:はい。それに定量的なデータも出せますし、そういう価値のあるサービスを広める仕事はやりがいがありますよね。


入社後に感じた課題とは?

――「多角的な事業展開が魅力ではあるものの。。。」


Sさん:“分かりにくさ”というところですね。会社の認知度もそうなんですが、セレスはさまざまな事業を展開しているところが魅力でもある分、逆に分かりづらさもあって株式市場の参加者の方たちに理解が浸透していないというのは本当に課題だと感じました。


Hさん:確かにそれはありますよね。私もメディアの方とお話しするときに「御社は何の会社か分からなくなってくるよね、いろいろありすぎて」と言われることがあります (苦笑)


Sさん:広報でもそんな感じなんですか?


Hさん:はい。セレスをご存じの方ですらそういう感じなので、いろんな事業があるゆえに「セレス」という会社自体の認知度が低いように感じましたね。これだけ売上を上げていている会社なのに、「〇〇って、△△の会社だよね」と分かるまでの認知が取れてない。ほとんどの方が「セレス」と「モッピー」がつながってないように思います。


Sさん:IRとしては、そこも含めて分かりづらい部分を株式市場に参加している方にうまく伝えるということを大きな目標に掲げています。「いろんなことをやってるけども、それぞれにシナジーがあるんだよ」というのと「いまはモバイルサービスが利益のほとんどを稼ぎだしていて、フィナンシャルサービス事業は赤字だけど、フィナンシャルサービス事業は将来の収益を稼ぐビジネスであると考えているので、そのために投資を続けているんですよ」というのもあわせて理解していただけたらと思っています。


Hさん:そうですね。それぞれの事業が垂直統合しながら大きなシナジーを生みだしているというのは他社にはないセレスの魅力でもあるので、そこが伝えきれていないというのは、広報とIRの共通の課題ですね。


~スキーが趣味のSさん。「スキーの山頂⛄は空気が良くて、スーッとすべると気持ちいい」と、今シーズンはすでに2回 ⛷行ったそうです!~


広報とIRの“違い”とは?

――「セレスと社会の“架け橋”としてリレーションを構築」


Sさん: IRでも広報でも、「会社(セレス)と社会の架け橋」というところは共通していますね。ただ橋を架ける「社会」が、IRは対「投資家」であり、広報は対「消費者」であるという違いがあるので、発信情報の性格もまったく違います。


Hさん:広報活動の一番の目的は認知拡大です。自社で起きている“新しい”ことを社外(消費者)に発信していくのが仕事です。その手段として、影響力のあるマスメディアにアプローチをします。それと同時に「良いブランドイメージをつくる」ということも重要になりますので、「何をどう伝えるか」「どういう人をアサインするか」など、そこのメッセージづくりに注力しながら活動しています。


Sさん:逆にIRは「イメージづくり」というよりも、自社にとって都合の悪いことでも良いことでも、事実をお伝えするようにしています。一度公開した情報は根拠のない変更や削除はしませんし、正確性をもって継続的に情報を発信していくことが社会との信頼関係を築くうえでとても大事なことになります。


Hさん:広報は、どちらかというと新規性のある情報を扱うので、いかに新しい部分を会社として出していけるかというところになります。新しいニュースがあればプレスリリースを発表し、新しいニュースがないときは、時流に合わせた企画を立てニュースレターを配信します。それらをまとめた広報用の会社案内資料(ファクトブック)では、各所とのリレーションの構築に役立てています。


Sさん:IRでは社外向けの資料として、まず決算説明資料があります。各事業部に実績や取り組みをヒアリングして、事業戦略などの将来的な展望とあわせて資料をつくります。資料の構成段階から何度も社長とミーティングを重ねて完成、発表となります。決算発表後の機関投資家との面談や個人投資家とのリレーションを築くうえですべてのIR活動の基になる資料になります。


~Hさんは昨秋からマシンピラティスを始めたそうで、「身体の可動域が広がって気持ちいい」とか。「いつでも行けるように」とピラティスセット🧘🏻‍♀️を入れていつも持ち歩いてるアンパンマンのビニールバックがやたらカワイイHさんでしたw~


2023年の取り組み

――「それまで手がまわっていなかった新しい取り組みに挑戦」


Sさん:IRでは、2023年は通常の機関投資家向けの施策と並行して、それまで講じてこなかった個人投資家向けにさまざまな取り組みを始めました。


Hさん:IRは本当に頑張ってましたよね。いろいろやっているのを見みてて面白そうだなと思ってました(笑)


Sさん:そうですね。まずIRには大きな目的が2つあると思っていて、ひとつは企業価値向上。もうひとつが個人投資家の「ウォッチリスト」にセレスを追加していただくことです。そこで大切なのは、長期保有の優良な株主さまを増やすことになります。


個人投資家の方というのは、普段から情報収集しながら優良な投資先候補をリスト化した「ウォッチリスト」というものをつくっていて、「ここぞ!」というタイミングで投資します。IRではまず、そのウォッチリストにセレスを加えていただくことを目指して活動をしています。


基本的に株価は業績で動くものと思っています。投資家のみなさまには、適正な株価で判断していただくための理解の助けになる材料として、情報を発信し続けていきたいと思っています。「この資料すごく助かった」とフィードバックをいただいたり、いままで伝わりにくかったセレスの会社情報が、投資家の方に伝わったりしたときは、本当にやりがいを感じます。


Hさん:2023年はIR公式のnoteとかXを始めましたよね?広報でも2024年からSNSまわりの施策を始めようと思って、先月12月に広報公式Xのアカウントを取得したばかりです。


Sさん:SNSでは、決算説明資料では伝えきれない“行間”みたいなところを書いています。夏には公認会計士ひねけんさんのYoutubeチャンネル「ひねけんの企業研究」に取材していただいたり、年末にかけてトータルで3回、個人投資家向けのセミナーを開催させていただきました。これは、個人投資家のみなさまと直接コミュニケーションが取れる機会だったので、それまで聞こえてこなかったさまざまなご意見をたくさんいただきました(苦笑)


決算発表会や個人投資家セミナーでは、ポジティブなものからネガティブなものまでさまざまなご質問やご意見をいただきます。それらの“声”を、社長をはじめとするボードメンバーに届けます。それによって、経営や企業文化の醸成に良い影響があれば企業価値向上につながります。


Hさん:2023年の広報は、マスメディアへのアプローチに力を入れました。私は2022年12月入社で、“ひとり広報”だったので手探り状態のなかでのスタートでした。上長からは「自由にやっていいよ」と言われていたので、まずは会社理解のためにファクトブックの作成から始めました。それから、気になることは直接、事業の担当者へヒアリングしたり、過去の露出などを分析しながら提案の切り口を模索し資料に落とし込みました。それを携えて各メディアに電話やメールをしたり、会社訪問をしました。地方へは大坂や福岡にキャラバンしました。いわゆる“地方回り”ですね。


もうひとつは、社内の情報を拾い上げるための基盤とスキームづくりとして、他部署との関係構築を行いました。入社当初に比べると、それまで隠れていた小ネタも含めてスムーズに情報が引き上げられるようなったのと、スピード感も上がりました。そのおかげで、取り上げていただけるネタとしてアプローチしやすくなり、メディアやテレビに紹介されるなど成果につながるようになりました。


特にテレビは影響力が大きいので、放映後にモッピーの新規登録数がハネ上がったり、社員のみなさんが盛り上がったり喜んでいる様子を目の当たりにすると、とてもやりがいを感じます。


2024年の抱負

――「2024年は情報発信をますます活発に!」


Hさん:広報は2024年から2人体制になるので、これまで手をつけられなかったSNSまわりの施策やモッピー以外の事業サービス、セレス全体としてのブランディングにも取り組みたいと思っています。そのために広報組織としては、サービスごとに担当を分けて、事業の理解の解像度を上げ、さらに魅力も伝えていける体制に整備できたらと思っています。社外発信についても、これまで通りメディア向けの施策とあわせてSNSを活用していき、発信を強化していきたいです。


Sさん:IRとしては引き続き、2024年も個人投資家向けの取り組みを強化していくことと、ちょうどことしは2021年12月発表の当社『中期経営計画2026(5ヶ年計画)』の折り返しの年にあたるので、「どうやったら目標の数字に届くか?」というところを分かりやすく説明しながら、投資家のみなさまとのコミュニケーションを深めていきたいと思っています。



プロフィール

(左)Hさん  /コーポレートコミュニケーション部 広報チーム  /2022年12月入社

新卒でPR代理店企業に入社し、化粧品会社をメインに担当しながらPR業務の基礎を習得。広報職希望で求人情報メディアを展開する事業会社に転職。広告出稿や数値分析などマーケティング業務に従事したのち、3社目に、スタートアップの単一事業会社であるエンジニア専門の人材会社に転職。広報部門立ち上げから参画し広報として3年ほど従事する。4社目にセレスの広報として入社し、“ひとり広報”として数々のメディア露出に貢献するなど実績をあげている。


(右)Sさん  /コーポレートコミュニケーション部 IRチーム マネージャー /2023年5月入社

英国の大学を卒業後、新卒で証券会社に入社。日系、外資系の証券会社の企業調査部に勤務。その後、外食産業の事業会社に転職し、IRとして約6年従事。6社目にIRチームのマネージャーとしてセレスに入社。これまでの知見を活かし、機関投資家はもととより、個人投資家向けにさまざまな施策に取り組むなど、セレスのIR情報を積極的に発信している。

広報&IRの対談はいかがでしたか?今回は、同じ社内でも、普段、何をしているのかなかなか見えづらい広報やIRのお仕事にフォーカスしてみました。


それぞれの形で、セレスと社会とのコミュニケーションを図るべく、あらゆる角度から会社の魅力やファクトを発信する広報やIRを身近に感じていただけると嬉しいです!



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