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【エンジニア勉強会】ブロックチェーン/AWS Step Functions|流行りのサービスについて話そう!

こんにちは!セレス広報担当です。

今回は、セレスのエンジニア主催「流行りのサービスについて話そう」というタイトルで開催したエンジニア向けの勉強会をレポートします!

次世代のWebサービス「Web3.0」のバックエンドで動いているブロックチェーン技術と、Amazonのクラウドコンピューティングサービス「AWS Step Functions」の2本立てで、実際に自社サービスのシステム開発をしているエンジニアがそれぞれの技術の解説とユースケースについて発表しました。

発表終わりには、急遽、質疑応答を雑談タイムに変更し、エンジニアが「最近さわった流行りのサービス」について雑談。ChatGPTやAIの話題で盛り上がりました!

>>【勉強会 #8】流行りのサービスについて話そう【ceres】(セレスイベントチャンネル)


「流行りのサービスについて話そう」勉強会!

💎Session1「Web3.0の舞台裏から見る、次世代のweb」

N(てりあ)さん /マーキュリー システム開発部 /使用言語:Go

~左上から時計まわりに「Web3.0とブロックチェーンの関係」「ブロックチェーンを構成する概念(ブロックチェーンの仕組み)」「チェーン構造(同)」「各種機能(同)」~


「Web3.0の舞台裏から見る、次世代のweb」概略

・Web3.0とブロックチェーンの関係

・ブロックチェーンの仕組み

・ブロックチェーンのユースケース

・新しい様式のWebを考えてみる


仕事では、暗号資産で資産運用ができるステーキングサービス「CoinTradeStake(コイントレードステーク)」の取扱暗号資産を追加する業務をメインに担当し、プライベートでも個人開発したサービスをリリースするなど、普段から公私にわたりブロックチェーンのシステム開発に従事しているN(てりあ)さん。その「CoinTradeStake」では現在、ステーキングサービスの取扱暗号資産数において、国内トップクラスの位置につけています!(2023/11/10現在)

そんなN(てりあ)さんが今回は、「流行りのサービス」としてブロックチェーンについてお話ししました。「結論、Webの裏側でブロックチェーンが動く世界がWeb3.0と言われている」そうで、Web3.0とブロックチェーンの関係性やその成り立ち、そもそもの「Web3.0とは」から、将来的に“一般的になるであろう”技術についてざっくりとした世界観を説明。

後半はWeb3.0の裏側にあるブロックチェーンの仕組みについて解説し、同技術を活用したユースケースを大きく5つのカテゴリーに分けて紹介。最後には、次世代の「新しい様式のWeb」としてリスクとそのアプローチ方法を解説し「ブロックチェーンは“銀の弾丸(シルバーバレット)”ではない」という警鐘とともに発表を締めました。


~「乗るしかない、Web3.0というビックウェーブに」と言うN(てりあ)さんが趣味で開発したというゲーム画面を、さりげなく採用した勉強会スライド。ブロックチェーンのユースケースの一例「体験(エンターテイメント)」に登場します!~



💎Session2「バッチ処理にAWS Step Functionsを採用した話」

Sさん /サービスエンジニアリング部 インフラグループ(ポイントメディア事業部) /使用言語:TypeScript / Node.js / AWS

~左上から時計まわりに「Step Functionsとは?」「AWSサービスを組み合せる/視覚的にワークフローを確認できる」「Step Functionsとは?~ステート~」「自社プロジェクトで動いているバッチ処理」~


「バッチ処理にAWS Step Functionsを採用した話」概略

・(AWS)Step Functionsとは?

・採用の経緯

・現在のアーキテクチャ

・良かった点・今後の課題

・その他のユースケース


Amazonのクラウドコンピューティングサービス「AWS Step Functions」を自社サービスに導入した際のユースケースをもとに説明。「AWS(Amazon Web Services)の複数のサービスを(要件に沿って)組み合わせし、その組み合わせたサービスをワークフローとして視覚的に確認、管理することができる」サービスとして、世界中の名だたる企業が採用しているとか。

前半はその特徴や機能、ワークフローの構成や見え方、他社のユースケースまで丁寧に解説。後半は、実際に自社サービスの「バッチ処理」に導入した際のユースケースをもとに、システム要件とあわせて導入のいきさつや大きなポイントとなった採用理由、導入して良かった点と今後の課題についてワークフロー図を紹介しながら説明。

最後に、自社のユースケース以外に「どういった場面で利用できるか」を、実際の「AWS Step Functions」の作成画面を紹介しながら他社のユースケースの参照方法とともにお話ししました。


~今回「社内向けに発表するのが初めて」というSさん。「緊張しました。。」と言いつつ、終始落ち着いた様子でリハーサルから本番まで滞りなく進行されました!~


【いきなり雑談企画】最近さわった流行りのサービスは何ですか?

「タイトル名が悪かった」と涙をのんだ今回の勉強会。前回より参加者数が少ないなか、テーマが“流行り”をいっているせいもあり、発表終わりの質疑応答タイムでも質問がゼロ状態に、、、そこで急遽、エンジニアが最近さわった「流行りのサービス」について雑談することになりました!


――「ChatGPTに“ドラゴンボールの孫悟空”の画像だしてって言ったら、怒られましたw」

Kさん:最近、流行りのサービスにさわりました?

てりあさん:最近だと、ChatGPTがどんどん新機能をだしていて、DALL-E3(ダリスリー)と連携して画像生成が自然言語でできるようになったんですけど、けっこう高クオリティでだしてくれるので、ちょっとした画像をつくるときにすごく便利ですね。

Kさん:それを使って「“ドラゴンボールの孫悟空”の画像だして」って言ったら怒られました。

一同:(笑)

Yさん:それ、「問題がある可能性があるのでできません」って表示されるから、著作権に引っかからなくていいですよね。

一同:(頷)

Kさん:ぼくらのような絵心のない人にとっては、ChatGPTのそういう機能は助かりますけど、本職の人はどうなんだろう?やっぱり、Adobeのほうが使いやすいのかな?

てりあさん:どうなんでしょうね?AdobeにもAIが搭載されたっていう話は聞いたことがあって、「こんな色いいんじゃない」みたいに提案してくれるとかですかね?

Kさん:確か、画像そのものを生成できるんだよ。

てりあさん:ここ最近のAIはスゴイですね。

Kさん:最近は流行りのサービスをさわったというよりは、いままでさわっていたものが進化したっていうケースかな。例えば、IntelliJ IDEA (インテリジェイ アイディア)とかね。

てりあさん:何か変わったんですか?

Kさん:IntelliJ IDEAもAIを搭載しようとしているみたいで、AIのプラグインもあるし。いつもメソッドの説明とかで生成するんだけど、いっつも英語でだしてくるから、毎回毎回「日本語でお願いします」って返すんだよね。

てりあさん:それ、OpenAIのキーを入れたりするの?

Kさん:多分これね、日本語が流暢にでてくるからGPT-3.5じゃないかな。いま社内で展開しているAIサービスの文字起こしツールなんだけど、このツールを開発するときにいくつかAIサービスを試してみて、一番日本語がキレイにでたのがOpenAIのだったのね。それ以外は、日本語覚えはじめの外国人みたいな、ちょっとたどたどしいところがあった。


~質疑応答から、急遽変更した「流行りのサービスについて話そう」の雑談シーン~



――「AIがわれわれエンジニアに対して仕事を奪う存在になるか?」

Kさん:スゴイ、、、いきなり重い話題に。。。ぼくらの生殺与奪の権を奪われるのか。。。

一同:(笑)

てりあさん:ゆくゆくは、可能性はゼロではないと思うんですけど、まだまだぼくらを助けてくれるAIをいかにうまく使うか、うまく使えるエンジニアは重宝される時代が続くんじゃないなかと思いますね。「プロンプトエンジニア」と呼ばれますけどね。

Sさん:私は、完全に置き換わるというよりは、パートナーみたいなそういった感じのイメージかな、まだ。そう言っている間にも、もしかしたら大きく変わるのかもしれないですけど。

Kさん:どうなんだろう、置き換わらないんじゃないかな?AIのクセとして、AIが生成したものをAIに学習させると、どんどん品質が下がるっていう研究結果もあるみたいだから。AIだけでは多分完結しないと思うし、常に外部の学習素材を必要とすることが前提にあるのかなと思う。だって、AIで生成したコードが、一発で走ったことなんか1回もないもん!

一同:(笑)

Sさん:一発はないですね、ほぼほぼ。

Kさん: AIにはAIの“世界”があるので、「オレはこのライブラリを使っている前提で話してるぜ!」みたいな。「いや、オレ、インポートしてないんだけどぉ。。。」みたいな(笑)

てりあさん:ある、ある(笑)

Sさん:確かに、それはありますね。

Kさん:「(そんなんじゃ)世間の半分は動かないじゃないか!」みたいなね。まあね、細かく指示すれば、そこそこ動くものは生成されるけど。だから、しばらくは協調じゃないですかね。囲碁とか将棋の世界もそうじゃないですか。ずいぶん昔からAIが入っていますけど、AIによって棋士が食いっぱぐれているかというと全然そんなことはないですし。

Yさん:確かに。それでつまらなくなるようなものってありますしね。

Kさん:まあ僕はCPUには勝てないなって思いますけどね。

一同:(笑)

Kさん:なので、やっぱり協調なんじゃないかなって。協調、共存、共栄ですよ。

Yさん:なるほど、ありがとうございます。

<以下、省略>



勉強会「流行りのサービスについて話そう ceres#8」のイベント概要

最近の流行りのサービスと聞くとどのようなサービスを思い浮かべるでしょうか。エンジニアとしても流行りのサービスに乗っかることで新しい知見や技術の幅を広げたり、事業で使えるアイディアが生まれたり、面白い発見があるかも知れません。今回は近年流行ったAWSの機能紹介とブロックチェーン技術についてお話ししました。

>>【勉強会 #8】流行りのサービスについて話そう【ceres】(セレスイベントチャンネル)


――タイムテーブル

18:00 YouTube Live開始(動画03:13)

18:00~18:05 イントロダクション

18:05~18:20 💎Session1「Web3.0の舞台裏から見る、次世代のweb」

18:20~18:40 💎Session2「バッチ処理にAWS Step Functionsを採用した話」

18:40~18:55 質疑応答(雑談タイム)

18:55~19:00 クロージング

19:00 YouTube Live終了(動画56:51)



――今回の勉強会はこんな方におススメです!

・ブロックチェーンやAWSの機能に興味がある方

・暗号資産関連の業務に携わる方

・システム開発に携わる方

・AWS Step Functionsに関心のある方、学習したい方



――登壇者のご紹介

~左からファシリテーターのYさん、Kさん、スピーカーのN(てりあ)さん、Sさんの4名のエンジニアでお送りしました!~


ファシリテーター

Kさん /サービスエンジニアリング部 インフラグループ

Yさん /サービスエンジニアリング部 副部長


▼スピーカー

💎N(てりあ)さん /マーキュリー システム開発部 /使用言語:Go

2019年1月入社。2021年にローンチされたSymbolブロックチェーンに興味を持ち、ブロックチェーンを用いたシステム開発を行っている。プライベートでもブロックチェーンを利用したサービスをリリースしており、マーキュリーにおいても既存サービスとブロックチェーンの連携を日々目論み、ステーキングサービス銘柄追加などの業務を主導するなど成果を挙げている。


株式会社マーキュリー

セレス100%子会社。2021年、暗号資産交換業ライセンスを取得。同年、アプリ上で暗号資産の取引が可能となる暗号資産販売所「CoinTrade(コイントレード)」を開業。2022年に暗号資産で資産運用ができるステーキングサービス「CoinTradeStake(コイントレードステーク)」をリリース。


💎Sさん /サービスエンジニアリング部 インフラグループ(ポイントメディア事業部) /使用言語:TypeScript / Node.js / AWS

2022年11月入社。AWSのQuickSightを用いたサービスの数値可視化やAWS Step Functionsを用いたProcessの自動化などを担当し、低コストでサービスの補助ツールを作成するなど社内でもメキメキと頭角を現している。



「流行りのサービスについて話そう」ということで、ブロックチェーンやAmazonのクラウドサービス「AWS Step Functions」のユースケースを紹介する勉強会でした!最後の雑談企画では、未来のAIとエンジニアの関係性について率直な意見も聞けました!

次回、11月にも勉強会の開催を予定しておりますので、ご興味がありましたらぜひご参加ください!



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