【20卒×Web3業界】新しい領域で「未来の新しい価値を描きに行く」社員インタビュー　#NewGraduate

こんにちは！セレス広報担当です。

今回は、セレスの子会社マーキュリーの暗号資産交換事業で主力となって活躍する【20卒】新卒社員のHさんにインタビューしました。

新しい領域であるWeb3業界で「未来を描く」仕事の面白さについて語っていただきました！

――入社してから現在までのお仕事経験を教えてください。

新入社員研修後の2020年6月に自社サービスのポイントサイト「モッピー」を運営するポイントメディア事業部に配属され、ASPの広告営業を担当しました。新入社員だったにもかかわらず、セレスの方針で取引額の大きいクライアント様を担当させてもらえたので、非常にやりがいがありました。同年年末開催の大型キャンペーンでは、担当者として企画の頭からキャンペーン設計を担当させていただき、しっかり営業として実績をつくって企画として成立させました。

2021年上半期は広告営業としての実績を評価していただき、CERES AWARDの「優秀賞」を受賞させていただきました。同年の下半期では、新しく営業メンバーが加わったこともあり、営業を離れて企画やマーケティングの仕事に従事しました。これらに加えて、営業チームの取りまとめや、システムやクリエイティブ、カスタマーサポートなどの各チーム間の連携強化を推し進めました。その際、自分が中心となって課題を整理しながら実行していったのですが、それが当時の上長や社長に「組織力が上った」と評価していただき、下半期のCERES AWARD「MVP」を受賞させていただきました。

2022年1月からは、暗号資産交換業を運営する子会社のマーキュリーに異動になり、ビジネスサイドを管轄する事業部に配属されました。異動当初は、半年ほどマーケティングプロモーションと新規事業開発の２つの領域を担当し、事業全体のキャッチアップをしていきました。現在は、スタッフを取りまとめながら経営層を支えるマネージャーという立場で、複数のプロジェクトの企画ディレクション、メンバーの育成や組織課題の解決、新しい事業プランの設計や考案などに取り組んでいます。

――最近担当した印象に残っているプロジェクトを教えてください。

今年の4月にデジタル資産のプラットフォームを運営する「Fireblocks社」と戦略的パートナーシップを締結したプロジェクトがあったのですが、取り組みを進めるにあたり、私がマーキュリーの代表窓口を担当しました。

いつもそうなのですが、「（直属の上司である）取締役が決断する。私は実行する。以上」という、本当にシンプルな関係性がありまして、このときも実行担当として、先方の担当者とやり取りをしながら、契約内容のすり合わせや、実際のサービス導入、必要な社内決裁などを私が取り仕切りました。

このFireblocks社は、イスラエル発のブロックチェーンベンチャー企業で、最近では、「世界トップレベルのウォレット企業」としても評価されつつあると思います。日本の暗号資産市場という世界的に見ても特殊な環境においても、同社が提供するグローバルなサービスやWeb３事業を積極的に取り入れることで、私たちマーキュリーが提供する暗号資産交換事業のサービスもグローバル水準での提供が可能になりますし、圧倒的に事業の可能性が広がると思っています。

――Web3や暗号資産交換業という新しい業界で働く面白さはどんなところですか？

未来の新しい価値を自分で描きにいくというところだと思います。

いまはまだWeb3やブロックチェーンは日常生活ではなじみのないものですし、暗号資産はあくまでもブロックチェーンの副産物であり、そのもの自体に価値が「ある」か「ない」かで言うと、そんなに「ない」と思っています。

いまの時代、LINEやFacebookなどの非常に便利なサービスを通じて、いわゆるWeb2と言われる技術の恩恵を受けていると思います。まだまだ時間はかかるものですが、少しずつ成長し、いずれは多くの人が自然とWeb3の技術や産業の恩恵を受けているような世界になればいいなと思っています。

現時点のWeb３業界は、明確な「正解」となるビジョンがあって、それを達成するために動いているというよりは、まだそのビジョンを描きにいく段階にあると思います。この正解のない領域において、自分なりにビジョンを思い描いて実行し、多くの人が使うサービスとして大成すれば、「自分のビジョンは正しかった」ということになりますし、自分がつくったサービスや事業の価値を証明できると考えています。「まだ見ぬ価値を自分で描いて証明する」というところが、この比較的新しい業界で働く面白さだと思います。

マーキュリーの描くビジョンから逆算して、短期的なマイルストーンに落とし込んだものが私を含めた現場の仕事になります。その短期的なマイルストーンを達成するために、現場として「いま何をするべきなのか、どういう行動をしていけばいいのか」ということを考えてひたすら実行しています。日々積み上げた成果が、会社のビジョンと連動してくると、仕事の面白さを肌で感じることができますね。

――これからマーキュリーとして目指している目標はなんですか？

業績の黒字化です！現在は“親会社ありき”の事業ですので、マーキュリーの事業を単体でもしっかり利益をだせる状態になることを目標にしています。

マーキュリーは2017年に会社を設立して、2021年に暗号資産販売所「CoinTrade（コイントレード）」を開業したばかりで、取扱銘柄も少しずつ拡充している段階です。また、2022年に暗号資産で資産運用ができるステーキングサービスをリリースしており、次世代の資産運用を提供するプラットフォームとして事業を拡張しています。加えて、自社サービスの「モッピー」などポイントサイトとのポイント交換サービスも提供するなど、業界内で独自の優位性を確立しながら、黒字化を目指しています。

――セレス（マーキュリー）に合うと思う人物像を教えてください！

「自分で目標を設定できる人」ですね。

セレスでは多くの事業を展開しており、セクションごとの各個人に求められる目標の抽象度も高いです。そうなると、自分で適切かつ具体的な目標を設定して取り組めるかがカギになります。私の経験としても、会社として「いまやるべきこと」・自分が「できること」・自分が「やりたいこと」、これらの３つが重なる目標を設定できれば、自分のパフォーマンスをもっとも発揮できると考えていますし、社内でも際立ったパフォーマンスを発揮しているメンバーの共通項でもあると思います。

この共通項は、新卒にも同様に当てはまると思います。良くも悪くも、セレスで仕事に取り組むうえでは、「新卒」という概念はないです。最初はそれなりに大変ではあるのですが、フラットな環境で抽象度の高い目標をもって頑張ることで、新卒の身でありながら先輩に劣らぬ成果を残すことができます。成長角度を重視し、活躍の機会を与えられるのではなく、自分自身で掴みにいきたいという意欲のある人は、セレスが合っていると思います。

プロフィール

Hさん　／マーキュリー　事業部　マネージャー（セレス　経営企画室　リーダー）／　2020年新卒入社

2020年に新卒入社。ポイントメディア事業部マーケティンググループに配属され、ASP広告営業としてキャリアをスタート。広告営業、企画、マーケティングを担当し、2021年上半期のCERES AWARDで「優秀賞」、同年下半期では「優秀賞」と「MVP」をW受賞。2022年1月より暗号資産販売所「CoinTrade」を運営する子会社マーキュリーに異動。2023年８月にマネージャー昇格。現在、業績拡大に向けて活躍中。

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