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≪Vol.7≫「面接前の自己分析はなぜ大事か?」1000人以上の学生と面接・面談をやってきた人事が語る。

大学の学祭シーズンも終わり、就活シーズンに一変。
早期選考やインターンの選考を控え、
ー面接で何話せばいいの?
ー面接に備えて今何をするべきなんだろう?
そう思っている学生も多いのではないでしょうか。

今回はそんな就活生のために、3年前まで就活生だった新卒入社2年目の高橋裕汰がCDCが誇るベテラン採用陣に、“面接において大事なことって何?”という疑問をぶつけてみました!

まずは簡単に二人の紹介から!

◎名前 塩川 真裕美(しおかわ まゆみ)
自身の就活時代 高校の社会科教員を目指し教職課程をとるも、「目の前の一人ひとりよりも、広くたくさんの人に影響を与えたい!」と広告・出版業界を志す。未経験から広告制作ができるCDCへ。
◎CDCでの経歴 2008年に新卒入社し、Web制作部(現・メディア制作局)に配属。2014年にマネージャーへ。2015年に制作採用推進課へ異動し、広告制作職の新卒採用を担当。2018年10月より制作の現場に戻り、課長として6人のメンバーのマネジメントに携わる。
◎趣味 テニス、駅伝観戦(箱根駅伝オタク)
◎名前 櫻井直人(さくらい なおと)
◎自身の就活時代 サッカーにしか興味がなかった学生時代。いずれ、スポーツ業界で仕事がしたい、でもまだまだ自分には何もないという思いから、「20代で一番成長できる環境」を求めてCDCへ入社。
◎CDCでの経歴 2009年に新卒で入社。メディア事業部にて広告営業を3年経験し、人事へ異動。現在は新卒採用責任者として、採用だけでなく配置や研修、また営業の若手マネージャー向け勉強会なども開催している。
◎趣味 サッカー(今は観る専門)。また、社外で、”アスリートのキャリア”に関わるいくつかのプロジェクトにも関わっている。

■“個”を見る面接が増えている

高橋:今日はよろしくお願いします!

塩川:よろしくお願いしますー!

櫻井:なんか裕汰がこうやって取材してくるの新鮮だね。

高橋:そうですね、就活の時は質問される側でしたもんね(笑) 今日はズバズバ質問していきます!
最初にですが、人事って面接のときにどんなところを重視していますか?

塩川:面接で重視することって年々変わってきてるよ。今や、転職することがキャリア形成の手段として当たり前な時代になっているし、時短やリモートワークなど働き方も多様になってきている。だから、組織にぶら下がって柔順に動く指示待ちタイプではなく、自分の足で立って、考えて動ける“個”の力を重視し始めた企業が多くなっていると思うな。

■過去の深掘りから"個"の力を見極める

高橋:その"個"の力って具体的にどんなものですか?

櫻井:うーん、それは企業ごとに求める個の能力は違う。

高橋:CDCでは、どんなことを求めているんですか?

櫻井:CDCが学生に求める素養は2つ。
1つ目は主体性。うちは、営業職も制作職も一人ひとりの裁量・仕事の幅も広い。そのうえ会社のビジョンや上司の指示についていけばいいっていう環境ではなくて、自身が決めた判断や行動を尊重することで、“個の成長”を促している。

2つ目は成果にコミットできるか。年齢に関係なく給与もポジションも完全に成果に比例しているCDCの実力主義の風土の中、どんな状況でも、成果を追い求められる人間を必要としている。

塩川:それを見極めるための手段が面接や面談での過去の深掘り

高橋:なつかしい!僕もめちゃめちゃ深堀られましたね。

櫻井:「実績の大小」は実はあまり関係なくて、成果を出すためにどんなアクションをしたか具体的にどんな行動をしたのか、という行動ベースでの事実情報を深掘っていくかな。あとは、なぜそうしたかなぜその行動に至ったかという思考のプロセスも。

高橋:具体的にどんな風に深掘るんですか?

櫻井:例えば、こんな質問の繰り返し。

学生時代は、家賃も光熱費も全部自分で払うために毎月15万円以上バイトで稼いでました。
ー何で親に頼るっていう選択をしなかったの?
自分の力で生活できるか試してみたくて。そのバイトとして選んだのが地域のテニスクラブのコーチでした。
ー何でそのバイト選んだの?
テニス部の経験が活かせるのと、社員とバイトの差があまりなくてやりがいがありそうでした。
ー何が大変だったの?
社員との実力差で、自分が担当するテニスクラスの生徒が減っていったことです。
ーどうして続けることができたの?
負けず嫌いなんで、先輩コーチのクラスより結束のあるクラスを作ろうっていうのをモチベーションに、やり続けることができました。

今言ったのは簡単な例なんだけど、「何で」を繰り返していくうちに、だんだん学生さんの価値観が分かってきて、
・周囲に流されずに自分で考えて選択できる人
・挫折した時も立ち止まらず、次の行動ができる人
といった、どんな学生さんなのか?という核の部分が見えてくるんだ。

■就活生はまず、自分を知るべき

櫻井:最初から自分のことを把握できている学生さんが本当はベスト。でも長年人事をやってきて思うのは、正直そこまで自分のことをよく知れている学生さんってそうそういない。だから、自己分析って大事なんだよ。

高橋:よく言いますよね。就活生は、自分の何を一番知っておくべきなんですか?

塩川:自分自身の行動特性かな。挫折したとき、逃げるのか、頼るのか、我慢するのか、立ち向かうのか。あと、部活に入る、大学に入る、サークルに入る、バイトを始める、新しい環境を選択する時の理由は会社選びの軸にも繋がっていくから、よく思い出しておくといいよ。

櫻井:そういう意味でいうと、CDCの面接・面談を経験すればそこの理解はかなり深まるよね。裕汰もさっきCDCの選考で過去の深堀りすごいされた覚えがあるって言ってたじゃん。うちって、選考に進む学生さんには全員、リクルーターという形で人事か現場社員が面談をしていく。裕汰にも人生年表のフォーマットを渡して、自己分析してもらったよね。それを元に過去の行動に対して「なんで?」の繰り返しだから、自ずと自己分析力も自己表現力も磨けると思う。

塩川:整理することで、面接の場でも話しやすくなるからね。これまで出会った学生の中で、他の企業に内定貰ったけど、「CDCの選考を受けたからこそ面接が上手くいったと思います」とわざわざ私たちに連絡してくれる学生さんもいたよ。結局自己分析を入念にやっておくことって、大概どの会社にも通用する事なんだよね、きっと。面接は“自分自身”についてよく知っておく事が大事!

(筆者・高橋が就活生時代にまとめた人生年表)

■最後に二人からメッセージ

高橋:最後にこの記事を読んでくれた学生の方にメッセージをお願いします。

櫻井:そもそも面接って、皆さんが優秀か優秀じゃないかを見極める場所じゃなくて、うちに合うか合わないかの相互マッチングを図る場所。万が一、自分を偽って内定をもらえたとしても、働き始めた後は居心地が悪いとか、仕事内容が合わないとか、ミスマッチになるだけ。だから、面接はありのままの状態で臨んでほしい。

塩川:広告制作マン的目線で言うと、会社の説明会や採用ムービーって、正直何ヶ月も前から時間かけて作り込まれてるものなんだよね(笑) やっぱり、社員も学生もお互いに素が見えるのは面接だし、そこで「この会社で働きたい!」って思ったら直感を信じて突き進んでいいと思う。面接は肌感が大事!

■筆者談

僕自身、就活生時代にCDCの選考を経験できたことはとても大きかったです。それは、今回採用陣の二人が語ったように、自分自身の中に根付く行動のクセや価値観を知ることができたから。他の会社の選考においても、それらはとても役立ったのを覚えています。

そしていま、Wantedlyの運用を任せてもらっていますが、決して会社からやらされているのではなく、求人広告制作以外にもいろいろ挑戦してみたい!という僕の意思を尊重してくれたからこそこうして記事を書かせてもらっているんです。(企画構想、キャスティング、文章構成まで自分の裁量で任せてくれています)

そういった意味で、自分自身CDCに根付く“個の成長”を重視する風土にマッチしているなと気づけて、改めてファーストキャリアにCDC選んで良かったなと、満足感にひたりました。

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「企業と人を“仕事”という場でつなげる」 転職・就職というフィールドで、企業と人の出会いの場を創出し、企業の採用課題の解決を行う、それが私たちの行うビジネスです。 企業の経営において重要な採用戦略に対して、 自分たちが創り上げてきた自社商品・サービスで課題解決を提供しています。 ■メディア事業  企業の採用課題に対して、『type』や『女の転職type』などのWEBメディアや広告、 イベント・情報誌等、多種多様な商品・サービスの中から最適なソリューションを企画・提案し、企業の採用成功を実現する事業です。顧客ニーズにあった商品・サービスも自分たちで創り上げていきます。 他にも、人材紹介事業、新卒採用支援事業、IT派遣事業(キャリアデザインITパートナーズ)など、全事業領域においてtypeというブランドを使い、 主力商品『type』を中心に全ての事業を展開しているからこそ、各事業がそれぞれ連携し、時代や市場のニーズに合わせて必要な事業・商品・サービスを追い求め、価値ある商品・サービスを提供していくことができる。それがCDC独自の強みとなっています。
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