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≪Vol.3≫体育会女子が経験した、後悔の“Bチーム”。“本当の努力”から逃げた先で目指す、決意の“Aチーム”とは。

今年2018年の4月にCDC(キャリアデザインセンター)制作部のメンバーとなった、福田桃子さん。

9つものSNSを日常的に使い、交流の輪を広げ続ける彼女の姿は、アラサーに近づく私が想像する“現代っ子”まさにそのまま! そんな福田さんがどうして制作の仕事に、そしてなぜCDCに入社したのか。就職活動で忙しない日々を送る就活生の皆さんには、共感や参考にできる部分がきっとあるんじゃないかなと思います。10月から本格的に、先輩との二人三脚で“一人前”を目指す等身大の彼女に、今回迫ってみました。(2018/11/14 ,Wed.)

取材・文/小西 司馬

(経歴紹介)福田桃子/Momoko Fukuda

元気印がトレードマークの23歳・新人広告制作マン。
2018年4月よりCDC制作部 2部1課に配属。

新卒が例年行う、街頭アンケートを集める研修では
SNSを中心とした友人ネットワークを駆使し、
2212人”という前人未到のアンケート集計を成し遂げ、
見事1位を獲得した。

趣味は「EXILEのライブ参戦」。

「こんなに敵わないもんなんだなって」

(大学時代の福田。ラクロスで培った経験は、かけがえのないものだと話す)
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――福田って、これまで色んなスポーツをやってきたんだよね。小学校はサッカー、バドミントン、バレー。中学ではソフトボール。高校で初めてハンドボールに触れ、大学では強豪のラクロスチームに所属。結果も残しているし、順風満帆に見えるけど実際どうだった?

でも、大学のラクロスが一番の挫折でした。そもそも私、高校までで結構スポーツには満足したし、大学は絶対にフットサルサークルとか入って、楽しむんだって思ってました。なんかずっと我慢してきたんですよ。っていうのは、それまで周囲のクラスの人とか部活に入ってない人とかって、毎日遊べて、プリクラ撮りに行って、タピオカ飲んで、みたいな(笑)。でもその間、私たちはめっちゃ練習してて、汗かいて臭くて。だから、そういう「ウェ~イ」な人たちと仲良いのに自分の道は「ウェ~イ」じゃない、みたいな…。分かりますか?この感じ(笑)
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――帰宅部に憧れる的な感じだよね(笑)

だけど、大学に入学した瞬間にラクロス部の人に声掛けられて。うちの大学のラクロス部の新歓って、”動画”を流すんですけど、そこで『大学生活が学生最後の4年間になる』『それを遊びで終わらせていいの?』みたいなキャッチコピーが、最後の締めで。それで、「ああ、だめだな」って思っちゃって。マジでピンポイントで釣られた、私(笑)。
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――動画がズバリ刺さったわけだ(笑)

私の所属していたラクロス部って、じつはスゴい組織で。人数はまあ少ないけど、関東の中で毎回ベスト4とか入ってるチームでめっちゃ強いんです。入部当時はその100人いる大所帯を”プレイ”で引っ張りたいと思ってました。高校までのスポーツって、どれもずっとスタメンだったから。けど、大学ではスタメンになれなかった。一年生の頃、大会があるんですけど、上手さ順でA・B・Cに別れるときにはBチーム。Aに選ばれなかったことが最初の挫折でした。

やっぱり大学生でスポーツやる時点でみんなそれなりの運動神経があるし、結構自信ある人も多くて。意識が高いから、ご飯の制限とか自主練とかやっちゃう。こんなに敵わないもんなんだ、っていうのに気付きました。私も、今まではそういう努力をしてきたけど、大学に入って学費も自分で払わなくちゃいけなくて、バイトとかを三つとか四つとか掛け持ちしながら週5日のペースで部活をやってたから、スケジュールがパンパンで。朝練があるから、夜中の2時までバイトして、朝4時に出ないといけない。2時間しか寝られない、みたいな。全ての大学生活をラクロスに当てられる人生ではなかった。そんなこと初めてで、やっぱりつらくて…悔しかった。そういう状況があったから、Bチームの中で一番上を目指すようになったんです。
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――へえ。でもさ、Aチームに這い上がろう、とまでは思わなかったんだ?

スタメンじゃなかったら楽しくないじゃないですか、スポーツって。たぶん努力すれば、Aにいることは可能だった。実際、一時的にですけどAに上がったこともあります。でも、Aのスタメンとしては出られないんですよ。それで、Aを途中で諦めたんです。私はラクロスに全部注げないって思っちゃったから。でも、Bの大会だったらスタメンで出られる。だから、ここの狭間ってめっちゃムズくて。で、最終的に私はBを選びました。そして、今ちょっと後悔しているんです

「プレイじゃない、“他の何”で貢献するか」

(普段、周囲を明るくする彼女にも、隠れた挫折の日々があった)
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Bを選んだからには、チームを良くしてこうとか、下を育てようって気持ちが強くなっていたっていうのがあって。それに、ラクロス部のスタメン30人がプレイだけ頑張ればいいのかっていったら、そうじゃなくて。組織全部で、日本一になるって目標に対して向かっているんです。じゃあ、Bの人たちやスタメン以外のプレイできない人たちって、何をして貢献するかってなったときに、『係活動』っていうのがあったんです。
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――「係活動」?

たとえば『大会委員』だったら、各校から一人がラクロス協会に行って試合の日程を組んだりとか。学校の委員会みたいな感じです。そういうことも全部学生でやっているんです。マネージャーはマネージャーでいるんですけど、それは代表して、仕事としてやっているのでちょっと違うんですよね。20ぐらいの係がある中で、自分は「応援集客係」と「SNS・ホームページ係」、新歓を組んだりして新入生を楽しませる出し物係と、入部を決めたときのビデオを作る係、追い出しコンパの係、みたいなのをやってて。それが全部、制作系だったんですよ。
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――あー、確かに。言われてみれば。

応援集客も、より他の人に来てもらうためにはどうすればってことで、グッズを考えたりとか、応援歌を作ったりとかもしてたから、結局制作なんです。他の人だと一人一個とかだったんですけど、私は色々やってみたかった。練習の後とかに、係の人たちが集まって決めたりして。グッズだったら帰って携帯見てるときに、「あー、このチームのこういうところいいな」とか「プロ野球のこういう応援歌を取り入れたらいいんじゃないか」みたいな感じで、色々考えて私たちの代でタオルのデザインを変えたりもしました。

あと、『LINE@』っていう、たとえば企業がクーポンとか出すために作る、友達登録のページを作れるアプリがあって。そこでラクロス部のアカウントを作って「今日のこの試合はこうでした」って報告をしたり、「試合中に打ったあの9番誰だっけ」ってなったときに、アプリで背番号の“9”って入れたら、“9番の人の写真と出身校と名前が出てくる”仕組みみたいなものも作りました。
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――すごいね!ちょっと難しそうだけど…

そういうの作ったりとか、ブログの更新をちゃんとするとか。あとはSNSを使いながら工夫を続けたら結局、応援集客数で全国1位を獲って。もともとウチらの母体が大きいっていうのもあるんですけど、ファンを獲得できたっていうのが、そこで得られた実績だと思います。結果が出ることが好き、っていうのもCDCの仕事に近い感じがする。

あとは、それこそ新歓のためにビデオをつくったりとか。…マジでホントに、半年間くらいやるんですよ。そのビデオを作るためだけに。その動画を使う新歓が3日間あるんですけど、それって購買意欲と一緒で。私たちがスマホを買うときって、まずお店に行くじゃないですか。そしたら「iPhoneかAndroidかどっちにしようかな」「iPhoneに興味あるかも」と思ったとき、iPhoneのいいところを店員さんから聞くからこそ、「じゃあこれ買おう」ってなるじゃないですか。それと一緒で、ラクロス部の新歓に来てくれた子って、まだいろんな選択肢がある中で、いいなって感じてくれているんだと思うんです。

そういう人たちに向けて、最終的にラクロスに決めてもらうために動画を3回見せているんですよ。購買意欲の状態にあわせて、一回目はめっちゃポップな曲とかをつかって「ラクロスって楽しそう」と思わせるような動画。2回目はちょっとしんみりして、高校思い出すなあっていう、部活っていいなあって思わせるもの。そして最後は、“マジで泣かせにいく”みたいな(笑)。
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――福田もそれに引っかかったわけだ(笑)

そう、私自身もそれに引っかかった(笑)。そうしたターゲットとかを考えて作る側になって、私は3日目の、“ガチで感動させる”動画を担当したんですよ。某有名な架け橋の曲を使って…楽曲が泣けるから(笑)。で、“合わせに”いくんですよね、画像とかをうまくつかって。部員を泣かせられたら勝ちです。
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――あー、すでにいる部員を?

そうです。そしたら、会場がすすり泣きになるから、感情が入ってきやすくなる。しかも、その動画を流すときだけ照明を暗くしたり。心理学を使って工夫しているんです半年間、マジで、ほんとに、時間がかかった。新歓係が別にいたので「この画像はいやだ」「この文字がいやだ」とか「これじゃ泣けないね」とか…。何がだめなんだよ!って思いながら、腹が立ちながら、ぐわー(記者注:宙を仰いで手をバタバタさせていました。)って作り続けて、まあなんとか新入生たちにも泣いてもらい…。そのときの集客は、今まで40人とかだったのが1学年だけで60人も入部してもらえて。そして、200人を超える組織になったんですよ。だから、“作ることで、結果を出す”っていうのが、私の軸になっていました。

「そのときに本気じゃなければ“自分を偽る”ってこと」

(いつも本気だからこそ、本人も知らずのうちに新卒の同期や先輩社員も熱い気持ちにしてくれる)
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――そう考えると確かに広告制作は合っているかもしれないね。うちだと応募数や採用効果も、制作マンが追いかけるし。でも、なんで「人材」って軸が出てきたの?

じつは、私は元々テレビ業界に行きたくて。だから、そっちも受けたんですけど、同じ業界をひたすら全部受けるって、なんかイヤで。だって、そのときに本気で行きたいと思わなかったら、自分を偽るわけじゃないですか。私はフジテレビしか行きたくなかった。で、最終ぐらいのとこまで行ったんですけど落ちちゃって。
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――テレビのどういうポジションだったの?

ディレクター。番組制作です。だから最初、制作だけをしている会社に行こうとしたんですよね。でも正直なところ、月給の額や上場企業かどうか、みたいな自分なりのこだわりはあって…。これまでずっとネームバリューを意識してきたのに、急に下請けっぽい仕事はイヤだ、みたいなのもあったんです。それでどうしようかなって考えたときに、広告関係の会社を受けようかなって。けど、私は部活を優先していて、マジで就活してなかったんです。テレビ業界への就活で燃焼しちゃったっていうのもありました。

CDCに入社した理由は、体育会のアスリートを見てくれる人材の紹介事業の会社さんがあって。その人たちが、部活に入っている子たちの面倒を結構見てくれていたんです。で、私が迷ってるときに「CDCに行ってみれば?」っていう紹介があって。私が企画することが好きっていうことを知っていたんです。そこで説明会に行ったら、「自分で企画して、自分で取材して、自分で原稿作ったらこうなる」流れみたいなものを見られたんです。あと、自分で取材行くって、ある意味では営業の要素もあるじゃないですか。私、「営業っぽい」っていうのをみんなから言われていて、元々、営業を受けようか迷っていたんです。でも“作りたい”が先行したから、受けなかった。

CDCだったら、取材で自分の得意なコミュニケーション能力も活かせるし、“作る”っていう自分の転職軸も叶うからいいなって思ったんですよ。で、未経験から広告の仕事ができるっていう環境だったから、条件揃ってるなーって。さらにいうと、一部上場だし、電車の広告なんかでも最近知られてるし。そうやって、CDCのことを「ああ、いいなあ」って思って受けたら、受かっちゃった(笑)。
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――じゃあ、全部一人でできるっていう部分が大きかったんだね。他社で、一人の制作マンが全部担当しているところは少ないから。

あと、CDCに決めた他の理由は、“フツーに人がよかった”から。私、就活の説明会って普段いつも寝ちゃうんですよね。なんかつまんないなって思って…(苦笑)。なんでそんな話を聞かなくちゃいけないんだろうって。ただ、CDCのときは田村さん(記者注:育休中の制作局の局長)がゲストで来ていて、そのとき採用担当だった塩川さんとの掛け合いが面白くて。田村さんの「塩川~」みたいなユルい呼び方とか、ただの社員同士が話しているところが、マジでめずらしくて。ほかの大手の会社だと、「ただいまから説明会を始めさせていただきます」みたいなカタい感じ。でも、塩川さんは「説明会、はじめま~す!↑↑↑」みたいな(笑)
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――(一同 笑)

実際に現場の人が来てるときにも、みんな下の名前で呼んでいて。そういうのを見て、めっちゃ仲いいやん、と思ったんです。人事の人がそうやって言うって、ホント仲いいんだなっていうのを感じたんですよ。なんか、部活に似てるっていうか…楽しそうっていうか。人間関係よさそうだなって。

面接のときも、一時間とか一時間半とか掛けてくれました。翼人さん(筆者注:制作部の現 部長代行)と面接しているときは、本当に私が幼稚園の頃からどういう子だったか、みたいなのから聞いていって、「じゃあ福田さんはこういう方なんだね」みたいな。一緒に過去を振り返るみたいな感じの面接で。まさに今のこんな感じで話しながら、じゃあその中で頑張ってきたことはなんなの、とか聞かれて、ただ普通にフツーに雑談してただけなんですけど。そしたら受かっちゃった・・・。

「”Bチーム”はもうイヤだから」

(普段から指導を受ける先輩との一コマ。同日、ITパスポートに合格し、また新たな一歩を踏み出した)
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――入社してからはどう?今楽しいことってどんな部分?

楽しいことは、2つあって。1つは、取材に行くこと。お客様と対話していることが楽しくて。今日、取材を独り立ちしてはじめて取材に行ったんですけど、そのとき、だんだん溜まってきた知識をつかって、”これってそういうのもいいですけど、こういうのもいいですよ”、みたいな提案を自分でできたとき、めちゃくちゃ楽しくて。企業の採用を成功するために、頭をフルに使ってる感じです。お客様との会話も楽しめるようになって、取材が面白くなってきました。

もう1つ、純粋に楽しいのは効果が出たとき。やっぱり負けず嫌いな人って、結果が出ることで周りと比べたりすると思うんですけど、今月の@type、私の担当は全社、応募数の指標を達成しているんですよ。それが私の中では結構嬉しくて。これまではなかなか達成できなかったんですけど、とにかく修正を重ねて、達成して…。別にノルマはないけど、課の指標達成が掛かっているのもあって、みんなで取り組んでいる感じが楽しい。
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――修正は大変じゃない?

正直しんどい。けど、達成してなかったら、周りからは結局、達成してないやつって見られるじゃないですか。だったら達成するために、がむしゃらにとりあえずやってみて、結果がでればいいや、みたいに思っちゃう。だって、やらないよりかはやったほうがいい、って思うタイプだから。効果に日々追われてるし、大変だけど、自分から営業さんに言うようにしてます。修正していいですかって。
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――今、福田が“折れる”ときってどんなときなんだろうね

うーん、周りの新卒が、一歩先に行ったときとかかな。負けず嫌いだし、最初はマジでココロが折れました。取材の独り立ちに逸崎(同期の内の一人)がすぐに合格しちゃったときとか、ヤバいかも、と思ってました。私は、ずっと「絶対制作ポイント(記者注:業務量を可視化したポイント)を追おう」って思っていて。先輩からは、まだポイントを追わなくていいって言われたけど、私はやった。自分は、そこが見られてるって感じてしまうから。見られてなくてもやれよって感じなんですけど(笑)。

それで今は、ライバルも多いけど、新卒の中でポイント1位をなんとか獲ってます。研修も1位で終えられた。結果を出したかったから。自分も同じことやってる中で、周りが結果出してると、うおーって。燃えますね。
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――この先の目標とか考えたりする?

採用に携わりたいとか、効果にこだわってやれる人になりたいな、とかっていうのは思うんですけど。入社したときはめっちゃ成長したい、大人になっても成長したいと思ってたし、実際この競争環境で、めっちゃ成長できるとは思うんです。ラクロスのあの頃だったら、たぶん挫折してたけど、その経験があるから、絶対に“Bチーム”に落ちそうになっても、今度は“Aチーム”でいるっていうのは決めてて。だから、毎日甘えそうになったり、今日はやらなくてもいいかなって思うときもあるけど、「いやダメだ」って思うのは、ラクロスのときの後悔のおかげかなって。
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――そこは後悔してるんだ。

してますよー!だって、結局自分より下手っぴだった子が、“Aチーム”で試合に出ているのとかを見て、私も出られたのに、とかやっぱり思いますし。あの頃の自分は甘かったな、て今となっては考えてます。将来やることが明確に決まってて、自分はここで2年で3年でやれるんだって思ってたらいいと思うんですけど、私はそうじゃない。将来好きなことに関わるためにも、ここでライターの仕事を身につければ、そういう道を見つけたときに今の職を生かして新しい仕事に携われるんじゃないかなって。だから、まずは今の仕事に打ち込むことに全力です!

努力することに向き合い、新たな道を探し続ける福田桃子さん。“転職者向けの求人制作”という仕事を通して、彼女が本当に成し遂げたいことを見出す日は、案外遠くないのかもしれません。

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