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なにをやっているのか

古本販売の実務経験をする利用者の皆様です
ビジネスマナー研修風景です。
弊社は2003年、社長の松下が愛知県の知多市という土地で創業した広告代理店が母体となっています。 松下は愛知県では広く知られた名門高校から名古屋大学に進み、順調に大手ハウスメーカーに就職しましたが、その後、短い間に転職を6度も繰り返し、転職の際にはしばらく主夫をしていたこともありました。 そうした経験から、日本社会には、有名大を出て大手企業に勤める以外にも色々な人生があり、そうした人生を送る人々の中にも素晴らしい才能を持つ者が数多く居ることに気づいた松下は、これまでの日本の企業社会では十分に存在価値を認められてこなかった多様な人材が輝ける場として、カタリスト株式会社を発展させてきました。 例えば編集経験者が入社したから釣り雑誌を作ってみたり、飲食店をやりたい人が入社したから飲食店事業部を作ったり。副業も推奨されていて、社員でありながら自分でデザイン事務所や社労士事務所をやっている人も居ます。 2012年、広告代理業と並ぶもう一つの基幹事業との位置づけで立ち上げられた障害者支援部門では、上記の考え方を更に一歩進め、障害者の持つ豊かな才能と可能性を支援し、日本社会全体に多様性とより高い収益性、そしてそれらの結果としてもたらされる幸福を提供することを目標に、東海地方を中心として事業を展開しています。

なぜやるのか

日本社会は既に人類史上前例の無い少子高齢化社会となっています。 東京でも地方でも、若手人材は引っ張りだこです。 しかしそこには条件があります。 「心身ともに健康であること」 こうした、使う側に都合の良い条件を満たさない人材は、日本の企業社会では今なお忌避されています。ですが、もはやそんなことを言っていては日本社会は維持出来ないのです。 医学的見地から言えば「障害者」、しかしその「障害」とは、制度や考え方やハードウェアが「心身ともに健康であること」を前提にデザインされているから「障害」になっているとも言えるのです。 そのデザインを修正することで、医学的には「障害者」でも、経済学的に見れば収益力を備えた人々を生み出すことが出来ます。 私たちは弊社の障害者支援事業を通して、より多くの人に自信と尊厳、そしてより多くの収入を提供し、少子高齢化する日本社会を支えようと考えています。

どうやっているのか

あるく日進赤池(愛知県日進市)のスタッフです
利用者の方々がルート営業実習をしておられる様子です
現在、東海地方で就労移行支援施設と就労継続支援B型施設という2種類の施設を8ヶ所運営しています。また、東京ではスポーツ競技中の事故で障害者となった方々を支援するサービスを開始する予定です。