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普通のフォークリフトと何がちがうの?【アタッチメントの基礎を簡単解説!】

フォークリフト用のアタッチメントとは、フォークリフトに取り付けて使う、荷物を便利に運ぶための機械を指します。

さっそくですが、ここで問題!

上の写真では弊社のアタッチメントが使われています。一体どの部分でしょうか?

【ヒント】
下のイラストは一般的なフォークリフトです。
フォークリフトは、荷物を載せたパレットにフォークを差し込み、荷物を持ち上げて運びます。


正解は…

こちら!


『フォークポジショナー』というアタッチメントが装着されています。

標準的なフォークリフトでは、フォークはリフトの車体前面のキャリッジの上にひっかけられている状態なので、自動で左右に動くことはありません。フォークの位置を変えたいときは、人力で動かす必要があります。

ずっと同じ荷物を運び続ける現場では特に不都合はないかもしれませんが、色々な荷物を運びたい場合はどうなるでしょうか?荷物の幅が変わったり、パレットのフォーク差し込み口の場所が変わると、同じフォークの位置では運べなくなります。そのため、リフトのオペレーター(運転手)は、荷物が変わるたびにリフトから降りてフォークを動かさなければなりません。

想像するだけで、大変そうですよね。

そんなときに便利なのが、このフォークポジショナーです。
オペレーターがリフトに乗ったまま、フォークを好きな位置に動かすことができます。


アタッチメントはどうやって動くの?

リフトの車体には、マストを上下に動かしてキャリッジの高さを変えたり、荷物の落下を防ぐためにフォークを上向きに傾けるチルト操作の機能があります。

これらの機能は、オペレーターが運転席のレバーを動かすと、作動油の油圧でシリンダーが伸縮することによって動く仕組みです。


アタッチメントの動きも、この作動油を利用しています。
フォークポジショナーは、リフトの運転席のレバーを動かすと、内蔵されている油圧シリンダーが伸縮し、それによってフォークが開いたり閉じたりする仕組みです。

ということで、今回はフォークポジショナーを例に、アタッチメントの基本的な仕組みを簡単に解説させて頂きました。弊社では、お客様の運びたい荷物の形状・素材・大きさや作業内容に合わせて、いろいろな種類のアタッチメントを設計しています。かなりマニアックではありますが、現場の作業効率を良くしたり、困りごとを解決して、お客様に喜んでもらえる製品です。

少しでも弊社の仕事に興味を持っていただけましたら、これからどんなことをしてみたいか、弊社でどんな仕事ができるのか、まずはお話してみませんか? 是非お気軽に「話を聞きにいきたい」ボタンよりエントリーしてください。 お待ちしております!

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