カスケード(ジャパン)リミテッド 代表取締役 長田 耕一
プロフィール
近畿大学理工学部機械工学科卒。株式会社 神戸製鋼所、ベンチャー企業を経て、2010年にカスケード(ジャパン)リミテッドに入社。2016年に代表取締役就任。
ーー社長のこれまでの経歴について教えてください!
機械設計技術者として社会へ一歩を踏み出してから約35年が経ちました。世の中に無いものを作って喜んでもらいたい、との若気の至りからスタートし、新しいことに飛びついては失敗して、気付いたら前職、ベンチャー企業では、世界最速の製造設備を開発していましたが、同時に、会社を安定して経営することの難しさを痛感しました。振り返ると、これらの経験が今の活動を生んでいる、と実感しています。
ーーカスケード(ジャパン)リミテッドは、どのような会社ですか?
当社は、アタッチメントという、所謂ニッチな業界で、グローバルでトップシェアを握るリーディングカンパニーです。日本拠点は、漸く50名に手が届き始める程度の小さな規模ですが、日本における50年以上の歴史に裏付けられた、しっかりとした事業基盤を有しています。この先人が築いてくれた事業基盤を礎として、今後、如何に大きく発展、広げていくかがポイントとなる重要な時期に居ます。
ーー昨今のコロナ禍における物流の増加など、業界全体が注目される機会が多かったですね。
当社がビジネス展開する物流業界は、現在大きな分岐点に置かれていると言えます。E-Commerceやトラックドライバ不足、3K職場改善、など色々な課題が山積しており、フォークリフトアタッチメントメーカとしての新たな提案が必須です。どのような業種の会社でも同じかと思いますが、このような環境の中、装置メーカとして、如何に社員一人一人が成長し、その力を結集していくことが重要であり、怠れば生き残っていくことが許されぬとの危機感を持っています。
ーー経営方針として、特に意識されていることがあれば教えてください。
個人個人がどうすれば成長できるか、会社経営として重要なテーマですが、私は、如何に皆に“失敗”する機会を準備できるか、投資できるか、であると考えています。本気で、前向きに取り組んで経験した失敗は、人を大きく成長させ強くすると信じています。したがい、当社では、今まで通りのことを繰り返している人よりも、少々失敗してもチャレンジする人を評価しようとしています。あと一つ、新たなチャレンジにおいては、何事も60-70%でGo、を実践いただくようにしています。もちろん、石橋を叩いて渡る、ということは大事なことです。しかし、未知のこと、新たなことへ取り組む際は、非の打ちどころが無いまで熟慮していると機を逃してしまいます。走りながら、必要なら軌道修正すればいい、この行動力、スピード感を自ずと実践していける会社が生き残れるのではないかと考えています。したがって、このような点を大事にしながら経営、投資していきます。
ーー現在カスケード(ジャパン)リミテッドでは、事業規模拡大に伴い、中途採用を強化しています。社長の求める人材像を教えてください。
当社は、グローバル企業における日本拠点を担っています。世界の仲間との繋がりは強く、あらゆる分野におけるスペシャリスト、プロと認められるメンバと交流しながら取り組む場面も多く、仕事の幅、視野のダイナミックさを実感いただけるかと思います。近い将来においては、日本拠点が、色々な分野において、当社のグローバルメンバを主導していけるような部隊へ成長していくべきと考えています。例えば品質、やはり日本のお客様の要求はトップレベルです。これを世界の工場へ展開すれば、他国でももっと強くなる、など取り組むべきことは山積しています。当社へは、上記の考えに賛同いただける方に参画していただきたいと思います。
ーー最後に、社長から応募者の方へ、メッセージをお願いします。
しっかりとお客様を見て、古いものは大事にするが囚われず、失敗を恐れずに思う存分活動いただける場を提供させていただきます。
いかがでしたでしょうか?少しでも弊社の仕事に興味を持っていただけましたら、これからどんなことをしてみたいか、弊社でどんな仕事ができるのか、まずはお話してみませんか? 是非お気軽に「話を聞きにいきたい」ボタンよりエントリーしてください。 お待ちしております!