なにをやっているのか
メキシコで新しいライフスタイルを提案できるトレーラーハウスを作っています。
DIYと教育を組み合わせて、メキシコの大学のカリキュラムの一環として、日本人とメキシコ人が協働でもの作りを行います。
メキシコ側ではCasaFuturoLab.
http://miraitv.com/future/?cat=28
日本側ではFutureHouseLab.
http://miraitv.com/future/?cat=12
を窓口にして、両方の文化を混ぜてみます。
日本人のコツコツ真面目にやるところと、メキシコ人の大らかさ、違うから新しいことが出来る。
建築はもちろんのこと、建築材料を作る工場、それを取り巻く生活、街、都市。
活動は多岐にわたります。
でも、大事なことはDoすること。
一人だと、なかなか行動できないときにお互いに支えあえる、背中を押してもらえる、得意な事を追求するスペシャリストな自分と、仲間のいる会社。
なぜやるのか
メキシコは通常の企業の給与格差が20倍と日本に比べると4倍も高く貧富の差が激しく、そのために家を持てない人たちが50%近くいます。
そこで日本のモノ作り力を持った企業や、建築家、デザイナー、技術者が工夫しながらトレーラーハウスを作ることにしました。
家はすべての産業の交差点となります。ここに集中することで、日本のモノ作りをする人たちの新しい活躍の場所をメキシコに作りたいと考えています。
日本とメキシコを混ぜてモノづくりしたら面白いかも?
そんな単純な思いつきから始めました。
そして、やってみたらやっぱり面白かった。メキシコ人と家づくりを通してコミュニケーションすると、自分だけではまったく気付かなかった価値に気がつきました。
メキシコの多くの人が自分の家を持てないという現状を改善したいと思いました。
このCASA FUTUROメソッドならそれが出来ると考えています。
どうやっているのか
始まったばかりの小さなプロジェクトです。
でも、東京の空きビルをリノベーションするプロジェクトFutureHouseLabと連動し、メキシコで26年間発泡スチロールを作っている日系企業と食、建築、デザインエンジニアリングのクリエーターがタッグを組んで、日本の千葉大学と大阪大学、メキシコのPanamerican大学、建築自由大学、クリナリーアートスクール、バハカリフォルニア自治大学と関係性を持ちながらしながらやっています。
http://miraitv.com/future/?page_id=6710
日本からもサマースクールへ参加してくれた人がいて、試作を重ねながら、実際に住むための家づくりを協働で行いました。
http://miraitv.com/MEXICO-WS-2015.pdf
また、ドローンやロボテックなどの先進技術にも注力し、未来の家づくりや、防災といった観点で新しい技術開発のためのネットワーク作りも行っています。