突然ですが、「不況に強い業界は?」と聞かれたら何と答えますか?
最近だと「IT業界」と回答される方が多いのかと思いますが、
不況に強いのはIT業界だけではありません。
その業界のひとつに「会計業界」があることをご存知でしょうか?
当社は「会計業界」を支援する人材会社。
当社が支援するクライアントは会計事務所、監査法人、特許事務所、
法律事務所、一般企業等の管理部門等があります。
第一印象は「難しそう」「堅そう」という印象を持たれることが多いですが、
知れば知るほど面白いこの業界。
今回は「会計業界」が不況に強い理由についてお話します!
【会計業界の市場や動向について】
会計業界の求人は、不景気の影響を受けにくいという特徴があります。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、採用を縮小する企業が多く、
先が見えにくい観光業や飲食業などでは解雇も致し方ない状況にありました。
一方で、会計業界も採用要件として求めるスキルは上がりましたが、
採用は安定して継続している法人が多くありました。
近年最大の世界的危機であったリーマンショックでも、
先行きが見えなくなる状況が続いたため、多くの企業で採用意欲が鈍化しましたが、
会計業界に関しては求人数が減りませんでした。
景気や、会社の業績に関わらず、
会計士・税理士などのプロフェッショナル人材は
企業に求められていることが分かります。
【なぜ会計業界が不景気の影響を受けにくいのか?】
景気が悪化すると、会社が経営不振になったり、倒産することが増えるかと思います。
ではその時、経営者は誰に相談をするでしょうか。
会計士・税理士です。
税理士と聞くと、「税務代理」や「節税対策の指導」を想像される方が多いかと思いますが、
他にも「事業計画の支援」や「融資相談」等を行っており、
税理士は中小企業のパートナーとして
経営や融資の悩みを解決してくれる役割を担っています。
会計士の場合は「監査」が独占業務であり、
企業の信用を担保して投資している人たちの利益を守る役割を担っていますが、
それ以外にも経営戦略の立案から組織再編、システムコンサルティングなど、
経営全般にわたる相談・助言を行っています。
不景気の影響で企業が経営不振や倒産等の危機に陥ると
「事業再生」「組織再編」「助成金活用支援」などのコンサルティングに強みを持った
会計士・税理士の仕事が増えます。
反対に、好景気の影響で企業の成長が加速するとM&AやIPOのコンサルティングに強みを持った会計士・税理士の仕事が増えます。
景気が良くても悪くても、企業がどのフェーズにいても、
会計士・税理士にしかできない業務があるというのが不況に強い理由となっています。
今後ロボットやAIに置き換わりうる仕事の中に、
「簿記、会計、監査の事務員」「税務申告書代行者」が挙げられており、
将来的に税理士・会計士の仕事はAIに代行されるのでは、と話題になりました。
しかし、日本は税制が複雑であるため、当分はAIに奪われることはないとも言われており、
引き続き企業の存続、発展に必要不可欠な人材となっていくことが見込まれます!
REXは会計業界のインフラを目指しており、
人材紹介・派遣・媒体・オウンドメディアなどの事業を展開しています。
フルラインナップでのサービス提供を実現しているのはREXだけ。
創業から21年、築き上げてきた信頼関係を活かして、
今後は会計事務所の先の顧問先企業にアプローチをし事業を横展開していく予定です!
弊社では、このような業界知識や転職のトレンドを学ぶことができる研修も実施しておりますので
会計業界・人材業界が未経験の方でも活躍できる環境をご用意しております!
もしこの記事を読んで、REXや会計業界に興味を持ってくださった方がいたら、
気軽にお話できる機会を設けておりますので、ぜひエントリーください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪