なにをやっているのか
私たち株式会社カノエは、生鮮食品の早朝宅配サービス「モーニング・エキスプレス」を展開するスタートアップベンチャーです。「早朝ルート宅配」という古くから続く宅配方法を現代に合う形にリノベーションし、生鮮食品宅配の新たな価値を実現します。
■「モーニング・エキスプレス」とは?■
寝ている間に生鮮食品をお届けする、早朝宅配サービスです。
夜22時までのご注文を、翌朝7時までに置き配でお届け。取り扱っている製品は、果物やパン、野菜などの生鮮食品と一部日用品など様々です。
■市場の成長性■
食品EC市場は約2兆円とすでに大きな市場ですが、EC化率はまだまだ低く、余白の大きな領域です。特に生鮮食品の食品EC分野は商品性質の観点からハードルが高く、デジタル化が行き届いていません。そんな市場環境の中、私たちは従来の宅配方式をアップデートしつつ、泥臭くも小さな検証から挑戦を続け、より便利な未来をつくります。
■今後の展望■
足元1年は、目黒区を中心に宅配のコアを確立させることを目標にしています。
その後は都内の他地域にも範囲を広げたり、商品数・宅配曜日を増やしたりしながら、首都圏を中心にサービスを強化・拡充していく予定です。また、ありがたいことに他県・他地域からもお声がけをいただいており、事業が拡大した暁には首都圏外でもサービスを展開していければと考えています。
なぜやるのか
■早朝宅配を通した、豊かな朝の時間の提供■
生活の中で「便利な選択肢」を増やし、時間が浮いたり余ったりして、それが積もっていって日常の些細な幸せに繋がっていくことを願っています。大切な人と届いた食材で、楽しいひと時を作ってほしいと思います。
■「あったらいいな」をつくっていく■
元々金融会社に勤めていた同僚の2人。互いに「ゼロイチで何かをつくり、社会に良いインパクトを与えたい」との想いを抱えていたものの、具体的にどのような事業にすべきか決めきれずにいました。
当時、私は3歳の双子を抱えながら仕事と子育てに奮闘中。
仕事帰りに子供のお迎えに行き、食材を買って、用事を済ませて......と忙しい日々を過ごしていました。そうした生活の中「確か家にまだあったはずだから買わなくていいや」と思っていた食材が、家の冷蔵庫にないこともしばしば。
そこで感じた「夜遅くまで注文を受け付けてくれて、安全なものが届いて、なおかつ毎日続けられるリーズナブルなサービスがあれば良いのに」という率直な悩みが、今の事業につながるきっかけです。
実際に市場を分析してみると、インドや韓国では食品ECが確立されつつあるのに対し、日本では未だ低迷中。マーケットとしてこれから伸びるポテンシャルも感じたため、起業に踏み切りました。
■「早朝ルート宅配方式」という技術資産を後世に■
当サービスでは、古くから新聞配達などで使われる「早朝ルート宅配方式」を採用。
配達するエリアと時間の密度を高くし、あらかじめ決められたルートで配送するため、送料を抑えつつ効率よく配送することが可能です。
早朝ルート宅配によって培われた“網目状に張り巡らされた密なネットワーク”は、日本の大きな財産だと考えています。私たちの事業を通じてこの資産をアップデートし、後世に受け継いでいくことにも貢献していきたいです。
どうやっているのか
■私たちの強みと特徴■
最近では日本国内でも食品系ECサービスが増え始めていますが、弊社の大きな特徴はやはり配送方式。ピンポイントな配送ではなく、エリア内でルートを決めてドロップオフしていく方法なので、多くの件数を捌くことができます。送料を抑えつつ環境負荷も減らせる、エコな仕組みです。
■働くうえで大切にしてほしいこと■
色々な物事に対して、リスペクトの気持ちを持って取り組んでほしいと思います。
私たちのサービスは自分たちだけで成り立つものではなく、利用してくださる皆さまや宅配業者の方、その他事業者さんなど、多くの方々と一体になって実現できるものです。
全てのステークホルダーへの意識と配慮、そしてプロフェッショナルの意識を持って事業にコミットしていってください!
■伸び伸びと仕事に打ち込める環境■
現在はアルバイト含め約5名で運営中。とてもフランクな職場で、メンバー一同気さくでカジュアル。メリハリをつけて「やるときはやりきる」コミット力の高いメンバーが集まっています。