CA Wiseメンバー全員の投票で決定する〈月間表彰〉。
・MVP
・ベストエンジニア
・ベストコントリビューション(貢献)
以上の3賞を選出します。
10月度は、国内大手SNSプラットフォームが運営する旅行比較サイトのバックエンドのシステム開発に、パートナー企業の一員として参加した3名が受賞!
そこで、3名に受賞の感想を座談会形式で聞きました。
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難易度、重要度ともに高い
大型案件を完遂!
−−まず、受賞した時の感想を教えてください。
淵之上 僕は「よかった(ホッとした)」というのが正直なところですね。同じSNSプラットフォームの別サービスの開発プロジェクトが同時進行していたこともあり、本当に間に合うのか、安心できる品質のシステムができるのか、と最後まで不安で…。それだけ難易度も重要度も高い大型案件でした。でも、なんとかローンチまでにシステムインテグレーションと広告主の計測準備を間に合わせることができた。「表彰されている場合じゃないよ!」と言われるような状況にならなくて、本当によかったです。
小林 本当にそうですね。私は10月はこのプロジェクトに関する業務で毎日忙しく、他のテクニカルサポート(以下、テクサポ)業務の質が落ちていないか、と気になっていました。でも受賞理由を聞いたら、普段のサポートの品質を落とすことなく対応できた点を評価していただいていたので安心しました。
山本 ふたりの頑張りは一番近くで見ていましたから、発表されたときは「お疲れ様!本当にありがとう!」という気持ちでした。でも自分は普段は表彰者を選ぶ側なので、対象外だと思っていたんです。今月は表彰者を選出する経営会議をこのプロジェクトの重要なアポがあり、たまたま欠席して…そうしたら、自分がMVPに決定していた(笑)。CA Wiseでの社内表彰を受けるのは初めてだったので、嬉しかったですね。
ーー皆さん、それだけ目まぐるしい日々だったのですね。
山本 個人的にはCA Wiseの創業期と同じくらい時間が過ぎるのが速かったですね。普段は意識して絶対に言葉に出さないようにしている「忙しい」という言葉を口にしてしまう程でしたから。ただ、裏を返せば密度の高い充実した時間を過ごせたということですし、仕事がすごく楽しかったですね。
小林 本当に頑張ったので「報われた!」と思いましたよね。「アイツ、他の業務できてなかったじゃん」と言われなくてよかった。
淵之上 僕もこのプロジェクトが一息ついたときに、一斉に他の業務を片付けにかかりました(笑)。
タイトな開発スケジュール
皆様の協力で感じた一体感
ーー今回のプロジェクトで頑張ったこと、大変だったことは?
山本 小林くんはもはや計測テストのプロフェッショナルだよね。本当にもう終わったの?って疑ってしまうくらい日に日にスピードアップしていくのでびっくりしました(笑)。
小林 サッとできるようになりましたね(笑)。私は広告主とコミニュケーションを取りながら、お渡しした仕様書に沿って実装していただき、計測テストを行って、実際の広告計測を開始する前段階まで完了させることがミッションです。でも、会社によってカルチャーも違うし、担当者の立場や知見も違う。そこを汲み取って「こうしてください」とわかりやすく提案できるよう、心がけていました。山本さんや淵之上さんにも確認しながら、うまく伝わるように自分の言葉にするのが大変でした。
淵之上 今回のプロジェクトは、私たちにとっても広告主にとっても、サービスローンチまでの準備期間が非常にタイトでした。さらに初導入のシステムという難しいミッション。そのなかで、小林くんは自発的な業務要件と仕様のキャッチアップ、ドキュメンテーション、社内のオペレーションチームとの連携、広告主とのコミュニケーションまで、エンジニアだとなかなか手が届かない業務を推進してくれました。エンジニアとビジネスの潤滑油になってくれたと思います。
山本 最初は「航空券の予約ってどうやるんだっけ?」「どんな時にどんな情報を登録するんだっけ?」と、自分の旅行経験を思い出しながら考えるところから始まった。日々手探りの状態でした。SNSプラットフォームの運営会社であるパートナー企業や、広告主の方と話し合いをする度に仕様変更が必要になるんですよね。でも、その難しい状況を小林くんが「こういう事情で変わったんです、申し訳ありませんがご協力お願いします」と丁寧に広告主へ説明してくれて。先方も開発リソースを割いて優先度を上げて対応してくれているので、我々も真摯に、丁寧に進められるよう常に心がけていましたね。
ーープロジェクトメンバーが一丸となって進めたわけですね?
淵之上 はい、CA Wiseに入社してから経験した仕事の中で、今回のプロジェクトが最も一体感がありました。僕が特に注力したのは、広告主向けのアウトプットの部分。僕はエンジニアですけど、10月は大きな開発をしていないんです。そこはチームメンバーに任せて、広告主と、パートナー企業のプラットフォームとを繋げるシステムをいかに上手に作れるか、導入仕様を簡単にできるか、要件を固めて調整する役に徹していました。この規模のプロジェクトでこういった役割を担当し、かつ自分が手を動かさない、という機会はなかったので、本当に良い経験になりました。異質なところにエントリーできたな、という気持ちです。いつも山本さんがやっていることをやらせてもらって、大変だなと感じました(笑)。
山本 (調整役は)難しいよね。あのフェーズはどうしてもキレイな進め方ができないので、属人的になりがちで、仕様変更も多いし、個人の力に頼る部分が大きくなってしまう。さらに余裕が無くなってくるとコミュニケーションミスが増えて認識の齟齬やトラブルも増えてくる。今回は特にメディアとのシステムのインテグレーションの話と、広告主各社との計測導入が同時に進行していたので…。でも、淵之上くんを中心に、なんとか乗り切ることができたかなと思います。
淵之上 協力してくれたチームメンバーにはすごく感謝していますし、広告主の皆様も本当に協力してくださいました。
プロダクト力で選ばれるために
「A or Bではない、A & Bだ」
ーー今後の目標を教えてください。
山本 サービスローンチしてから、いくつか改善が必要なシステムが見つかり、今まさに対応しているところです。まずはシステムの品質を安定させる必要があると考えています。
小林 僕は広告主の導入数が倍増しても安定したサポートが提供できるように、マニュアル化を進めたいです。僕だけじゃなく、社内の皆が対応できるようにまとめて、安定運営に貢献したいですね。
淵之上 まだプロジェクトは始まったばっかり。むしろ、やりたいことの本質はなにも始まっていないと思っています。目の前の問題をまず解決して、品質を担保して新たな広告主が増え、さらにマーケティングの付加価値を付けられるようになったら、ようやく「仕上がった」と思えるかもしれない。
山本 今回、我々をパートナー企業として選んでいただいたのは、勝手ながらプロダクトの開発力に期待していただいているからだと思っています。それに応えるためには、創るモノのスピードとクオリティ、どちらかではなく両方の期待に応えたい。「CA Wiseかるちゃ」にもありますが、「A or Bではない、A & Bだ」を体現したい。なぜCA Wiseをパートナーに選んだのか、と聞いた時に、「プロダクト力で選んだ」と言っていただけたら、私たち開発チームにとってはこれ以上無い褒め言葉です。モノ創りに携わる者として、そこを評価してもらえたら最高に嬉しいですね。
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表彰者特典は、堂前社長との豪華会食!
おいしい料理に舌鼓を打って、今後のさらなる活躍を誓った3人でした。