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お笑い系芸能プロダクション出身、エンタメ好きの小倉がByteDanceを選んだ理由は?

お笑い系芸能プロダクションからByteDanceへ。今回は、TikTokのアプリ運営をしている小倉文さんに、エンターテインメント業界で働く人にとって、ByteDanceを転職先として選ぶ理由などを聞きました。エンターテインメント業界で働いている方、働きたい方はぜひご一読ください。

Q. 自己紹介をお願いします。
小倉文と申します。TikTokのオペレーションチームに所属しており、コンテンツパートナーシップマネージャーとして、主にTikTok内のクリエイターや企業と協業しながらTikTok内のコンテンツをより豊かにしていくことを目的に働いています。

Q. 前職ではお笑い系芸能プロダクションで働かれていたとお聞きしました。どのようなことをされていたのですか? 
私が働いていた芸能プロダクションでは、番組制作の部門があり、私はそこでプロデューサーやアシスタントプロデューサーとして働いていました。具体的には、テレビ番組をゼロから企画し、番組をどう面白くするかということを演出家やディレクターと考えます。また、番組の内容を決めるだけでなく、その番組がコンプライアンスを遵守しているのかを確認したり、そして予算の管理など、業務内容は多岐に渡っていました。 

Q. そもそも、なぜそのキャリアパスを選ばれたのでしょうか?
もともとエンターティンメントに興味があったというのが大きな理由です。まず、私の父親が映画業界で働いていたため、エンターティンメントが小さい頃から身近にありました。また、大学時代はストリートダンスサークルに所属し、そこで何かをイチから創り、人に見せることで反応を貰うことの楽しさを味わいました。そのため、就職活動の時は自分のアイデアをベースに、面白いコンテンツを創ることが出来るエンターテインメント企業を中心に考え、前職を選びました。

Q. ByteDanceに入社した理由は?
転職した当時の年齢は27歳で、次のキャリアを考えた時、日本のエンターテインメント業界だけでなく、世界のエンターテインメント業界の中心で働いてみたいと思いました。その時にちょうど、TikTokがグローバルプラットフォームとして、世界中で人気になっているところを目の当たりにして、この新しいエンターテインメントの形に可能性を感じ、ぜひここでチャレンジしてみたいと思いました。また、前職では、ビデオオンデマンド向けの番組も制作していたことがありまたから、動画配信プラットフォーマーとの関わりが多く、一度プラットフォーマー側として働いてみたいという想いもありました。 

Q. ByteDanceでは、何を担当しているのでしょうか。 
コンテンツパートナーシップです。主にTikTokで活躍されているクリエイターのサポートをしています。私はクリエイターの中でも、特に教育や知識系のコンテンツを作成しているクリエイターと、前職がお笑い系の芸能プロダクションだったということがあり、お笑い系のクリエイターを担当しています。具体的には、一人一人のクリエイターと向き合い、どのようなコンテンツが人気になるのかを議論したり、最新のトレンドを共有し、コンテンツを作ります。その過程ではまさに、前職で番組のプロデューサーをしていた時に、演出家や芸人さんと顔を突き合わせて、面白いものを一緒に創り上げていった経験がダイレクトに生かされていると思います。他には、現在増えつつある企業や行政団体のアカウントのサポート及び、アカウント作成のための営業などにも携わっています。

Q. ByteDanceで働いてみて、どのような印象を受けていますか?
ByteDanceでは、データに基づいた思考をとても重視することです。データとは、例えば、TikTokの動画についた「いいね」やコメントの数などを指します。何事も数字の分析から始まり、その分析結果から、現状の課題に対する対策案を練っていくことを徹底しているところが、特に印象深いです。

Q. ByteDanceでの経験を、今後どのようにご自身のキャリアに活かしたいですか?
将来のキャリアとしては、まだ漠然したものなのですが、この先もずっと世界のエンターテインメントの中心で働き続けたいという気持ちがあります。特にTikTokは、あらゆる国や地域で使われているプラットフォームであり、また世界中にオフィスもありますので、世界のエンターテインメントの動向が知識として蓄積されており、流行りにいち早く触れることが出来ます。そして、その流行りを日本という市場で形にしていく過程で得る経験や知識は、将来も面白いモノを創り続けていきたい私にとって、とても貴重な財産だと思います。

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