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フリーランスから広告エージェンシー、そしてミャンマー。TikTok Japan 屈指のユニークな経歴を持つ竹之内さんが、TikTokを選んだ理由とは?

働き方の多様性が注目されている中、TikTok Japanには多種多様なキャリアパスを経て入社した人が大勢います。今回インタビューしたのは、マーケティングチームの竹之内望さん。フリーランスとして働いた後、広告エージェンシーに勤務、そしてふとしたきっかけでミャンマーの仕事をすることになった彼女は、なぜTikTok Japanに行き着いたのでしょうか。

1.とてもユニークなキャリアを積まれているとお伺いしました。詳しくお聞かせください!

フリーランス時代

実はもともとフリーランスとして、自分で事業をしていました。具体的には、C2Cのビジネスがあまりポピュラーでは無かった頃に、古着のコーディネートをして販売するというビジネスです。結構時間がかかるのですが、お客様一人一人にメールやチャットでインタビューして、その人はどういう人が憧れなのか、どういう風に周りに思ってもらいたいのか、その人を知った上でコーディネートをしていました。

お客様が50人を超えたくらいで、本来は全員違う個性だけど、こういうtaste、こういうcoordinateを作った方が良いというカテゴリーが出来てきます。お客様は全員違う人生を生きているはずなのに、趣味と好みでファッションのカテゴリーに分けることができる。そうすると、なんで分かったんですか?とかメッセージが来たりするのも面白かったですね。

広告エージェンシー時代

その後、一旦広告エージェンシーに入りました。理由は、一人では事業拡大は限界だと感じたからです。私のキャパシティーの問題もありますし、それに仲間が恋しくなっていました。そこで、あらゆる日本、あるいは世界から進出した商品・サービスを世の中の方に知っていただく企画をひたすら繰り返し考えて、どんな商品でもマーケティングができるように鍛えてもらいました。時には朝の5時などに就寝することもありましたが、強制されたわけではなく、自分はすぐに対応するところや、粘り強さが武器だと思っていたからです。

ミャンマーで出会った新しい仕事

広告エージェンシーで働いている最中、ふとテレビをみてみるとミャンマーが映っていて、突然行きたいな、と衝動的に思いました。そこで早速次の週に飛行機に乗り、現地をお散歩しながら、寺院に行ったり、街行くひとたちを何日か見渡してみました。

すると、現存する素晴らしい文化を残しつつも、こんなモノやサービスがあると便利なんじゃないか、というアイディアが次々と湧いてきたんです。そして、すぐにでもこの国と何か仕事したいな、と思ったので、ミャンマーで知り合った方を介して、得意分野を生かし、国営の通信会社のWEBサービスのプロジェクトをお手伝いすることになりました。そこでのゴールはミャンマー人だけで運営できるようローカライズすることでした。ミャンマーの方々はどのような国民性なのか?SNSを立ち上げたり、勉強し、マーケティング戦略としてローカライズをゴールとしてプロジェクトを進めました。

次にミャンマーとお仕事が出来るなら、美容系に挑戦したいです。よく、ミャンマー人の方にあなたの化粧好き、と通りかかりで言ってもらうことが多かったので、日本の美容にも興味をもってくださる方が多いのではと思ったからです。

2.すごくユニークなキャリアを積まれていますよね。

はい、今は自分で自由に働き方を決めていく時代だと思っています。今、自分ができることを知りながらも、初めてのことに挑戦したいと思う気持ちや挑戦するときのワクワクする気持ちは、これまでもそしてこれからも大切にしていきたいです。

思い返すと、自分がはじめてワクワクしたのは学生時代で、その時自分でホームページを作っていたのですが、そこに載せていた文章がたまたま編集者の方の目に留まって、そこから編集プロダクションに書評を寄稿することになりました。そして3日に1本程度アルバイトで書いていましたら、クラウドファンディングのような仕組みで出版される、という思いもよらないことが起こりました。この時はデジタルがアナログになったという感動もあり、とても興奮しましたね。

TikTokの企業理念の一つでもあるのですが、初心を忘れず、こうしたワクワクする感情を、ふと立ち返ることは大切だなと思っています。

3. なぜTikTokに入られたのですか?

ミャンマーでのプロジェクトが終わったあと、次のステップを考えていたところ、TikTok Japanについて知りました。

ちょっと昔の話になるのですが、実は私の父親は銅版画の美術家で、生まれてからクリエイターが身近にいる環境でした。ただ、良い作品を作っても、世間に認知してもらえないと価値を持たないので、才能があっても、知ってもらう手段を作ることは、とても大事なことだと思っていました。

また、自分自身でも油絵を書いたり、美術部の部長をやったりと芸術がとても好きでしたが、作品を文化祭やら、展覧会やら露出できる場所を探しているうちに、自分の立ち位置は作品を作るよりも、存在を知っていただく方法を考えるほうが向いてるなと考えるようになりました。

このようにクリエイターの認知について深く考えた時期があったので、TikTokについて知ったときはとても衝撃を受けましたね。というのも、TikTokは機械学習アルゴリズムによる動画と視聴者のマッチングシステムが搭載されているため、投稿した動画が見たい人に届く仕組みになっているんです。

例えば、自分のペットが可愛すぎて、毎日撮影してアップするとします。そしてその人が撮った動画が、ペットは飼えないけれど大好きな人に届きます。すると、いいねやコメントをもらえたりして、コミュニケーションが生まれまれるんです。

どんなジャンルの作品でも、より広く世の中に認知させることができるところがTikTok の魅力の一つだと思っています。

また、TikTok Japanは急成長中のスタートアップということもあり、「会社」や「チーム」という組織が出来上がっていくプロセスにも興味がありました。実際に今も、様々なバックグラウンドを持った新しいメンバーがどんどん入ってきており、とてもダイナミックな組織であることを感じますね。

4.TikTokで担当されている仕事を教えてください。

マーケティングチームに所属しているのですが、過去に担当したプロジェクトとしては、テレビドラマ「家売るオンナの逆襲」や「恋より好きじゃ、ダメですか? 」のインフォマーシャル企画があります。

インフォマーシャルとはインフォメーション (information) とコマーシャル (commercial) の合成語で、ブランディングよりは情報を乗せた広告手法です。例えば、ドラマのキャラクターにコマーシャルに出ていただいて、TikTokを使ってもらうことで、ドラマの視聴者にとってより自然で親和性の高い広告を見ていただくことができます。

また、ドラマと連動したTikTok内のスタンプを作ったりしました。これはTikTok Japanではじめてスタンプとドラマが連動した施策でした。

現在は、マーケティングの視点で、他企業さまやキャラクターとのコラボレーションを担当しています。事業レベルからお互いどうあるべきか、どうしていきたいか、お互いの理解を深めていき、マーケティングに繋げられるような対話を行ったり、企画を行なっています。

さまざまな企業さまのマーケティングの部署の方と想いやビジョンを共有して進めますので、お仕事でありながら、勉強させていただくことも多いです。事業コラボやキャラクターコラボなど、相手の企業さまのメリットとTikTokのプラットフォームとしての良いところが相乗効果となり、双方のユーザーさんやお客様に喜んでいただける取り組みを日々考えています。

5. TikTok Japanって、どんなところだと思いますか?

まずはいろんな経歴の方がいるという意味で「多様性」に溢れていますね。経歴が華やかな方も多いですが、私みたいにちょっと変わったフリーランス経験者、事業経験者、海外から日本で働くことを選ばれた方々もいますし、皆さんそれぞれが様々なバックグラウンドをもっています。また、TikTokは日本だけでなく世界中に仲間がいるエキサイティングな会社ということもあり、「多様性」を認めあう土壌があると思います。

また、この土壌があるからこそ、年齢や地位に関係なく、インターン生を含めてあらゆる人の発言が大事にされるフラットな環境に繋がっているのだと思います。

そして、他国もだと思いますが、日本のオフィスではアドミンの方が毎日遅くまで本当に働きやすい環境を作ってくださっています。金曜日には毎回違う内容のスナックデーがあったり、コーヒーやジュース、軽食などがあって、パントリースペースはいろんな部署の人が集まる憩いの場になっています。

何より、良い方向に進むよう、働き方を提言できる余地があるところも、懐の大きさを感じています。日本国内で課題となっている働き方改革に対しても、強いポテンシャルがある会社だと感じています。

6.TikTok Japanを就職先として考えている方に一言コメントをお願いします!

TikTok Japanは経歴、年齢、国籍が違う様々な仲間がいるので、とてもエキサイティングな環境です。発言も自由にされることが推奨されています。

また、比較的新しいプラットフォームを運営している会社ですので、今までやったことのないようなチャレンジが大好きな方には、とても楽しい職場だと思います。ご一緒にお仕事ができることを、楽しみにいたしております!

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