TikTokはTokyo Digital Marketersと連携し、1月に東京・御茶ノ水で初めての「TikTalk Day」イベントを開催しました。70名あまりの方がイベントに参加し、TikTokについて勉強したり、ネットワーキングに勤しんでいました。当日の様子やプレゼンの内容をご共有いたします。改めてTikTokの基本について知りたい人はどうぞ!
Tokyo Digital Marketers の主催者の皆様
ネットワーキングセッション
今回のTikTalk Dayでは、デジタル広告分野で働いているバイリンガルのデジタルマーケターの方に沢山お集まりいただきました。
勉強会開始の前に、ネットワーキングセッションを開きました。同業者ということもあって、みなさんビールとお寿司を片手にとてもリラックスした雰囲気でネットワーキングをしていました。
みなさん盛り上がっていますね!
勉強会
勉強会では「なぜショートビデオがデジタルマーケティングのトレンドなのか」をテーマに、弊社社員の白地がスピーチさせていただきました。以下がその内容です。
まず、マーケティング業界は様々な変化が起きています。テレビ、ラジオ、雑誌、新聞の4大マスメディアは時代の変化とともに利用頻度が減少し、それに対しSNSを含むデジタルメディアがますます使われています。その背景の中で、広告主はテレビ広告に投入するお金を大幅に減らし、デジタル広告に、特にSNSに重点を置くようになりました。
SNSと一言で言っても、ご存知の通り、最初はテキストという形から始まり、そこから写真やビデオをアップロードする形へと広がっていきました。写真やビデオの流行はデジタルマーケティングに一つのインパクトを与えました。それはユーザーは一つの内容に集中する時間が下がっていることです。つまり、いくら内容が面白いといっても、ユーザーに長い時間ずっと注目してもらうことが難しくなっており、このようなユーザーの嗜好の変化により、ショートムービーのプラットフォームであるTikTokは人気を集めています。
“ショートムービー” 以外のTikTokの特徴とは?
まず、TikTokはユーザーに一番興味の合う内容を届けることができます。例えば、ユーザーが猫の動画を見ていた場合、そのユーザーに猫に関連する動画をおすすめします。また、おすすめ動画がページに表示されるタイミングも考慮されており、例えば、あるユーザーが朝にスポーツ動画を見る習慣と寝る前にグルメ動画を見る習慣がある場合、そのタイミングに合わせておすすめ動画がユーザーに届きます。このように、おすすめ機能を使い、ユーザーの動画視聴を最適化した結果、TikTokは既存のプラットフォームよりも、一回あたりの使用時間が長いというデータが出ています。
また、TikTokは、ユーザーがフォローしていないクリエーターの動画もおすすめしているため、まだフォロワーの少ない新人クリエイターの動画もおすすめされます。そのため、内容が面白ければ、新人のクリエイターの動画でもバズりやすくなっていることも特徴の一つです。
その他にもTikTokには、他のプラットフォームにはない様々な特徴があります。例えば、TikTokはスマートフォンにより適した縦長の動画を採用しています。当たり前ですが、私たちは毎日スマートフォンを使用しているので、この縦長という動画フォーマットは、ユーザーにより良いアプリ体験を提供する上で重要なポイントの一つです。
TikTokには「チャレンジ」と呼ばれるアプリ内の様々なお題があります。他のユーザーと一体感を感じたり、TikTok初心者や動画投稿初心者でも気軽に動画が投稿できます。
TikTokは初心者でもアプリ内の編集機能を使用することでプロ顔負けのクリエイティブなビデオを作成することができます。普通の動画サイトなら、パソコンを開き、難しい編集作業をしないといけないですが、TikTokならまさにスマホ片手に、クオリティーの高い動画を作成することが可能です。
そして最後に、TikTokはコンテンツチェックに多くのリソースを投入することで、フェイクニュースや不適切なコンテンツを排除し、プラットフォームの健全性を確保しています。コンテンツチェックには四つの段階があり、前半の二段階でアルゴリズムが内容をチェックし、後半の二段階では人力によって、そのコンテンツが配信される地域の規制や文化と矛盾を起こさないかチェックしています。
プレゼン後にはたくさんの人が質問をしてくれました!
いかがだったでしょうか!この記事を通して、TikTokの基本を知ってもらえたら幸いです。まだまだTikTokについて知り足りない?ご安心を!引き続きこのような「TikTalk Day」を開催しますので、興味を持った方はぜひぜひ次回ご参加ください!