弊社でクリエイターとして働く久高にインタビューをしました。
異なる業界からクリエイターになったきっかけやクリエイターとしての仕事内容などを伺いました。
動画編集の業界に興味のある方、動画制作クリエイターとして転職を目指している方はぜひ最後までご覧ください!
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【久高勇真】
2015年株式会社マイスターエンジニアリング 入社
検査装置や搬送装置の構想設計から詳細設計、建築関係の詳細設計を担当
2019年株式会社ブルズ 入社
主に動画制作を担当し撮影、編集、YouTube動画制作や管理業務を行う
趣味はスノーボードと動画制作
よく見るYouTuberは朝倉未来、チャンネルがーどまん
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動画の可能性を知った。動画制作を始めるきっかけ
ーーまずは経歴についてお伺いしていきます。前職では何をされていましたか?
前職は機械や電気系の会社で設計の仕事をしていました。
具体的にはカップ麺の中の袋があるかを確認する機械やベルトコンベアーのような運搬する機械の構想設計から詳細設計です。
ーーブルズではどういったことをされていますか?
主にYouTubeの制作をしています。
他にも会社でマネジメントをしているタレントのYouTubeプロデュースも行っています。
プロデュースだと
・企画
・撮影
・編集
・分析
・スケジューリング
が主な業務内容です。
ーー前職と現職で会社の事業内容が結構違いますが何故ブルズに入社したんですか?
設計の仕事は好きでしたが、趣味で始めた動画制作を本気でコミットしたいと思ったからです。
そこから東京で動画制作会社を探していると、たまたま地元の先輩がブルズとつながりがあったので紹介していただいて入社しました。
ーー動画制作を始めたきっかけ、本気でコミットしようと考えたのは何がきっかけですか?
動画の力で人の心を動かし、選択を変えることができることを体験したからです。
少し話は長くなりますが、社会人1年目くらいの時に地元の友人が離婚の危機にありました。
奥様の方からは離婚以外ありえないと言われているくらい絶体絶命の状況の中、その友人からどうにかできないかと相談を持ちかけられました。
話を聞いていると結婚をするときにプロポーズをしていないことを思い出したのです。
そこでたまたま僕が写真をやりたくて買った一眼レフがあったので、それで動画を撮ってサプライズのプロポーズの演出動画を作ることにしました。
ーー結果はどうでしたか?
サプライズ当日にできた動画を友人の奥様に見せると、奥様が大号泣しており、仲直りをすることができました。その友人は今も大きなケンカなく続いています。
そんな天地がひっくり返るくらいの状況を目の当たりにして、動画の持つ力のすごさに惹かれましたし、動画で何でもできるんじゃないかと思いました。
ーーすごくいい話ですね!そこから動画を作るようになられたのですか?
そうです。
その経験から動画制作を趣味ではありますが真剣に勉強し始めました。
友人の結婚式の動画や一人旅の記録の動画、あと演技のあるストーリー性のある動画をつくったりと結構のめりこんでいました。
どちらでも後悔すると思う。だから好きを選んだ
ーー実際趣味を本気で仕事にするときの葛藤はなかったのですか?
すごくありましたね...。
前職の会社は比較的大きな会社だったのでここにいれば将来大きな心配はないという環境です。
だからその環境を捨てて不安定な仕事に就くという不安がまずありました。
それに前職は高校を卒業し、4年間勤めていた中で培った技術や知識、経験が動画制作ではほとんど使えないので培った技術を無駄にしてしまう残念な気持ちも同時にありました。
ーー葛藤がありながらも一歩を踏み出せたのはなぜですか?
正直前職にとどまっていれば「あの時踏み出していれば良かったな」と後悔をしますし、
動画に関する仕事に就けば「あの安定しているところでずっと働いておけば良かったな」とどちらを選んでも後悔すると思いました。
なので後悔するのなら好きなこと、やりたいことやっているほうがいいなと判断して踏み切ることができたのです。
ーー実際クリエイターになって良かったと思う事はありますか?
動画のアウトプットに対して評価がすぐ見えるところです。
内容にもよりますが、ウェディングの動画だと見ている人が感動している、盛り上がっているなどの反応が評価としてすぐに見えますし、YouTubeだとコメントや再生数、チャンネル登録者数などで評価がすぐ見えます。
前職ではそこがあまり分からなかったという事もあり、良かったと思うところです。
ーー逆に苦であるところはありますか?
好きなことをしているので苦ではないですが、納期が短いことが多いことです。
納期が重なったりというのもあるのでそこは大変だと思います。
クリエイターとして目指す先とは?
ーー前職と今ブルズとで違いはありますか?
前職の会社は比較的大きい会社でしたのであらゆるものがマニュアル化されていました。
対してブルズではマニュアルや仕組みが出来上がっていないところが多くあって、作り上げている段階だというところです。
前職の当たり前がブルズの当たり前でなかったので、自分たちで作っていきました。
どちらも良さはあるとは思いますが、ブルズの中では提案したことを周りの人が真剣に聞いてくれますし、いいものなら即採用されて実現する環境があります。
そういった環境なので、仕組みを作るのは大変ですが楽しいと感じれるんだと思います。
ーーブルズは会社としてどういった印象ですか?
社長含めて社員の距離が近いです。
例えるなら地元の先輩くらいの距離感です。
第一印象からそう感じて、この輪に入りたいと思ったというのもブルズに転職を決めた理由のひとつでもあります。
あとはみんな動画が好きで、何かを変えようとする信念や成長意欲がすごいですし、そういった強い想いを持つ人たちが集まっています。
ーーブルズではやりたいことで生きていける時代を作り出すことをビジョンとして掲げていますが、実現したいことはありますか?
僕は本当に動画の力で何でもできるんじゃないかと思っています。
原体験のこともありますし、文章などよりも入ってきやすく、人の心を動かすのは動画だと思っているのですごく可能性を感じています。
なのでなんでもできるくらいのクオリティを会社として提供できればいいと思いますし、それくらいの動画をクリエイターとして作りたいと思っています。
ーー最後にブルズに来てほしいのはどんな人ですか?
まずは動画の編集はもちろんですが、現場を回すディレクターの立ち位置で活躍できる人です。
動画を作る上でディレクターというポジションは非常に重要ですので。
クリエイターで行くとデザインのスキルがある人が来てほしいです。
動画のデザインは大切ですし、会社としてもデザインはすごく大切にしています。
ただ、現時点ではデザインができる人が少ないという事もあり、デザインができる人に是非来ていただきたいと考えています。
ーー本日はありがとうございました。