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何を信じて働くのか? 社会人5年目のマーケターが働く意義を求めた結果 - 藤江翼

UNICORNで働く社員一人ひとりにフォーカスを当て、どんなキャリアを経て、何を信じて働いているのかをそれぞれの言葉で語ってもらう「Career Story」

第四回目に登場するのは、UNICORNのマーケティングコンサルタント・藤江翼です。

弱冠26歳の彼が、なぜいまUNICORNで働くのか。これまでのキャリアとこれからの思いを、彼自身の言葉で振り返ります。

藤江翼 / Marketing Consultant
大学を卒業後、2017年新卒としてキャリアをスタート。人材紹介、広告代理店、不動産運営代行の会社でキャリアを積んだ後、2020年5月にUNICORNにジョイン。広告代理店時代からマーケティングに従事し、WebマーケティングコンサルタントとしてGoogle、Yahoo、SNS、DSPなどの広告運用をメインで担当、異動先のグループ会社の不動産運営代行会社では経営企画室にてレベニューマネジメント統括を担当。

「マーケティングの理想は販売を不要にすること」というドラッカーの言葉に感銘を受け、本質的なマーケティングを提案・実行し続けられるマーケターを目指し日々奮闘中。

大学生の頃、夢に描いた「マーケター」という職業


▲フットサルの大会で優勝したときの写真

高校を卒業後、大学に入学。マーケティングの勉強をしていたと言えばカッコはつくかもしれませんが、例えば「在学中に起業をした」「いくつもの大手企業のインターンとして働いていた」などといった突出した経験はなく、いわゆる“普通の大学生”として過ごす毎日でした。

とはいえ、大学に入る前からマーケティングや心理学など、消費者心理について考えることは人に負けないくらい好きであり、大学卒業後はそういった領域で仕事をしたいと考えていました。在学中は関連する書籍をひたすら読んで、とにかく勉強。その中でも特に影響を受けたのは「確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力」(著・森岡 毅 、今西 聖貴)という本です。

“マーケティングを行うにあたり、クリエイティブな作業はいかに重要か”。書店に並ぶ最新のマーケティングの本には、こういったことがよく記されてありました。ただ、この本はそういった流行を鑑みず、マーケティング活動における予測を数学的に適切に表現されていたので、論理的かつ実用的な読み物として頭に入れることができたのです。

「これは今後のキャリアの中でも活用できそうだ」と感じ、何度も読み返し、結果、自分のバイブルとして心の中に持ち続けています。今でも仕事に詰まったとき、よく読むほどに。

あ、決してこの記事は、感銘を受けた本の紹介ではありませんよ。

大切にする価値観が芽生えた第二新卒時代

そうして大学時代を終え、新卒で人材会社に入社し営業の仕事を経験後、規模は大きくないとはいえ、自分の憧れだったマーケティングの仕事ができる“広告代理店”に入社をしました。

ただ、社会人になって数年が経ち、多分誰もが思うことになるだろう「何のために働くのか」という疑問に対して自問自答をするようになったのです。

常に変化・成長をし続けたい。かといって広告業界で働く以上、ゴールはクライアントやユーザーのため。とはいえ会社の方針は、社員ファーストでもなくクライアントファーストでもない、自社の売上至上主義。

自分が取り組んでいる仕事は、本当は何のためになるのか。果たしてこのままで良いのだろうか。毎日職場に向かうに連れ、そんな思いがふつふつとこみ上げてきたのです。

自分が楽しめていない仕事は、大概がクライアントやユーザーのためにもなっていない。そう実感した私は、自分自身が楽しめ、そして納得感を持って仕事をするため、本質的な部分を考えるようになりました。例えば「これは何のために行うのか」「本当にユーザーのため、クライアントのためになっているのか?」という目的を重視するようになったのです。

その真理に気付き、結果、その会社を退職することとなりました。ただ、この経験は、自分が大事にする価値観が生まれたという意味では、とても重要なことだったとも思います。

その後、自分のこれからのキャリアを考えた際、同じような代理店でキャリアを積んでいくよりも、信じる世界観に共感ができるプロダクトをグロースさせるようなオールマイティなポジションをやってみたい、本格的なマーケターとして活躍をしたいと考えるようになります。そしてUNICORNであればその願いが叶えられそうだと感じ、面接に臨んだのでした。

働き始めてまず感じたことは、この会社が取り組んでいる事業は、全ての業務のゴールが明瞭であること

例えば自分が今取り組んでいる仕事も、未来のUNICORNにおいて価値のある仕事であり、UNICORNを利用していただけるお客様・ユーザーにとっても価値を生み出します。これは自分が仕事をするにあたって、一番大事にしていることと繋がるのです。

自分の人生のキャリアは、自分で選択する


もし、この記事を読んでいる同年代の社会人がいるならば、ひとつ伝えたいことがあります。それは“自分が楽しめるようになろう”ということ。

新卒入社から4〜5年が経過すれば、社会人としてはいっぱしな人間。しかし、裏を返せば、誰もが転職をしたくなるタイミングなのかもしれません。新卒で入社した会社でうまくいかなかった人もいれば、逆にうまくできて新しいキャリアに進みたいという人もいるでしょう。

自分は、先ほど「こんなキャリアを積みたい」と声高々にお話ししましたが、“会社にいること自体”が目的では決してありません。例えば周りの友人は、会社の文句を散々言っているのにもかかわらず頑張って働いていたり、とにかく上を目指すためになんでもやったりする人もいるなど、“無理をしながら働いている人”がすごく多いと感じるのです。

会社のために働くことはもちろん大事なことだと思いますが、まず自分で何のため、誰のために働くのかを常に考え続けていくことが大切であり、今後もその思いを持って行動していくべきだと考えています。

UNICORNのWEB領域でのポジショニングを確立させる

UNICORNでは働き始めたばかりですが、自分なりに価値観は共有し、うまく馴染めているのかなと感じています。そしてとにかく、働いていてすごく楽しいということ。これは前職まではあまり感じられていなかった経験のため、とてもありがたく感じています。

そして、働く上で最も大事にしていることは、UNICORNの目指す世界観はブラさないということ。

前職でいくつかのツールの運用をしてきたのですが、UNICORNに触れたことで改めて気づいたことがあります。UNICORNは、人×配信面×クリエイティブでの最適化がうまく行えれば、Webマーケティングにおける認知から獲得までフェーズにて数多くの活用が期待できます。これは要するに、マーケター本来の仕事である戦略策定にリソースを使えるようになるということ。そうすることで、クライアントのビジネス成長に繋げることができ、私たちUNICORNの事業も成長できるのです。

この世界観・信念はブラさず、自分にできることを一つひとつこなしていければと考えています。

なお、これからの短期的な目標を記しておくと、“WEBの領域でUNICORNのポジショニングを確立させたい”ということがひとつの大きなゴールです。

あわせて、UNICORNを理解・共感していただく方々を増やすために、目指す世界観やUNICORNの提供価値を世の中に発信していく努力をしていきたいと考えています。

ちなみに個人的な目標としては、今後より一層マーケティングを学び、Web、アプリのマーケティングのプロフェッショナルになりたいと思っています。(少し調子に乗ってしまいました)


とにかく今、自分がやりたいことは、UNICORNをこれ以上さらに大きくすること。楽しく働かせてもらっている会社に、ひとつでも恩返しをしたい。そのために自分なりの力で頑張っていきたいと思っています。

ぜひ、今後ともUNICORNをよろしくお願いいたします。

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