バケットの代表 秋山です。
当社では、2年ほど前から会社で夜の会合、いわゆる飲み会を一切行っていません。
歓迎会や送別会も、お昼のランチで行うことにシフトしました。もちろんお酒はでてきません。
ランチシフトしてから2年が経とうとしていますので、この記事をきっかけに一度振り替えってみたいと思います。
夜の飲み会をどうしてやめたのか
いろいろな面でメンバーの負担が大きいと感じたからです。
主婦や学生、また副業と両立している者など、いろいろな働き方をするメンバーがいる中、終業後の何時間かを飲み会のために確保するのが難しく、その苦労の割にメリットが少ないなと感じました。
やると楽しいんですけど。
また、当社はお酒を飲まないメンバーの方が多数派なんです。
で、酒が特に好きというのも私だけなので、私一人お酒が進むんです。そうすると、あまり格好もつかないので、いっそやめてみようかなと。
それ以降、全てをランチシフトしました。
ランチシフトした影響は?
お酒が社内の潤滑油になっているというイメージももう古いんでしょうか。トータルで見ると悪い影響はゼロでした。
実際、交流の場を作る必要なく、各メンバーが仲良くやっています。
ランチシフトすることで会への参加率が高まりました。また、就業時間中にメンバー全員で動けるので、集合時間どおりにメンバーが集まるようになりました。
あとは、同じ予算でもランチの方がいいものが食べられるので、メンバーの会に対する満足度もアップした用です。※恵比寿の焼肉屋さんでのランチが今の定番コースになっています。
当然、飲み会に来ない若手とバトるなどの余計な摩擦もありません。
あえていうと、私が寂しいということくらいでしょうか。
私自身は、やっぱりお酒を飲みながらのコミュニケーションが好きなので。
飲みにケーションの世代間GAPは埋まらないし埋める必要がない派
私が経験してきた夜の飲み会のイメージは、上下関係とお酒の席でのマナーをベースに、“強い絆”を求めるコミュニケーションスタイル。先輩と積極的にコミュニケーションをとって顔を覚えてもらったり、部下が上司のグラスが空になるとお酒を注いだりと、頑張ることが多くあるものでした。
それらを通じて、全員で一体感のようなものを感じることが、飲み会の醍醐味だったのかもしれません。
一方、20代のメンバーは、そんなこと考えてもいません。
どちらかというと、一緒に食事をするということに対して、もっと“ゆるいつながり”を求めているように思います。
各々が自分のスタイルでくつろぐのが居心地いいと感じるようで、一体感とは全く別の方向にいるように思います。歓迎会で焼肉を食べに行って、スマホゲームをやりはじめたメンバーもいました(さすがに焦りましたが)。
そんなところで対立軸をつくるのも無駄なことなので、ランチシフトしてよかったなと思っています。
ということで、夜の飲み会が苦手な方、当社にはその文化はないので安心です。
ぜひうちで一緒に働きましょー。