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30歳でIT業界デビュー。長年培ってきた接客業界の経験があったからこそ、今の自分があるー

皆さん、転職活動はいかがでしょうか?

次のキャリアを決めるにあたってどんな会社がいいのか、やめる決断、最終的にどこにするのかという決断…。決めることが多くて、なかなか決めきれないですよね。だからこそ、このストーリーを通して、私たちは“ありのまま”を伝え、判断材料の1つにしてほしいと思っています。

あなたが納得のいくキャリアを歩めるように―。それがBSSであれば何よりも幸いです。

今回は、接客業出身の塚本さんにお話を聞きました!

■今につながる経験となる接客業時代

ずっとIT業界で勤められていたのですか?

いいえ。私は結構特殊な経歴で30代でIT業界デビューをしました。

▼学生時代:中古ビデオ販売店でアルバイト

▼新卒入社:とある有名カフェチェーンの社員

早朝から深夜までの勤務で体力的にきつく、2年弱で退社。同期の中ではそれでも持った方でした…。

▼大手家電量販店の販売員

飲食業を経験し販売する力を身に付けたいと思い4年半大手家電量販店で勤務。しかし働くうちに知識は身につくものの技術が身につかないことに気づき、転職。

▼眼鏡屋の販売員

販売の中での技術が身につく職で探し眼鏡屋の販売員に。視力の測定はもちろん、一人ひとりにあった度数をはかって最適なレンズを作っていく仕事で技術が身につく。

■異業種“エンジニア”の道を歩むきっかけ

いわば販売のプロフェッショナルといっても過言ではない塚本さんが
技術者へキャリアチェンジした動機は?

眼鏡屋の販売員として働いているとき、大手家電量販店時代の同期がIT業界に入ったことを耳にしました。当時技術面では文句はなかったのですが、給与面などをはじめ販売・接客業の限界を感じていたこともあり、IT業界の話はとても魅力的でした。私自身が自己研鑽を積極的に行うタイプのため、資格を取得できること、手に職をつけられることなど、今いる業界とは異なる体制に惹かれていきました。

その同期のリファラル採用で何もわからない私を未経験でとってくれるということで転職を決意。しかし全く知見がなかったため、IT業界に入る前に職業訓練校に通い、資格を取得してから入社しました。いきなりプログラミングを組むことは困難だと感じていたため、まずはインフラ系から攻めることに。訓練校ではネットワークの設定や、実際にコマンドはどういうところにあるのか、機器の設定など学び、卒業時にはCCNAを取得しました。

■技術者の鏡、とことん自己研鑽をしていく日々



未経験のまま入社する方が多い中で
自分で勉強してから入社されるという時点で尊敬します…!
入社後はどのようなキャリアを歩まれたのでしょうか?

1社目の案件が今の業務にもつながってくるのですが、”ヘルプデスク”の案件にアサインされました。資格を持っていても経験がないといきなり構築フェーズは難しいため、まずはヘルプデスクから徐々に経験を積んでいこうというキャリアプランです。結局6年半ほどこちらの案件にジョインしていたのですが、PCの問い合わせや、修理・受付、社内の申請業務など様々業務を担当。本案件は200~300名が所属するとある大手メーカーの社内ヘルプデスク。コミュニケーションをとることも多く、前職の販売・接客業経験が活きました

また、ヘルプデスク業務と並行しながら資格取得に向けて勉強を進め、LPIC,.com Master,情報セキュリティマネジメント試験,ITパスポートなどの資格を取得。実際にハイレベルな構築はできませんが、今のうちに様々な知識を身に付けておきたいという想いがあり、勉強も手を抜かずに行っていました。

資格の取得量がすごいですね…!
その後はどんなキャリアにステップアップしたのでしょうか?

PMO案件の話をいただき、面談を受け、参画することになりました。正直PMO案件と言われてもピンとこず、どんな業務なのかイメージがわかなく当時は正直手探りで業務を遂行していましたね。専門的なことが自分にできるのか…という不安もありました。実際に案件の参画後は、様々な業務が降ってくるためこなしていく日々でした。対応力が問われることもあり、その際に前職の販売・接客業の経験、そしてヘルプデスクでの経験が活きてきましたね。

実際に活きた経験とは?

対応する場面は様々なのですが、例えばお客様のクレーム対応や、少し気難しい方への説明時は特に経験が活きてきましたね。また、知識を問われることもあたっため、資格を取得しておいてよかったという場面もありました…!最初はわからず任されたが故にがむしゃらに行っていましたが、やっていくうちにこれまでの経験が活かせる適職だと感じるようになりました。

その後本社に異動しSES営業も少し経験させていただきました。SES営業といっても、お客様は固定されていたので現場のリーダーを兼ねながら関係構築する業務。これもまた今までの業務と近く、顧客折衝経験を積めましたね。

■コロナ禍で転職を決意、そのワケとは

そんな順風満帆なキャリアでどうして転職をすることに?

転職のきっかけは今話題の新型コロナウイルスの影響でした。前職の会社がコロナ対策を取らず、社内にアクリル板の設置がなかったり、ITの仕事なのに出社義務があったり…。時代についていけてないことに不満を感じるようになりました。13年もいたので愛着はありましたが、やはり今の時代を生きていくために柔軟性がある会社に転職しようと決意。これまでの13年間の経験、資格を活かせるキャリアを歩んでいきたいと考え、PMOで仕事を探していました。

転職活動をしていく中でBSSに決めた理由とは?

前職の会社は一言でどんな会社かといえない会社でしたが、BSSはどんな技術者を抱えていて、どんな事業をしていて、どんなことを大切にしているかという会社の体制、組織風土が明確でわかりやすかったのが印象的でした。Pマークを取得していたり、コロナ対策もいち早く行っていたり…すべての面で前職を上回っていたのが決め手でしたね。また、代表がHPでブログを掲載していて、それを拝見したとき言葉がリアルで嘘ではないなと思えたのも1つの決め手です。ありがたいことに内定をすぐ頂くことができ、スムーズに入社できました。

入社後はどんなキャリアを…?

志望していたPMO案件をアサインしていただけました。前職の際は決められた案件がありそこに行くのがスタンダートだったのですが、それに比べ当社はPMO案件といっても多数あり、入社前に何個か面談を受けさせてもらえました。その中で自分の意向を優先していただき、今まさに行っている大手流通業の社内セキュリティ関連の案件にアサインしていただけました。普通であれば単価優先となる中で、従業員ファーストでやりたいことを優先させてくれる会社なので、改めてここに決めてよかったなと思いました。

この案件を選んだ理由はこれまで担当してきた案件と似ていてるところがあり、活かせる知識があると感じたから。実際にお客様に『対応がしっかりしているね』などの声をいただき、高い評価をいただけています。マニュアル通りの対応だけではなく、適宜その場面にあった相手を想った対応をすることを心がけていますし、これはこれまでの販売・接客業経験で学んだスキルです。また、ミスした際にはきちんと謝る、その上で対策を打ち実行する。当たり前のことをしっかりと行い繰り返していくことでユーザー、お客様に信頼をしていただけます。難易度の高いクライアントの対応の際はつらいこともありますが、難しいお客様を任せられるということ、そしてクリアしたときの達成感、会社からの評価をいただけるときにはやはり大きなやりがいを感じられます。

■PMOのスペシャリストとして後輩に還元



PMOとして精通されている塚本さんの今後の目標は…?

会社に還元していきたいと考えており、ビジョンであるチーム開発を実現していくためにもPMOを担える人材を増やしていきたいです。PMOというのはこれまで話してきた通り知識も必要ですし、顧客対応も必要です。しかし、実際は知識があっても顧客対応の経験がなかったり、逆に顧客対応の経験はあるけれど知識がなかったりと、なかなかどちらも経験を持つ方が少ないのが現状。だからこそ、社内のメンバーに私が培ってきた経験を教示していくことで、新たなPMOが誕生していくと思っています。今は残念ながら自分が参画している案件に自社のメンバーがいないので、次の案件の際にはメンバーと一緒に参画し、どんどん還元していきたいと考えています。

最後に求職者にメッセージをお願いします!

この記事を読んでいるということは、PMOのキャリアに少しばかり興味があるのではないでしょうか?私は販売・接客業→ヘルプデスク→PMO→営業→PMOという特殊なキャリアでバリバリ開発、設計・構築ができるわけではありません。しかし、知識面は資格取得でカバーできますし、何よりも必要なのは顧客折衝力。メール対応を素早く行ったり、まずは相手の話を聞いてあげたり…。お客様の目線に立って行動する力が大切です。また、当社の教育制度が充実しており、動画で講座を受講可能。資格取得補助もあるので自己研鑽をしたいタイプの方にはピッタリだと思いますし、成長できる環境だと思います。

塚本さんありがとうございました!

手を動かすPG・SEだけのキャリアではありません。PMOを極めるのも1つの立派なキャリアです。プログラミングを組むより顧客折衝が好きな方、キャリアチェンジしたい方、もっと自己研鑽したい方、そんな方はぜひ一度BSSにお話を聞きに来ませんか?堅苦しい面接ではなく、気軽にお話できればと思います!興味がある方はぜひ【話を聞きに行きたい】のボタンをおしてください。

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