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【ブライエッジ仕事図鑑 #3】RPO事業部

「ブライエッジ仕事図鑑」は、ブライエッジの事業や仕事のことをもっと知っていただきたいという思いから始めた企画です。現場社員へのインタビューを通して、各事業部の役割やキャリアについてご紹介していきます。
第3回目は、2023年1月に発足した新規事業部である【RPO事業部】にお邪魔してきました!

インタビューしたのはこちらの3名です。

RPO事業部
左 /事業部リーダー シニアコンサルタント 石塚
中央/新卒RPOチーム コンサルタント 畠山
右 /中途RPOチーム チーフコンサルタント 三村

1.事業、仕事内容について

ーーRPO事業部について教えてください。

石塚:上場企業をはじめとしたクライアント企業様の「外部人事」の役割として、採用課題の解決に取り組んでいるのがRPO事業部です。

RPO(Recruitment Process Outsourcing)に対してのニーズは非常に高いと感じています。近年採用市場全体が大変盛り上がっており、採用難易度も右肩上がりで高まっている状況のため、ただでさえ多岐にわたる人事の方の業務範囲やその深度がどんどん広がっているのが現状です。そのため自社内だけで補おうとすると運用が回しきれないケースも多々あり、時にどこか一部の業務を後回しにすることも往々にしてあります。

現在も多くの企業様から「ブライエッジさんにアウトソースをお願いしたい」とお声がけいただいている状況ですし、潜在的なニーズもまだまだありそうだなと感じています。

事業部の成り立ちとしては、新卒採用のコンサルティングやアウトソーシングを2021年頃から手掛けつつ、中途採用のRPO事業を2022年1月に三村が立ち上げ。そして2023年1月に事業拡大のため両チームを含めたRPO事業部を新設しました。まだまだ整っていない部分も多く、メンバー全員で事業部を創っているフェーズでもあります。

ーー各チームの具体的な事業と、この仕事の魅力を具体的に教えてください。

三村:ブライエッジのRPO事業部では、中途採用と新卒採用の両方をカバーしており、私は中途採用のRPOチームに所属しています。

中途RPOチームは、クライアント企業様の中途採用の成功を目指してご支援をしています。採用のどの部分をお手伝いするかは企業様によって変わりますが、上流の採用戦略の設計からKPI設定をお手伝いしている企業様もありますし、ターゲット選定や媒体運用、スカウト代行などで人事の方の代わりを担うケースもあります。またカジュアル面談の代行や、”事務局”といった形で候補者様にヒアリングをして意向確認を行ったりと、案件は多岐にわたりますね。

畠山:新卒RPOチームにおいては企業様の代わりにスカウト媒体の運用を行ったり、面接の日程調整といったオペレーション業務をアウトソーシングいただくことが多いです。

もちろんそれだけでなく、企業説明会を代理で運用したり、面接・面談の代行など、企業様のニーズやお困りごとに合わせてお手伝いをしています。採用戦略の設計からペルソナ設定、KPI設定、面接の評価項目の作成といった業務のアウトソーシングも依頼いただいています。

三村:中途も新卒も、採用全般を幅広くご支援できるのですが、実績として多いのはスカウト運用の代行業務です。ブライエッジ自体がエグゼクティブサーチ・ヘッドハンティング事業からスタートしていることもあり、会社全体として”高いスカウト力”を持っていること、エンジニアをはじめとするIT人材へのスカウトも強みであることは、ブライエッジならではですね。

石塚:また、もともと人材紹介業を行っている会社ということもあって、我々コンサルタントは採用業務の一連の流れが分かっているというのも、他社にはない強みだと思います。一部分だけをお任せいただいたとしても、プロとして一連を理解しマクロとミクロ両方の視点を持ったうえでの支援ができるので、期待以上の価値が出せ採用業務全般が底上げされることにもつながっています。お客様からも「他社RPOと違って、採用の全体像を見たうえで細かい点まで詰めて話をしてくれるので助かった」と言っていただけています。

ーー将来的にこんなチームにしていきたいといった長期ビジョン・理想像を教えてください。

三村:「ブライエッジさんに任せれば、採用戦略設計も優秀人材の紹介もスカウトの代行も、パートナーとして全部やってもらえるよね」、と言っていただける会社にしていきたいなと思っています。

あくまで私たちは「コンサルタント」なので、ただ「これを代わりにやってほしい」と依頼を受けるのではなく、お客様の課題はどこなのか、潜在的なニーズはどこなのかを探ることを大切にしています。このコンサル業をもっと追及していきたいという意味で、より上流の設計部分などでさらに実績を作っていき、採用の上流から実運用まで全般に関われるコンサル力の高さをRPO事業部の当たり前にしたいですね。

畠山:新卒RPOチームも同様に、スカウトなど採用の入り口のところから、入社後のフォローまで、一貫して携われる案件を増やしていきたいです。新卒採用では入社してから活躍するまでに時間を要するため、研修や育成の観点でも中長期的にパートナーとして企業様に入り込んでいけるコンサルタントに成長していきたいです。

石塚:RPOとひとことで言っても、中途と新卒で特色が全く異なるんですよね。入社後の初期教育まで広げていくという視点は新卒RPOならではですし、そこができるとブライエッジの新卒RPOの武器になりますね。

2.キャリアプランについて

ーー2023年1月に事業部化したRPO事業部。メンバーの皆さんはどのような理由やきっかけでRPO事業部を選んだのですか?

石塚:最近入社してくれた新入社員からは、立ち上げ時期でまだ何も定まっていない中をみんなで創っていくフェーズが面白そう、と思ってもらえたことが決め手になっていますね。

事業部を立ち上げたときに他事業部から異動してきたメンバーもいましたが、具体的にどんな仕事をするのかがなかなか想像がつかない中で走り始めたので不安に感じていたと思います。ただ、やると決めたら業務に前向きに取り組んでくれて。「適性に合っていた!」「今が一番楽しい!」と言ってくれたときは、嬉しかったですね。

畠山:そもそも企業理念や価値観に魅力を感じてブライエッジを選んでくれた人が多いので。何をやるかよりも、その仕事の中で自分を成長させたり人間力を向上させたりすることに価値を感じてくれているのだと思いますね。

ーーRPO事業部でのキャリアプランについて教えてください。

石塚:新卒・中途関わらず、人事や採用領域に関する知識全般を得られることはこの事業部の強みです。今は中途RPOをやっている人が新卒RPOを学ぶこともできますし、専門性高く学ぶことでゆくゆくは人事として活躍することも可能です。

キャリアの例としては、

①人事として、学んだ採用領域の知識を自社採用において実践する

②どんな業務のどんな職種でも「私がスカウトしたら絶対に返信来ます!」という自信がつくので、リサーチャー、つまりスカウト業務のスペシャリストになる

③お客様との顧客折衝が得意なら、紹介事業のリクルーティングアドバイザーやキャリアアドバイザーとして対外コミュニケーションを増やす業務へ挑戦する


三村:身につくスキルの観点では、まず「プロジェクトを推進する力」が挙げられると思います。RPOではブライエッジ社内だけでなくパートナー企業や媒体社など社外の人も動かして、企業様の採用成功を目指します。しかも複数の企業様で同時並行で進めていくため、常に「どう見立てて、どう仕立てて、どう動かすか」を考える必要があり、推進力が磨かれますね。また採用は営業と一緒で、1決定のために●面談して、●●通スカウトを打って・・・と逆算して考え行動に落とし込む、ということが大事です。この逆算志向は採用に限らず営業や新規事業立ち上げといったどんなキャリアにも役に立つと感じています。畠山:まだ立ち上がったばかりの事業部なのでロールがないのは正直なところですが、会社として横の異動はポジティブですし、「自分の得意を伸ばせる」ことはブライエッジの強みですので、今後様々なキャリアプランが増えると思いますね。

3.チーム・メンバーについて

ーーリーダーから見たチームメンバーの共通点や特徴を教えてください。

三村:中途RPOチームは全員が人材業界未経験ですが、クライアントの御用聞きではなく、どうすればクライアントに貢献できるかを踏み込んで考えられる人たちばかりです。「任されている業務はこれ」という範囲から一歩先回りして、「もっとこうしたほうがいいかも?」と気づいて提案できるので、成果も上がっていますね。

畠山:新卒RPOチームは、どのメンバーもポジティブな方が多い印象です。指示されたわけでもなく自発的に勉強したり、積極的にアイデアを出してくれたり。また入社歴や年齢に関係なく発信できるメンバーが多いのも共通点の1つです。

>特徴的な取り組みの多い事業部ですが、事業部内でのコミュニケーションの場について教えてください。
石塚:事業部リーダーとして何より大切にしているのは、チーム内のコミュニケーションの回数・頻度を増やすことです。会社として大事にしている理念や考え方、また事業部で大事にしているミッションやビジョンを常に意識できる環境を作ることが、私の役割の一つだと考えています。

RPO事業部はクライアントワークのため、業務上の横のつながりが多くありません。メンバーによってクライアントも異なり、代行している業務も異なるため、あえてコミュニケーションの機会を創出し「誰が何をしているのか、どんな学びを得たのか」を共有できる仕組みにしています。


【チームMTG以外でのコミュニケーション機会】

①勉強会(毎朝9時からの30分):持ち回りでナレッジシェアの時間

②夕礼(毎日17時から15分ほど):今日一日のGood&Newをシェア

③チーム集会:1週間を振り返って会社の理念を体現していたメンバーやその行動をシェアし称え合う場

④ビジョン共有会(不定期):過去の出来事、なぜブライエッジに入ったのか、自分の人生理念やビジョン、今後どうありたいのか、といったことを持ち回りで発表する場。


三村:夕礼やチーム集会では、「あの人の~~な行動、まさにクレドの”愛”を体現した行動でした!」という賞賛の声を多く共有し合うので、心理的安全性の高いチーム作りにもつながっています。また自ずと会社のミッションやクレドへの理解度も深まりますし、新入社員でも早期に体現できるようになっていくんですよね。畠山:ビジョン共有会は自己開示の場として、隣で働いている人が「何のために仕事しているのか」を分かり合える状態を目指しています。ふとした時に「この情報、もしかしたら●●さんの力になれるかも」というアンテナが張れたりもしますね。

ーー実際にこれだけ多くのコミュニケーションの場を設けることで、何か変わりましたか?

石塚:RPO事業部は2023年3月時点で16人。うち12人は2022年以降の入社です。急速にメンバーが増えている中でも、これだけ毎日コミュニケーションの場があればメンバーそれぞれの強みも分かりますし、新入社員の方もチームになじむ速度は早いと感じます。
またリモート環境において陥りがちな「誰に聞いたらいいか分からず一人で抱えてしまう」といった状況も、当事業部ではあまり見受けられないと思いますね。

三村:ただ雑談というわけではなく、自己研鑽や勉強の時間も大切にしているので、メンバー個々のレベルアップにもつながっています。また、新卒採用と中途採用って似ているようで全く違う部分も多いため、「新卒採用は時期によって波がある」といった情報も知れたりと、人事領域の仕事全体を知ることにもつながっていると実感していますね。

畠山:業務上全メンバーと関われるわけではないので、見えないところでこういう働きかけをしているんだな、この人のこの行動とても良かったしみんなに知ってもらいたいな、といったことが発信できる場が多いのは、チームで動く上でありがたいと感じますね。

コミュニケーションを大切にする考え方は新卒RPOチーム内でも落とし込んでいます。業務委託としてフルリモートで働く方が複数いるので、Discordというボイスチャットツールを導入し分からないことをいつでも社員に聞けるよう環境整備することにしました。導入後は確認事項もすぐにやりとりできるようになり、生産性の向上に繋がっていると感じています。

ーーRPO事業部の課題を教えてください。

石塚:一番大きい課題はやはり、リソース不足です。冒頭でもお話しした通り、市場感としてもニーズの高いサービスのため、ありがたいことにクライアント企業様から「他の業務もお願いしたい」と言っていただいたり、紹介事業を行うエグゼクティブサーチ事業部・ベストパートナー事業部でお付き合い頂いているクライアント企業様から「紹介に加えてRPOもぜひお願いしたい」というお声が多いにもかかわらず、人が足りなくてお待ちいただいているのが実情です。より多くのクライアント企業様の採用を成功に導くためにも、RPO事業部を大きくしていく必要があります。

自社採用においても、人事がやるというよりは「チームを強くするためにも自社採用に貢献する」というのがチームのスタンスです。社内のコーポレートチームの代わりにスカウトやオペレーションといった部分にも積極的に関わっています。

三村:紹介事業でお付き合いのあるクライアント企業様からのご紹介で新規案件をいただくことも増えていますし、今後もパートナーとして深くお付き合いできる企業様を増やしていきたいですね。

ーー最後に、どんな方に来ていただきたいですか?

石塚:学びに貪欲な方、学ぶことが楽しいと思える方。在籍メンバーでもそういう人が活躍していますし、RPO事業部に合っていると思いますね。

三村:そうですね、私も学ぶのが好きな人には是非来ていただきたいです。具体的には単にインプットするだけでなく「自分の業務にこう活かしてみよう!」と置き換えができる人だと、事業部としても知識習得やキャッチアップできる機会はたくさん作っているので、楽しいと感じていただけると思います。

畠山:加えて、想像力にも近いかもしれませんが、「先回りして考える」って大事だなと思っています。言われたことだけやるのではなく、「本当にこれってこのまま続けていいんだっけ…もっとこうしたほうがいいのでは?」と考えて改善していかないと、事業としても伸びませんので。それができるのも今のフェーズならではですしね。

石塚:あとは、多様性を喜べる人でしょうか。多様な背景を持つメンバーが在籍しており、日々のコミュニケーションの中で個性を発揮してくれているので、いろんな人と交わっていきながら仕事していくのが楽しいと思えるかどうかは大切かもしれませんね。

※本記事は2023年3月のインタビュー時点の内容です。

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