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研修を終えた新入社員にインタビューしました

社員インタビュー第4弾

Braveridgeは大手家電メーカーをスピンアウトした創業者が誕生させた企業です。
もとはベンチャー企業として大学の一角に存在していたほんの数人の会社でした。
現在では正社員48名、総従業員数は100名に上る企業に成長し、自治体やメーカーと協同で最先端の技術研究、量産開発をしています。

こんにちは、アプリケーションエンジニアの難波です。
転職を検討されているみなさんに、Braveridgeのことを知っていただくため、社員の話を聞いていきます。インタビュー第4弾の今回は、私が所属している ソフトウェア設計課 に配属されたiOSエンジニアにインタビューしてみました。

難波
簡単に自己紹介をお願いします

伊藤
伊藤です。2020年8月1日にiOSエンジニアとして入社しました。
前職は鉄道の整備士をやっていました。
3年前から通信制大学に通ったり、プライベートでアプリを作ったり、業務改善で勤務アプリなどを作ったりしていたのですが、今年になって妻から「福岡に転勤になりそうだから一緒に行こうよ」と提案があり、北海道から福岡へ引っ越すことにしました。
福岡行きが決まった時には、まだ転職先も決まってなかったですね。

難波
どうしてBraveridge に入社しようと思いましたか?

伊藤
福岡の面白そうな会社を探している時に、偶然Braveridgeを見つけました。カジュアル面談をしてもらった時から、やってることが一番面白そうだなと思っていました。
余談ですが、小さい頃の夢は「プログラマ」と文集に書いてあったので叶って嬉しいですね。

難波
異業種からの転職ですが、どうしてiOSエンジニアになろうと思いましたか?

伊藤
2年ほど前に、Qiitaでスクレイピングに関する記事を読みました。
ちょうどその頃、妻が楽をしたいなと思っているルーチンワークがあって「これ、プログラムでできそう」と思ったんです。
少し時間はかかりましたが、自分が作成したプログラムで成果を出せ、妻にも喜んでもらえた事というのは強く印象に残っています。

難波
奥さんに喜んでもらえたのは大きいですね

伊藤
はい、この頃からエンジニアになりたいと意識するようになりました。
色々な言語に触れていく中で、特に『Swift』を勉強している人たちは暖かい方が多くて、とても愛を感じたからiOSエンジニアになろうと思いました。
自分自身、過去 Android からiPhone に乗り換えた時にはとても感動した記憶があり、そういう感動も自分でも作ってみたいなと思っていたので迷いはなかったです。

難波
入社後はどんなことをしましたか?研修などはありましたか?

伊藤
最初の二週間は工場研修があり、生産ラインに入って実際の製品の組み立てを行いました。
入社前にいろいろと話は伺っていましたが、計画・設計・開発・量産まで全て行っているのは本当にすごいなと感じました。
自分が手掛けた製品が自分の目に見える範囲で完成していく様子は、他の会社ではなかなか見られないんじゃないかと思います。

難波
工場研修の後はどんなことをしましたか?

伊藤
まず、iOSのBLE機能を勉強するために、CoreBluetoothを使ったiOSアプリを作りました。アプリ側をCentralとして実装しました。
工場研修と並行して作業していましたが、2週間ほど作業していたと思います。それでやっと 「Read・Write・Notify って何?」という状態からは抜け出すことができました。
実際のBLEデバイスとの通信など、最初はわからないことだらけでしたが、先輩方に優しく教えていただきました。
先輩に質問をしながらでも、そういった機能を自分で設計して実装することができたので、開発はやっぱり楽しいと思いました。

難波
工場・本社での研修の後はどんなことをしましたか?

伊藤
iBeacon対応アプリや工場の製品検査アプリを作成しました。
自分で設計して、プレゼンして、新しい機能(SwiftUIなど)を使って作らせてもらえて、勉強になることばかりです。入社する前は、正直ここまで任せてもらえないと思っていました。
自分が出来ることを増やしていけばすぐに試すことができるので、勉強のしがいがあります。

難波
現在担当しているタスクを教えてください

伊藤
自社サービスのため池管理システムの設置検査アプリを作っています。
ため池に水位センサーやカメラを設置しますが、設置時のデバイス設定や電波状況の可視化をすることで正しく設置できたかチェックできるアプリです。

難波
設置検査アプリの作成で大変だった点やこだわった点を教えてください

伊藤
BLEデバイスとの通信ではバイナリデータを扱うので少し苦労しています。
「ただ変換するだけじゃないの?」と甘くみていましたが、まとめて結合した後に変換が必要だったりして自分の知識のなさを痛感しましたね。
他にもBLEデバイスのUUIDが大文字小文字問題や、LocalNameをキャッシュしてしまう問題など、全然わからないよーという様な壁にもボチボチ当たりました。正直かなり困りました。
通信のタイミングもプロセスをしっかり設計する必要があったのも大変でした。『Aが返却された時、AをBに変換して書き込む』の様なドキュメントから作れる部分と
『Bを書き込んだ後、返却されるCを文字列に変換する』の様な、iOS側でどうやって組み立てるのかを考えるのは大変でした。
そういった時も悩んでいても仕方ないので臆せず先輩方に聞いていました。

こだわった点としては、やはりSwiftUIでアプリを書いているという事ですかね。StoryBoardよりも柔軟で、特にライブラリを使用しなくてもきれいに処理できるのですごく好きです。 今は基本的に、1から作ることしかしていないので保守という面での使い心地はわからないですが、新機能を自分のアプリに組み込み始めているので密かに自慢したいなと思っています。

難波
異業種からの転職ですが、前職と比較して今の仕事はどうですか?

伊藤
前職ではExcelVBAを使って業務の自動化をしていましたが、自分一人でしたので動けば良いという気持ちで作っていました。
現在はコードレビューをしているので、見られると思うとコードを書くのに少し気合が入りますね。
それと、例えば工場の製品検査アプリだと、アプリが動かないと工場での生産がストップしたりしますので、そこも気合が入る要因かなと感じてます。

難波
入社して4ヶ月ほど経ちましたが、入社前と比べてBraveridgeの印象に変化はありますか?

伊藤
いい意味で変わっていないというか、社員全員、本当に技術が好きなんだなと感じました。
聞いたことがない言葉が飛び交っているので、こっそりGoogleで調べてなるほどと思いながら、勉強しなければいけないことばかりだなと感じています。

難波
最後に、将来どんなエンジニアになりたいか教えてください

伊藤
今は、iOS14も出てきて新機能もたくさんありますので、その勉強をまずやらなくてはと思っています。
社内には、組み込みやサーバ関係の専門の方もいるので、隙を見て技術を盗んでいろいろ出来るようになりたいと思っています。
少しずつ積み重ねていって「Braveridgeが作るものはすごいものなんだ!」と思わせられるようなエンジニアになりですね。

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