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外資系企業で働くという事

皆さんこんにちは~

人事部 採用担当の朴でございます!

1月、2月と寒い時期が続いておりますが、くれぐれも体調にはお気を付けください!

さて、今回のトピックは

「外資系企業で働くという事」

になります。


え、何を今更ですかって。。。?

いえいえ、違うんですよ。そろそろ転職が活発になる時期なので、今こそ皆さんに外資系企業で働く事についてお話できればと思ったんです。

皆さんの外資系企業に対するイメージって何ですか?

「実力主義」、「フラットな組織」、「高給取り」、「自由な社風」、「海外に行ける」ETC...

色々あると思いますが、一つ一つ見ていきましょう。

まず、「実力主義」。

最近は日本の企業でも実力・成果主義を掲げるところが多くなりました。特にベンチャー企業に多く見られます。実力主義の良い所は、実力が認められれば年齢や性別、国籍に関係なく地位が上がるという所ですよね。確かに外資系企業の多くは実力主義な所が多いです。当社も勿論実力主義です!逆に外資系企業でも年功序列制を採用している企業もありますので、ここは何とも言えないと思います。

次に、「フラットな組織」。

そもそもフラットな組織というのは、役職や地位に関係なく、全員が平等であるという意味なのですが、果たして「フラットな組織」をアピールしている企業の中で実際にフラットな組織を構築している企業が何割いるのでしょうか。これは僕個人の意見ですが、完全にフラットな組織を作るのはほぼ不可能だと思っております。完全にフラットであるならば、役職の存在意義がなくなりますよね。それって共産主義とほぼ同じではないかな、と。勿論、完全にフラットではないけれども、ある程度フラットな組織を構築している企業は沢山あります。これもベンチャーやIT系に特に多いですね。例えば、社長や役員クラスの社員が同じフロアやデスクで仕事をしていたり、例え新卒であっても積極的に意見を言えたり。外資系企業もフラットの組織なところが多いように見受けます。当社も日本支社の社長が同じフロアで一般社員の隣で仕事していたり、マネージャーに対して仕事に関する指摘をしたりフィードバックをあげたりできます。

次に、「高給取り」。

良く皆さんが勘違いされるのが、外資系企業は給与が高いという事です。ここには実はカラクリがあるんです(僕がこんな事言ってもいいのか?笑)。多くの外資系企業は年俸制を採用しているので、給与明細書などを見ると「すごい沢山もらってる」という印象を抱きがちですが、年俸制を採用している所は、年次ボーナスなどの固定賞与が無い所が多く、代わりにインセンティブ(業績賞与)が支給されます。営業職など厳しいKPIが設定されている部署だとインセンティブの額は多くなり、年収もそれに応じて高くなりますが、事務系などの職種の場合、あってないような企業も多いです。それに対し日本の企業は月給制を採用している代わりに固定賞与が年2回支給されるので、トータルで見ると実はそんなに変わらないというケースが多いです。また、年功序列制の企業の場合、毎年昇給があるのに対し、実力主義の企業の場合、昇給が保証されない企業もあるので注意が必要です。

次に、「自由な社風」。

恐らく、日本の企業と外資系企業の一番の違いはこれじゃないかなと僕は思います。日本の企業でももちろん自由な社風の企業はありますが(特にベンチャー系とアパレル系に多いですね)、殆どの企業の場合、非常に組織化され、融通が効かない堅い社風だと思います。例えば、「型に当てはまらない面白い提案をしても却下される」「フレックス制度がない」「上司が帰らない限り自分も帰れない」「飲み会は殆ど強制参加」「社員同士のコミュニティーがない」なでですね。外資系企業の場合、勤務時間の調整が可能だったり、残業が殆ど無かったり、飲み会が無かったり、どんどん新しい事にチャレンジできたりと比較的オープンな企業が多いです。

最後に、「海外に行ける」。

僕もこれまで沢山の求職者と話してきましたが、いつも気になっていたのが、「将来的に海外で働きたいので応募しました」と志望動機が非常に多かった事です。ここで言いますが、実は日本の企業にいた方が外資系企業よりも海外に行ける可能性が高いです。日本にいる外資系企業は、外国資本の日本現地法人という立ち位置なので、本部機能は全て海外の本社に集約されているケースが多く、海外転勤や駐在などの異動は殆ど本社からの辞令になります。現地法人から別の現地法人にいける可能性はあるにしても、「駐在」という形での異動はまず無い、と考えてください。逆に日本の企業の場合、本社が日本にあるので、海外への転勤や駐在は比較的容易です。勿論これも「海外営業」や「マーケティング」など当てはまる職種は限られますが、それでも外資系企業よりはチャンスは高いでしょう。


。。。という事で、日本企業と外資系企業の違いをみてまいりましたが、如何でしたでしょうか。

海外で働くというのは、やっぱり「難しい」というのが現状です。

いや、それでも私は海外で働きたい!一度は海外で働いてみたい!

そんな貴方に、今回Booking.comのシンガポール支社から、日本国籍の方を募集しておりますので、是非応募して下さい!滅多にない機会ですよ!

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