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ソーシャルバイヤーとは?中国向け越境EC・爆買いの火付け役「ソーシャルバイヤー」の基礎知識

ソーシャルバイヤーとは?

ソーシャルバイヤーとは、中国にいる消費者の代わりに海外の商品を購入し、転売する際の手数料を収益にしている、いわゆる代理購入者のことです。「信頼できる個人から購入したい」「海外の高品質の製品を買いたい」という国内ニーズを受けて誕生し、『代購』『海淘』と呼ばれています。

ソーシャルバイヤーは学生や主婦などさまざまな年齢層の人がおり、個人で行っている場合もあれば、法人化して事業を展開している会社もあります。また、特定の商品を爆買いして販売するパターンと、予め購入者を募ってから仕入れや販売をするパターンの2つがあります。

ソーシャルバイヤーに行ったアンケートによると、中国へ販売する日本商品の仕入れで重視していることは、「中国で人気がある商品・ブランドであること」、「仕入れる際に、安売りやセール中の商品であること」。ほかには「中国でプレミアが付いている商品であること」などがあげられ、人気バイヤーになると美容液、化粧水、シリアル、オムツなどを中心に年間数億円を売り上げるやり手も現れています。

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ソーシャルバイヤーとは?中国向け越境EC・爆買いの火付け役「ソーシャルバイヤー」の基礎知識
ソーシャルバイヤーの市場規模は2015年時点で19兆円に上ると言われています。2013年~2015年にかけて流行した訪日中国人観光客による爆買い。今回はその爆買いの火付け役であり、中国EC市場を理解する上で欠かせない「ソーシャルバイヤー」についての基礎知識と、中国政府が2019年1月に施行した「電商法」についてご紹介します。
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