8/11付の紙面にて、当社の進める、ちくらつなぐホテルが紙面及びWeb版でもトップ記事で掲載されました。南房総市千倉町にて、2019年8月に開業しました。
株式会社ブルー・スカイ・アソシエイツ
当社は、金融アドバイザリー、不動産コンサルティング、地方創生事業の3本を柱にビジネスを展開しています。 代表者の金融及び不動産キャリアをベースに、これらのノウハウを活用し持続的な地域の活性化に寄与・貢献するため、子会社を通じて旅館業に参入しました。 単なる部屋ではなく、「地域そのものを売る」という考えのもと宿泊施設の企画・運営事業を展開しています。 当社は金融庁登録の第二種金融商品取引業者であり、金融アドバイザリー及び不動産コンサルティング事業においては、不動産/再生可能エネルギーファンド組成支援や運用、媒介等を通じて国内外の案件に関わっており、クライアントとして上場企業や機関投資家とのリレーションを有しております。 一方、地方創生事業については、地域の資産を利活用するという考えのもと、ストーリーにもこだわり、対象施設をハブとした地方創生にコミットしています。 地域事業者との連携を図り地域のコンテンツを開発する、ホテルをハブに空き家再生や簡易宿所の運営といった広域連携を図るといった+αの取り組みを実現することで、その地域を面として捉え活性化につなげられる仕組み作りを推進しています。 以下、簡単に施設の紹介です。 宿泊施設としては、葉山御用邸の並び葉山公園至近にて設えの異なる3棟のヴィラ「The Canvas Hayama Park」を運営しています。1棟貸しとなるヴァケーションレンタルの分野では先駆けであり、2016年秋に開業以来、多くのお客様にご宿泊いただき、雑誌やテレビ等数多くの媒体でもご紹介いただいています。 2019年夏に開業した「ちくらつなぐホテル」は、国立の小学校から保養所を取得して改修、用途変更したもので、臨海学校などで地域と関わってきた歴史を引継ぎ、当時のよさを残しつつも大手家具デザインを手掛けるACTUSと一緒に、今日のニーズに合わせてホテルへ再生したものです。 個室や大部屋に加えて、広い敷地で大型テントの設置もしており、ご家族やご友人グループにも人気があります。Google等で高い口コミを得ており、千葉テレビやbayfmにも複数登場しています。 現在、耕作放棄地にサトウキビを生産するきびラボ、そのサトウキビを原料としたラム酒製造のペナシュール房総と連携し、サトウキビの刈取り、搾り体験、ラムシロップを使ったスイーツの開発を進めています。 2022年に取得した館山市にある「館山リトリート」は、1棟貸し旅館として、ちくらつなぐホテルとの連携を図り、一体運営を行っております。房総エリアでの広域連携を図っており、今後も空き家の再生など推進していきます。 2023年3月にはペナシュール房総の蒸留所敷地内にある古民家を千葉県の補助金も得て改修し、今後ラムに浸る蒸留所内古民家(簡易宿所として登録済み)として、開業していきます。こちらも運営はちくらつなぐホテルのスタッフで対応していきます。 今後ですが、現在、神奈川県真鶴町で旅館再生を進めており、レストラン+ホテルとして2023年度中に開業予定となります。真鶴町の地域に新たな一石を投じる取り組みとなります。 最後に。 地方創生は点では成しえないと考えており、私たちはその地域に深く入り込み、持続性のある事業を構築していきます。そのためには時間がかかりますが、全員が知恵を絞り、自分ごととして捉えてブレずに進めることが非常に重要です。 ここ数年の新型コロナは、業界にとって、当社にとっても相当なアゲインストになりました。 しかし、地方創生に向けた活動を止めることはありません。 今後も地方に灯をともすための取り組みを1つずつ推し進めていきます。