皆さんこんにちは!いつも編集お疲れ様です!😌🍵
今日は皆さんの編集スキルがワンランク、ツーランクアップしてしまうような記事になっております!👑✨
編集上手くなりたい!!
他のクリエイターと差をつけたい!!
という方は必見の記事になっておりますので、ぜひ最後までご覧ください!🤲
今回のテーマはこちら!
テロップの最適なサイズ・表示時間って知ってる?
映像制作をする中で、テロップは動画を見やすくする手段としてとても大切ですよね!💡
そんな動画クリエイターなら必ず扱うテロップですが、
最適な表示サイズや表示時間を知ってる方って、実はあまりいないのではないでしょうか?🤔💭
弊社も外部クリエイターに編集してもらうことがあるのですが、
「これ少しフォント大きすぎるな、、こっちは小さすぎて見づらいな、、泣」
「これだとテロップ表示時間が短くて、視聴者が内容読み終える前に消えてしまうな、、」
と思うことが時々あるんです😱
このような些細な部分で、次回お仕事のチャンスを逃してしまってはもったいないですよね💦
この厄介なテロップ、実は一定の規則と最適な考え方があるんです✨
今回は特別に方法を紹介していきますので、ぜひメモしながら読んでください!
【目次】
①テロップのサイズ
②テロップの「表示時間」と「文字数」
2-1 表示時間は「4文字:1秒+α」が目安
2-2 文字数は「1行:16文字(2行以内)」が目安
2-3 編集者の感覚より「1.5倍長い」表示を心がける
③テロップを「出す/消す」タイミング
3-1「コメントフォロー」は 音よりも少し先行させる
3-2 視聴者はテロップが出るタイミングを知らない!
3-3 カット替わりでは板付きで表示する
3-4 話終わりから1拍 遅らせて消す
3-5「説明」テロップは 話題を振った後で表示
①テロップのサイズ
では最初に、YouTubeで考えてみましょう!
皆さんはYouTubeを見るとき、スマホで見ますか?それともテレビで見ますか?👀
もしかしたらPCで見る人もいるかもしれませんね。
この場合のテロップの文字サイズは、
想定される視聴デバイスの中で「最も小さい表示画面」を基準に考えます!
ということはYouTubeだと、なんのデバイスになるでしょうか??
答えは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
スマホになります!
「スマホで見た際に文字が判読できる大きさ」がひとつの目安となります。
次にTV番組はどうでしょうか??🎤🕺
一般的なテレビ番組は、家庭用テレビで見られることを前提に制作されているため、
サイドスーパー(左上や右上などに入れるテロップのこと)などに
かなり小さな文字サイズが使われていることが多々あります。
そのため、YouTubeをTVと同じテロップの大きさで編集してしまうと、
文字が小さく表示されてしまい見づらくなってしまいます💦
②テロップの「表示時間」と「文字数」
2-1 表示時間は「4文字:1秒 + α」が目安
洋画字幕のような一般的な映像のテロップ
洋画字幕のような「字幕が表示される場所・タイミング」が比較的 一定な映像の場合
→ 「4文字:1秒」
コメントフォロー、煽り、説明のテロップ
(コメントフォロー、煽り、説明など)で表示される動画テロップの場合のような不特定なタイミングで、不特定の位置に、不特定の意味合いな場合
→やや長め(4文字:1秒 + α)
ツッコミや挨拶、名称のテロップ
「なんでやねん」「こんにちは」のような馴染みのある言葉や、
「読売ジャイアンツ」「ソフトバンクグループ株式会社」のように、文字が一つの塊として認識できる場合
→「4文字:1秒」より 少し短い
2-2 文字数は「1行:16文字(2行以内)」が目安
これ以上の文字数になると「動画を見る<文章を読む」印象になってしまうので、
1画面内の表示文字数は「30~35文字」程度
で文章を考えるのが良いです!
2-3 編集者の感覚より「1.5倍長い」表示を心がける
ここで一つ注意すべきポイントがあります!⚠️
編集を何度も見返してみると、編集者はどのタイミングでテロップが入るか把握しているので
初めて視聴した人よりも、読み込む時間が早くなる傾向があります!
そのため編集者は、視聴者の理解は自分よりも1.5~2倍ほど時間がかかると認識しておきましょう!
③テロップを「出す/消す」タイミング
テロップを出す/消すタイミングは、やはりテロップの種類や動画の内容によって異なります!
ここでは以下の2種のテロップに関して、事例を用いて紹介します!
「フォロー」テロップ:出演者の「会話」を文字化し、音声と同時にテロップ表示するもの
「説明」テロップ:動画の内容を補足する情報。説明テロップ、人名・地名テロップなど
3-1「コメントフォロー」は 音よりも少し先行させる
エンタメ系動画のコメントフォロー(しゃべりテロップ)のような
音声と文字を同期させながらテンポよく見せたい場面では、
音よりもテロップを少し先行させてあげるといい感じになります!🎵
音声の聞こえ始め(波形の頭)にテロップを合わせてしまうと、
視聴者側には「テロップがやや遅く」感じられる傾向にあります😓
反対に、インタビュー映像のように落ち着いたテンポで進行する動画では
必ずしもテロップを先行させる必要はありません🙆♀️
3-2 視聴者はテロップが出るタイミングを知らない!
耳に直接入ってくる音声とは違って、
テロップの場合は、視覚に入って文字だと認識する工程が必要になります。
そのため、喋り始め(波形の頭)と テロップのスタートを合わせてしまうと、
視聴者はテロップが遅れて表示されているように感じるのです、、!
3-3 カット替わりでは板付きで表示する
カット替わりしてキャストが喋り出す場面のとき、テロップを音声に合わせてカットイン表示すると
一度に処理する視覚情報が多くなってしまうため、うるさい印象になってしまいます。
カット替わりでコメントフォローする場合は、
カット頭からテロップを表示しておくのがおすすめです!
この場合、言葉までに多少間があったとしてもそれほど違和感がないことが多いです。
3-4 話終わりから1拍 遅らせて消す
テロップを消すタイミングは、話終わりから1拍遅らせたあたりがおすすめです!
言葉が続く場合は、次の言葉の出だしまで表示させても大きな違和感にはなりにくいです。
ただし、フェードアウトする場合など、
消えるタイミングがカット替わりにかかる時はカット内で納めるのが無難でしょう。
3-5「説明」テロップは 話題を振った後で表示
説明テロップのように、動画中の内容を補足する情報を表示する場合は、
視聴者に その話題(言葉)を 提示した後で表示するのが基本です!
以上が、テロップの扱い方の規則と最適とされる考え方でした!
細かい部分まで盛りだくさんでご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか??✨
ここまでこだわって編集できてなかった!!という人は
ぜひ次の編集から一つでも取り入れて見てください!
一緒にワンランク上の編集者になっていきましょう!👊