お客さんの中小企業が廃業になって思ったこと
会社を創業したばかりの、ある夏の日。オフィスでパソコンを叩いていると、電話が鳴り出しました。「はい、ブルーフィンバックのチェンでございます」僕がいつも通り電話に出ると、うちのお客さんでした。地方で鈑金塗装を行なっている小さな整備工場です。前回の回で補助金に申請して、いま採択発表待ちの状態。結果がどうなってのか?を問い合わせてきたと思った僕は、「採択発表までもう少しお待ちください。」とお伝えしました。しかし、僕はお客さんの次の言葉に、声を失いました。「すみません、実は廃業が決定してしまいました。」(もっと早く補助金のことを知っていれば、結果は違ったんじゃないか…)今でも思い出して、少し後悔...